Hiroki Gotoh@静大5年目

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Hiroki Gotoh@静大5年目
@Cyclommatism
北見北斗→北大→WSU→名大→北大→遺伝研→静大。静岡大の理学部生物科学科で、クワガタムシなどの昆虫を対象に、形態形成や進化の研究をしています。大学院生募集中!学振PD申請歓迎です! 夫婦で熱心なベイスターズファン / 右カット主戦型 / 深夜の馬鹿力リスナー / 別居婚13年目 / 聴神経鞘腫 / 発言は個人のもの
富士山も駿河湾も見えるところh-r-goto.wixsite.com/mysitehirokigo…

Hiroki Gotoh@静大5年目’s posts

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【ご支援ありがとうございました!】 年末から挑戦していたクラウドファンディング、本日期日を迎えまして、結果として目標額を100万円以上上回る300万円強のご支援を頂くことが出来ました。皆様からのご支援・ご声援に改めて感謝申し上げます(続)
講義サボって碁会所行ったら、その講義をしてるはずの教授が碁会所にいる 「あれ?先生、線形代数の講義のハズじゃ…」 「『良』でいいか?」 「?」 「『良』でいいか?と聞いてる」 「…!はい!学生番号○○のXXです!」 「わかった。じゃ一局打つぞ」 僕の親世代ではそういうこともあったらしい
「トンボをミキサーにかけたらそれで死ぬだろ!終わりだろ!植物はなぁ!ミキサーにかけて培地に撒いたらそっから生えてくるんだよ!どうだ!すげーだろ!!」って学科の同期が言ってて、確かにそれはすげぇ、って思った。
「図書館に行って『パケ買い』で適当に5冊くらい本を借りてきて、1週間で1冊でも読めれば御の字。翌週に返却しに行く際にまた適当に5冊借りてくる」ってのを習慣にしている学生がいるんだけど、とても素晴らしいよね。見習いたいくらい。隣の建物が図書館、という幸運を存分に生かしている。
アメリカ人、英語しか話さないって話がTLに。それに関連した、昔話をば。 かつてアメリカでポスドクをやっていた時、ボスが受け持っていた学部生のクラスで研究紹介をしたことがあったのよ。 まぁ研究紹介なら英語でやれるとはいえ、それは相手もそれなりに近い分野の研究者だったら、のこと。 (1/4)
そうなのよね。「プロ野球選手になりたいやつしか野球やるな」って社会と「野球したいなら誰でも歓迎するぜ!」って国、どっちの代表が強くなると思う?
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1T🍵T
@1T0T
これは本当にその通りで、日本が諸国より博士進学率が低いのは「研究職に就かないけど博士号を目指す人」が少ないのが大きな一因です。僕は「研究職に就かないけど博士進学する人」を増やすことを人生の目標の一つにしています。まぁ情報科学系は比較的それを目指すのは容易なほうなのですが。 x.com/kagakutetsugak…
数年前、某カブト研究者のフィールド調査に連れていってもらったとき、「あ、向かってきてるわ、オス」とか「お、メス来るわ、向こうから来る」とか言うと、しばらくしてその通りに個体が飛んでくるのを目の当たりにして心底仰天した。恐らく羽音を聞いてるんだろうけど、検出距離と精度がエグかった。
そうそう。最も本質的な批判がこれです。光合成による酸素産生なんて、生命史上でも類を見ないほどの「利己的」な行い。当時の生命にとって有毒ガスである酸素を大気組成が変わるほど出しまくって、多くの生命を滅亡に追いやった光合成を「利他性」の鑑みたいに扱うことに、相当な違和感を覚えます。
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くまがい
@kmoooooog
Replying to @kmoooooog
光合成が利他的というのはちゃんちゃらおかしい。「毒ガスを撒き散らしながら自分たちはガンガン増殖する」というのが当時の酸素発生型光合成であり、そのために地球の大気組成がぶっ壊れて還元型大気から酸化型大気への移行が起きているので生物史上最も利己的な生物機能ではないか
