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Conversation

少し誤解があるようなので、落ち着いて整理させてください。 わたし自身、やんさんと文化的な立場はそれほど遠くないと思っています。そもそもわたしは表現規制に反対の立場です。最近は池袋に行けていませんが、森薫先生監修のワンダーパーラーカフェも普通に好きで、オタク文化や周辺の創作・場所を大切に思っています。 そのうえで、「五野井郁夫の周辺では倫理とか『汚れた血』といったヘイトスピーチが飛び交っていたと思う」というご指摘については、現時点だと具体性が不足していて、こちらとしては受け止め方が難しいです。 もし本当に問題のある言葉があったのなら、誰が/いつ/どこで/何を言ったのか、可能な範囲で示していただけますか。というのも、「周辺」「界隈」といった括りで語るだけだと、個々の発言者の責任が曖昧になり、関係のない人まで“連座”させる形になりやすいからです。これは当てこすりに見えてしまい、議論の作法としても建設的になりにくいと思います。 念のため言っておくと、わたしの立場は明確です。差別語やスティグマを伴う表現が事実としてあったなら、再発防止のためにもはっきり批判します。 ただ、わたしがフォローしていない方の発言は当然すべて追えていないので、ご指摘の言説にこちらが出会えていません。だからこそ、具体例が必要です。 また、コミケに関連する献血活動について「汚れた血」等の言葉で献血者を貶めるのは、科学的にも誤りで論外ですし、献血という公益行為を差別の文脈に引きずり込む点で有害です。わたしも過去にコミケ参加経験があるので、そう言われたら率直に心外です。もしそうした発言があるなら、言語道断として批判されるべきだと思います。 一方で、「ヤクザの炊き出し」と同列に語る比較については、問題の整理としてやや粗いと感じます。 被災者支援や炊き出し自体は重要で、必要な行為でしょう。しかし反社会的勢力については、公共領域や復旧・復興事業から排除し介入を防ぐという方針が明確にあります。したがって「善行があったか」と「組織の正当化」は切り分けて論じるべきです。 そこにオタク文化を並べてしまうと、議論が乱暴になってしまいます。繰り返しますが、わたしは表現規制に反対で、やんさんが盛り上げようとしている文化全般については基本的に応援する側です。 だからこそ、差別やスティグマを止める手段は、国家や一部与党保守政治家が唱導するような一律禁止ではなく、事実に基づく反論、当事者への配慮、戦後日本特有の文化的背景への理解、そして公共圏での規範形成(批判と学習)だと考えています。薄い“連座”の語り方や、公益行為を差別語で汚す言説には、今後もはっきり「それは違う」と言います。 もし具体例があるなら、ぜひ提示してください。そこからなら、きちんと同じ土俵で議論できます。