ゼロから始める異世界転生で衰弱死(最終回)
昨日アカウントを消した。
正直、自分がおかしくなっていたことに気づいたからだ。気づいたきっかけというか、きっかけは些細なことで、とんち番長の最終回みたいなDMを他人に送っていることに気づいて背筋がザーッとして、一連の行動を振り返ったら完全におかしくなっていたのでそうした。
些細じゃない。
最初は普通にファンタジー書く気でいた。俺は十年くらいファンタジー書きたいなと思ってずっと構想を練っていた(イメージとしては牛に乗って旅する少女。なんだそれ)のだが、いいきっかけなので形にしたかったという感じだった。あとはおまけみたいなもんと思っていたものだ。懐かしい平穏な日々が脳裏を過る。
んでまあPV0とかでゲラゲラ笑ってたんだけど、★一個付いたら1000位ゴボウ抜きにしたことから悲劇が始まっていた。ゲームだ、と実感したことが悔やまれる。お前は小説を書け、ゲームをするな。こうやっておかしくなるから!
ちょっと試すか、などと思ったのが転落のきっかけである。あれ、面白い、などと感じたりして、そういうのをnoteに纏めてたら、同じ悩みを持つ人が多かったのかちょっとバズった。まあそんなこといつも気にしてないのだが(むしろ積極的に無視する)なんか同じ悩みみたいなとこで無駄に共感してしまい、頑張って色んなことを試してみんなに報告しようなどといつものおかしな義務感に駆られたのであった。
別に誰もそんなこと頼んでない。
色々計画を立てた。短編三本、長編の冒頭一本などと言っていたが、要するにファンタジーの続きを書きたかっただけで他は単に絵面だけで言った。書きたかったものはすらすら書けたのだが、まあ、もう一本撃っても仕方ねえし、現状を変えていかないと義務を果たせないなどと意味の分からないことを供述し始めた頃からおかしくなったと今にして思う。
何遍も言うが別に誰も期待していない。
本当に書きたかったものは書き上げているので、あとはカクヨムゲームをするだけだな、などと思い、丸一日ヒマさえあればカクカクヨムヨム、カクカクヨムヨム、まあそれはギリギリ良しとしよう。勉強したり頑張ったりしてんだな、という話で誤魔化せる。
俺、一日中、酒飲んでた。
朝起きる、カクヨム見る、酒飲む、カクカクヨムヨム、酒飲む、気を失う(酒飲んで寝るから二時間くらいで起きる)またカク、またヨム、また酒を飲む。最悪の一日がずっと続いたものだ。
もうそれ創作じゃない。
自傷行為だ。
また「書けない」なら止まった気がするのだが、悪いことに(本当は悪いことではないが)書けちゃうんだ俺。しかも割と自信作。もう悪循環。本来ならベストコンディションで出てくるものを無理矢理絞り出してるようなもので酷い。
しかもそこそこ褒められるものだから悪循環が加速し続ける。長編の方も結構熱いレビューなど付けられて、そっちは本当に書きたかったものだから嬉しかったのだがそれだけに始末が悪い。
あとフォローしている人が誰かに★付けるとピコンピコンピコンピコン通知が来てまた、それをまめに読みに行く。来ないときは自分から探す。そしてずっと酔っている。
頭がおかしくなるに決まっている。
そんな中で書いているものだから、本当に自分の書いたものが面白いかどうか分からなくなり、どうするかというと理屈で補強し始める。一人でやってるエコーチェンバー現象だ。しかも肯定と否定が繰り返しやってくる。
んでちなみに昨日も朝から酒飲んでた。
んで一回カクッと落ちてまた起きて、そしてDMを見て唖然とした次第となる。
狂人の書いた文章だった。
シャイニングかこれ? というような怪文書。
本当に申し訳ない。だがそれで目が覚めた。だが本当に申し訳ない。
我に返った俺はまず状況を冷静に把握することにしたが、言語化すればするほど何なんだお前、みたいになってくる。本当に怖い。カクヨムから撤収、と直感的に思ったが「でも読んでくれてる人とかいるし」というまた無駄な義務感を発生させたが、最終的にアカウントは消した。近況ノートで報告はして、さっきまで待ったので最低限の謝罪はできたと思う。
カクヨム怖い、とかいうが、カクヨムは別に怖くない。怖いのは俺だ、と言いたくなった。しかしカクヨムのせいにしないととりあえず心が落ち着かない。
また俺のnoteが割とちゃんと心境を記録しているものだから、少しずつおかしくなっていくホラー小説みたいになっていた。なろうに行って平和に暮らしますなどというのも精一杯の自衛である。
今はWebに小説載せることすら怖い。
十年くらい暖めていたファンタジー構想が一瞬にして砕け散ってトラウマみたいになっている。最悪だ。