博物館でぶらぶらしてる時に思ってること ・ンー ・休日行楽に博物館選んだ家族に幸あれ ・仲良く展示見てる老夫婦に幸あれ ・デートに博物館選んだカップルに幸あれ ・興奮して恐竜名連呼してる幼児に幸あれ ・標本箱を夢中で見てる小学生に幸あれ
レポート代行業者に関するツイートがTLに流れてたけど、あーゆーの利用するのの何が怖いって、「学びが得られない」とかよりも、その後「大学にバラすぞ」って脅されかねないこと。代行は完璧に不正。その学期の全単位取り消し。卒業間近の2月に脅されて金銭巻き上げられる未来が見えるぞ。
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ボスは、その苦労を非常に良く酌んでくれる人だったし、「非ネイティブにとって易しい英語」がどんなものかも良く知っていて、とても助けられた。彼女を慕う学生もとても多く、僕自身も「まぁこの人のためなら…」と思う事多かったよね。そんな10年前の話(4/4)
なかなか業界の人以外には知られていないことなので解説します。なぜ科学者が「論文を書け」と言うのかというと、科学における実験結果や解析結果、それに基づく主張や仮説は論文として発表された時点で「正式に発表された」ことになるからです(→)
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トックン
@tocchi0322
「論文書け」、「学会発表しろ」って、信者も含めて医学に関わる人特有の恫喝だね。 他の分野ではあまり聞いたことがないね。 何か後ろめたさがあるのですかね。 x.com/hudikaha/statu…
Readers added context
学術論文は、医学領域にかかわらず、あらゆる学問の分野の発展・共有、知識の普遍化に重要なものです。 ecei.tohoku.ac.jp/fujikake/publi…
そろそろ「修論」の足音が迫ってくる季節ですね。何から始めたらいいのかわからない人は、とりあえずWordを立ち上げて「修論原稿_221104」と名前を付けて保存しましょう。これで10%くらいの進捗達成です。「まずファイル作る」というのは出身ラボの貴重な教えです。みんな、まずはファイル作ろ。
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発表開始前にボスが受講生に 「いい?今からトークするHirokiは日本人。英語は彼にとっての第二言語。あなた達の第二言語は何?ドイツ語?フランス語?その言語で何かを発表するのがどんなに難しいか想像つく?今から彼がやるのは、その難しい事なの。そう思って聞きなさい」って言ってさ(2/4)
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これを聞いて、そうか、アメリカ人ってそう説明しないと、第二言語として英語を話す人の苦労や困難を理解できないのか、って思ったのよね(あとから、ボスもそう言ってた)。研究発表で何話したかや、どんな反応があったかはもはや全く覚えていないんだけど、このボスの言葉は良く覚えている(3/4)
Yahooニュースに載ると、ヤフコメの洗礼を受けます。「こんな役に立たない研究に金出す価値などないのでは?」といったコメントは、基礎科学への世の中の評価の1つと言え、基礎科学の重要性を説明する責任は我々自身にもあることを思い出させてくれます(続く news.yahoo.co.jp/articles/bbf20
昆虫の呼吸が気門から直接空気を取り入れて、全身に気管で酸素を送っている、というのは多くの人が知っていると思うんだけど、この呼吸方法が昆虫のサイズの限界を規定していると考えられている。というのも、こういう酸素分子の拡散に頼る受動的な呼吸では、体積が大きくなると間に合わない。
ふとした疑問だけど、なんで精子だけ「体温だと熱すぎる」んだろな。卵子は体内で問題なく作れてるわけだから、減数分裂の問題じゃなさそう。細胞質の量がなんか大事なんかな。
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ととやま_VR
@Ketowatary_VR
金玉(精巣)は熱すぎると正常に精子が作れないため、ほとんどの哺乳類は玉袋(陰囊)で精巣を外気に晒して冷却する空冷システムを、 クジラやイルカは血液を介して冷却させる水冷システムを採用してると言われてる。 さてゾウはどうなのかというと、そういう冷却システムが不明で、 x.com/sn20100709/sta…
