俺も反省するところがいくつもありましたけど、前話を変えるつもりはありません
見たくなくなってしまった人は見なくて良いと思います
もう見ませんとかのコメントもいらないんで、見たくなくなったらそっとお気に入りとか解除していなくなってください
「大丈夫かい?」
「ええ。ありがとうございます」
風紀委員の先輩が来てくれたおかげで引いてくれたな。
「あの人は誰だい?」
「分かりません。急に襲われたので」
転生者だということは分かったが、それ以外の情報は一切なかった。
ただ、
「声は若かったような気がします」
「学生ということかい?」
「おそらくは」
転生者であるのならば、魔法科高校に通っていても不思議ではないだろう。
問題は、あの身体能力だ。
明らかに何かある。
「とりあえず、負傷しているみたいだし保健室に行こうか」
「ええ」
未だに血の出ている左腕を押さえながら俺は保健室に向かう。
大した傷ではないのだけど、血が出ているものを放置はできないからな。
そして、保健室に行き、止血をして、包帯を巻く。
こういう傷の手当は初めてかもな。
沖縄の時は達也の再生に治してもらったし。
「慎也さん!」
顔を上げると、少し涙目の深雪がいた。
「大丈夫、なんですか…」
「大丈夫だよ。ちょっと斬られただけだ」
すると、深雪は近づいてきて俺の右手を握った。
「よかった。よかった」
涙を流しながら何度も言う。
「慎也さんに何かあったら、わたし…..」
「心配かけてごめんな」
深雪を引き寄せて、抱きしめる。
深雪は俺の身体に腕を回す。
「嫌ですよ。慎也さんがいなくなるのは」
「大丈夫。いなくならないよ」
そうして、数分間にわたって俺は深雪を抱きしめた。
「もう大丈夫か?」
「はい…」
「俺なら大丈夫だ。もしもの時は最強のお義兄様になんとかしてもらうから」
「はい。絶対に私の前からいなくならないでくださいね」
「ああ。約束する」
「大丈夫だったのか?」
さらに数分後に達也がやってきた。
「ああ。少しだけ遅れをとっただけだ」
「それほどの手練れだったのか?」
「手練れと言えるのかは分からない」
速度も力も化け物だったが技術は大したことなかった。
「どういう意味だ?」
「魔法の兆候がなかったのに、自己加速術式と同等クラスの速さで動いてきた」
一体どんな方法を使ったのか。
「まるで慎也だな」
「俺?」
「慎也の魔法は相手からすると、魔法も使っていないのに、とんでもない動きをするように見える」
確かに。
俺の『リミットオペレーション』は相手に感知されずに能力を上げることのできる魔法だ。
この魔法は俺の固有魔法だけど、同じ魔法が同じ転生者に使えない保証はない。
もし、俺と全く同じ魔法が使えるのだとしたら、上限解放を使われた時点で負けていただろう。
あの時は俺を殺したがっているように見えたけど、上限解放をしない理由があるだろうか?
何かしら制限があるか、似たような魔法だけど全く別の魔法の可能性もある。
「何か襲われた心当たりはあるか?」
同じ転生者だから狙われたのだろう。
自分と同じやつが気に食わなかったのかもな。
「可能性は考えられる程度だな」
「深雪に手が伸びる可能性は?」
「ないと確信することはできない。だから、深雪を守ってくれ。頼む」
「言われなくてもそうする」
さて、じゃあどうするかだな。
討論会の後にテロが起きる。
その時にと言われた。
最も確実に勝つ方法は達也を連れていくことだ。
いくら能力が高かろうが、達也に勝つことは不可能だろう。
だが、達也をこっちに連れてくると深雪に何かの被害が出る可能性がある。
もし、何かしらの感知能力を持っていたら、達也を連れて来ていることもバレるだろう。
知覚系の能力を持っている人はあまり多くないが、敵が持っていないとも限らない。
確実な勝利よりも確実に守る方を優先したい。
敵の狙いは俺だ。
達也や深雪を巻き込めばそれだけリスクが増える。
だから、俺だけで解決する。
「達也。任せたぞ」
転生者複数が地雷な人がこんなにいたことに驚いた
俺はそこまで他者の二次創作とか見ないんで知らなかった