マカオの高校生1377人が特別枠入試で中国本土の大学に合格
- 2026/1/13 20:24
- 香港・大湾区
中国本土の一部の大学にはマカオの高中(日本の高校に相当)から進学を希望する生徒のための「マカオ保送生」と呼ばれる特別枠が存在する。清華大学や復旦大学などの超名門校をはじめ、多くの重点大学、また医学、科学技術、芸術といった専門分野のトップ校も含まれ、受け入れ大学の追加も進んでいることから、近年マカオローカルの受験生の間で人気が上昇しているという。
マカオ保送生入試に出願できるのは有効なマカオ居民身分証(マカオレジデントIDカード)及び中国本土との往来のための回郷証と呼ばれる身分証の両方を持ち、高校3年2学期までの学業成績が優秀かつ素行優良な生徒に限られ(各高校による推薦方式)、マカオで実施される統一試験の結果によって選抜される。願書に記入できる希望進学先は1大学のみで、学部は最大4つまで選択可。第1志望が不合格となった場合(合格発表は試験翌日朝)も合格発表後に空き枠のある大学・学部を対象にした再チャレンジ試験(第1志望の合格発表日の午後実施)が用意されている。
今年度(2026年度)のマカオ保送生の受け入れ大学数は前年から4校増で過去最多となる125大学(華僑向けの暨南大学と華僑大学は含まず)、人数はマカオの高校卒業見込み生徒総数のおよそ4割にあたる1432人で、こちらについても前年から35枠増。
今年新たに加わった受け入れ大学は長春大学、中国薬科大学、浙江理工大学、武漢理工大学、 北師香港浸会大学、成都理工大学の6校。
今年度のマカオ保送生入試は1月10日、結果を受けての再チャレンジ試験が同月11日にそれぞれ実施された。マカオ政府教育・青年発展局(DSEDJ)の発表によれば、1459人がマカオ保送生入試を受験し、再チャレンジ試験を含む合格者数は1377人だったとのこと。参考までに、マカオの人口は約68万人で、うち約7割がマカオローカル。