生物学的に考えると「性」というのは連続的な形質。哺乳類の場合、「性染色体がXXだとメスでXYだとオス」が基本。だけど、その間には様々な程度と頻度で、中間的な特徴を示す個体が存在する(→)
話し手の問題なのか、書き手の問題なのか分かりませんが、生物学的に誤り、もしくは誤りと考えられる事項を多数含んでいます。誤謬の流布を防ぐためにも指摘していきたいと思います。僕の解説や理解に誤りなどありましたら補足いただけましたら助かります>有識者の方々
ウナギ、もう15年くらい食べていない。理由はシンプルで「絶滅に加担したくない」から。18世紀じゃないんだから、「乱獲して絶滅」なんて恥ずかしいじゃない。完全養殖が確立され、絶滅危機を脱したらまた食べるよ。
実験レポートに追われて夜遅くまで実習室に残っている3年生に「先生も毎日遅いですけど。やっぱ仕事って多いんですか?」って聞かれたんだけど、確かにラボ配属前の学部生にとって、大学の先生の業務量って謎だよね。あくまでも理学部で生物学の教員やってる僕の場合だけど、ちょっと書いてみますね。
「生物学者は2種類いまして、検証したい問いを念頭に適した生物を選ぶスマートなタイプと、材料種が好きで始めてしまって後から一般的な問いを苦労して後付けする不器用なタイプがいます……僕は典型的な後者なんですけどね」と話し始めた方の発表がとても面白くて、その導入が今でも印象に残ってる。
チェコといえばさ、「アフリカでも東南アジアでも、南米でもいい、ジャングルで捕虫網を持ったヤツと出くわすだろ。いいか、もしそいつがアジア人なら日本人だ。もし欧米人だったらチェコ人だ」という昆虫を趣味とする人の多さを喩えた小噺を聞いたことあるんだけど、出典はをご存じの方います?
そろそろ「修論」の足音が迫ってくる季節ですね。何から始めたらいいのかわからない人は、とりあえずWordを立ち上げて「修論原稿_241112」と名前を付けて保存しましょう。これで10%くらいの進捗達成です。「まずファイル作る」というのは出身ラボの貴重な教えです。みんな、まずはファイル作ろ。
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確かに慣れてくると、視認できる距離くらいまで来ると、羽音で雌雄がなんとなくわかる。もっとも、「視認できる」のは、その研究者の方が、「真っ暗闇を飛んでいるカブトムシをピンポイントでライトで照らすことができる」からなんだけど。
ほえー。これはすごい結果。囲碁も将棋もプロのトップ層はほぼ男性なので、そのレベルに達するかどうかには少なからぬ性差があるのかと思っていたけど、幼少期に指導する側の問題で性差が生じてる可能性があるのか。
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毫釐千里⚫️ごうりせんり⚪️
@gorisenri
【人間教師とAI教師】 人が囲碁を教えるグループとAIが囲碁を教えるグループを比較したところ、AIが教えた子たちの方が強くなっただけでなく、それまであった男女の実力差がほぼ解消したそうです。 棋力の男女差は、生物学的な性差によるものではなく、指導する側の問題だったことを示唆する結果です。 x.com/nk_seikatsu/st…
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新2年生の部員に「大学の先生って講義している時間以外は何してるんですか?」って聞かれたんだけど、確かにラボ配属前の学部生にとって、大学の先生との接点って多くないので謎だよね。あくまでも理学部で生物学の教員やってる僕の場合だけど、ちょっと書いてみましょうかね。
deepLを使って論文読むの、(特に博士課程を考えてる人には)あまりおすすめしないです。というのは、まんま本文ぶち込むと訳文には相当な問題があります。その訳の正否を判断できる力が付くまでは、従来通り単語を調べつつ、一文ずつ読んでいく方法で「論文英語の読み方」を学ぶ方が良いと考えます。
多くの日本人には意外と思われるかもしれませんが、「昆虫飼育用品コーナー」がフツーのホームセンターに当たり前にある光景は、世界的に見てかなり珍奇です。「昆虫用ゼリー」とか、実際に実物が売ってる所見せるまでは、みんなジョークだと思ってるからね。