ただ俺のバルバロッサ作戦はそう間違っていないと思う。間違っていないからまた問題なのだが、とにかくゼロベースからならあの作戦はそれなりに効果的かと思う。実際、動いたし。連携もしていた。
とりあえずもう見たくもないが、俺が消したときの最後の記録を記しておこう。もう二度と悲劇は繰り返したくない。
長編完結済み異世界冒険
公開日12/1
徒手空拳でやって改行とかなんとか把握して工夫もしていなかった頃から一ヶ月半なので、そう悪くはないと思う。PV775の割には、という感じだが見て貰えてはいる。気がする。気がする、が一番厄介なのだが。死へのトリガー。
女性主人公ファンタジー(連載中)
公開日1/1
連載中なので心理的に★は付けにくいのを勘案しても、これもまあまあだと思う。来てくれる人も増えている。
この上記二つは「本当に書きたかったもの」なのでこれだけなら精神の異常は発生しなかったと思う。問題はここからである。
短編その一:ミステリ
公開日1/5
PV当たりの星やハートの数ならそこそこだと思う。
これから、みたいなとこある。ちなみに一番ランキングはハネて週間ランキングで25位までいった。そんな迂闊な成功体験するから歯止めが利かなくなる原因とも言える。
だいたい、酒飲んで無理矢理書いている時点で自殺未遂だが、これは結構、死にかけた。またマシな状態でミステリにはチャレンジしたい。
短編その二:歴史/現代/伝奇
公開日1/2
これが一番爆発力があった。
星の数も圧倒的で、期間を考えたら及第点だと思う。
実際、俺も気に入っていた。レビューもたくさんついた。
「これイケんじゃねえか」などと思ったのが悲劇の始まりである。
短編その三:SF
公開日12/25
これは最初に、なんとなく書いた奴。
話にメリハリのない独白なので不利。まあ書きたくて書いた。まだ俺の病状が悪化する前である。
全体の数そのものというより「動かす」という点ではバルバロッサ作戦はそれなりにいいと思う。しかしまあ、カクヨムのUI的に五本ぐらいがいいなと思ったのは俺を救った気がする。
もうちょっと整理整頓できていたらえんえん短編を生成していた可能性が高く目覚めるきっかけがなかったかもしれない。
どんな成果を上げようと結果論であって、前提として「何が何でも上に行きたい」というのでなければ何が何だか分からない。そもそもこれどのくらいの成果なんだ? というのもまた不安になる。だいたい、目指すべきポイントすら分からないまま全力を振り絞り足りないとなれば酒を飲み続けた。
何処に向かってんのか分からない。みんなを面白がらせなきゃ、の一心が駆動力になってるから面白いというなら死んでもいいぐらいになる。
かくして俺は狂人になった訳である。
カクヨムは悪くない。
悪いのは俺である。
もう隠していても仕方ないので言うが「司村啓大」という名前でやっていた。これは北方先生の「傷だらけのマセラッティ」に出てくる大村啓司から取っていた。そのぐらい最初は冗談だった。強引に組み替えたから読み方すら決めてない。司村はともかく啓大はナニコレ? たか……ひろ? とか?
もうどうでもいいが。
原稿はどうするか決めてない。捨ててもいいが、読みかけだった人とかいたら申し訳ないし、俺も続きを書きたいのはやまやまなので落ち着いてから考えようと思う。
まあ、こんなとこである。
カクヨムコンに敗北。歴史は繰り返す。バルバロッサ作戦は失敗する。むしろ失敗して良かったのも歴史と同じであろう。
バズで狂うやつの典型例みたいになってしまった。
あれ自己顕示欲だけじゃなくて強烈な義務感が発生することもあるのね。
ともあれ俺が思ったのは作品に全力を注ぐのはいいが、宣伝は三割ぐらい余白を残せ、ということだ。真面目にやりすぎて宣伝に全振りすると馴れてないことしてるから、こういうことになるのではないか。
よく分からんことになってしまったが、強制的に終わりにして良かったと本当に思っている。あのままだと死んでた。カクヨムじゃなくて自分に殺されていた。カクヨム側もこんな狂人の面倒は見られないというものだ。
司村さんどうしようかな、と思ったけどひとつ思いついた。
∀キタカタ事務所への就職。
https://x.com/RX78_KitKat_a
間が持たなくなってたから丁度いい気がしてきた。
どのみちあそこKADOKAWAに怒られる可能性高いのでお似合いの就職先という気がする。
まあしばらく休む。それから考えるとする。
俺はもう疲れた。休ませてくれ。
ともかく皆様も余りのめり込まぬようお気を付けたし。
俺だけだと思うけど、こんなの。
それでは皆様ありがとうございました。
また異世界でお会いしましょう。
今度はスローライフで!



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