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Hiroki Gotoh@静大5年目
@Cyclommatism
現在挑戦中のクラウドファンディングについて、朝日新聞さんが紹介記事を書いて下さいました!クワガタ研究は、昆虫飼育環境が抜群に優れている日本だからこそ出来る研究でもあります。 クワガタはなぜかっこいい「日本ならでは」の研究に挑むクラファン:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/AST1H
M2が勝手に自分で購入してきて、せっせと増やした種がいてさ。この種を使ってB4が「せっかくたくさんいるんで」と、本筋と関係薄い実験をやりだしたんよ。そしたら全く予想外のすげー面白い結果が出てさ。これは鉱脈を掘り当てた可能性がある。やっぱ「(余白という意味での)遊び」って大事だよな。
この前の高校での職業講話で、「なぜ大学で(みんながみんな研究者になるわけでもないのに)卒業研究/卒業論文あるのか」という文脈で使ったスライド。こういう汎用スキルを身に着けるために「卒業研究をして卒論としてまとめる」というトレーニングがある、と個人的には考えている。
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卒研発表や修論発表の難関の一つが「質疑応答」だと思うのですが、いろんな場面で多くの学生さんを見ているとなんか「質問は『凌ぎ切らないといけないもの』」と思っているきらいがあるように感じます。別に「わかりません」「おっしゃる通りですがやってません」でもいいんやで、と言いたい。
いつだったか、北大のラボメンバー数人で登山したときに細長くてうねうね動く謎の何かを見つけ、「ヒル?」「ミミズ?」「コウガイビル?」「ナメクジ?」と「やべー、Phylum(門)すらわからん」となったんですが、最終的に「トカゲの尻尾」であることが分かったこととかありましたね。懐かしい。
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以上のように、「論文を書け」というのは、「内容の妥当性を専門家に判断してもらえ」「そして発表した内容に対して責任を持て」という2つのメッセージを含んでいます。だからこそ科学において何かを主張するなら論文を書かなければならないのです(終)
この基礎科学のポストの引リツで、とても良いなって思ったやつ。今度どこかで話すときに使わせていただきたいフレーズたち。
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Hiroki Gotoh@静大5年目
@Cyclommatism
Yahooニュースに載ると、ヤフコメの洗礼を受けます。「こんな役に立たない研究に金出す価値などないのでは?」といったコメントは、基礎科学への世の中の評価の1つと言え、基礎科学の重要性を説明する責任は我々自身にもあることを思い出させてくれます(続く news.yahoo.co.jp/articles/bbf20
買った。大学院生活のエピソードがとてもリアルで、明らかに理系大学院経験者の手が入っている。そして、主人公の研究テーマが「シロアリの分業行動」だし、シロアリ学の解像度が異常に高い。どう考えてもシロアリの研究を高いレベルでやった経験を持つ人が監修してる。
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卒論執筆シーズンに入ってきました。初めて「論文」を書く人間の前に立ちはだかるのは「そもそもどうやって書き始めればええんや」という壁です。まずは「なぜ卒論を書くのか」という説明と、書き始める前に知っておきたい「形式」について。
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このツイートがバズったのを記念して、地学研究会がクリアファイルを作ったようで、わざわざプレゼントしに来てくれました!裏面はこのために新規デザインした、別デザインとのこと!すげぇ!
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Hiroki Gotoh@静大5年目
@Cyclommatism
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すげぇ良いセンス!!