2026年1月9日

 群馬県は保守王国とか、自民党王国とか呼ばれる。確かに自民党が圧倒的に強い時期もあった。が、前回の参院選での大苦戦が物語るように、群馬県内の「自民一強」の状況は、明らかに変わりつつあるように見える。

 今日、あるひとから指摘されて、ハッと気づいた。群馬県の過去の選挙を振り返ってみると、「ある事実」が浮かび上がって来る。それは、「群馬県の有権者は、義理人情で動く」ということだ。

 この「義理人情」という触媒は、時として、政党の枠を超えて働く。今回の前橋市長選でも、群馬県の特徴とも言うべきこの行動原理が、如実に表れている気がする。

 そうした県民性を考えると、世の中から厳しい批判を浴び続けている小川前市長への同情論が県民、特に前橋市民の間に沸き起こるのは、ある意味、自然の流れなのかもしれない。

 知事である自分が、小川前市長の問題に(個人的な恨みなどないが)「一貫して厳しい態度を取り続けている」構図を見て、「権力者の知事が、女性市長をイジメている!」「メディアから攻撃されて可哀想じゃないか!」みたいな感じるひともいるだろう。

 何しろ、上州人は優しくて、情に厚い人たちなのだ。

 が、もう少しよく物事を本質を見てみると、実は、圧倒的な知名度を誇る小川前市長が「強者」であり、それに挑む無名の丸山あきら候補こそがチャレンジャーであることが分かる。

 残念ながら、今、判官贔屓という現象は、小川前市長のほうに働いている気がする。でも、「それはちょっと違うんじゃないか?」と思ったりする。

 だって、そうでしょう?本来なら、「前橋をちゃんとしたい!」という使命感に燃え、勇気を振り絞って市長選に名乗りを上げた無名の新人候補にこそ、シンパが集まってしかるべきだ!

 毎日、ボロボロになりながら、必死に広い前橋市を駆け回っている丸山あきら候補の側にこそ、「強者に立ち向かう挑戦者」として「判官贔屓」を働かせてもらいたい!そう思わずにはいられない!(ため息)

 いろいろな意味で、小川陣営の戦略は老獪だ!

 過去のブログにも書いたが、選挙には「魔物」が潜んでいる。最後まで何が起こるか分からない。「まるやま・あきら」候補が逆転で選挙を勝ち抜き、40歳の新市長が誕生するかもしれないし、小川前市長が逆に差を広げて、再選されるかもしれない!

 前橋市のリーダーは、前橋市民の民意で選ばれる。次の前橋市長が誰になろうと、それは市民の皆さんが決めたことだ。

 ただし、小川前市長が再選された場合、群馬県の政治は「大切なもの」を、永遠に(?)失うことになる。それだけは、このブログに書き残しておきたい。

 その大切なものとは、一体、何だろうか?ひとことで言うと、「政治家は自分を選んでくれた有権者に対して、正直かつ誠実でなければならない!」という「政治家として当然の矜持」だ。

 人間は誰だって不完全だ。「政治家は真実を語らねばならない!」(=国民にウソをついてはならない)というのがある種の立前だったとしても、実はそれが難しいことだったとしても、この観念をスルーして「ウソがまかり通る」状況を作ってしまったら、社会の良識や倫理観などというものは、根底から崩壊してしまう!

 大袈裟だと思われるかもしれないが、(そのことを契機に)群馬県の歴史や県民の考え方や文化までが変質してしまう気がしてならない!(ため息)

 県民の皆さん、市民の皆さん、そうは思いませんか?

 そんな現象を目撃した子どもたちは、「真面目にやるのはバカバカしい!ウソをついたほうが得をする!」と感じるだろう。

 「公な立場にいるひと」がどんなカッコいいことを説いても、「金輪際、大人の言うことは信用出来ない!」と思うに違いない!

 群馬県の多くの「政治家」は、この問題に無関心だ。他の地域の他人事だと捉えている。事実、ある首長が、「知事はなぜ、こんなことで、あんなに感情的になっているんだ。何の得にもならないじゃないか!」と囁いていると聞いた。

 そう。おっしゃるとおり、何の利権もなければ、政治的に得することもない!(苦笑)が、心の中で、「けっして見過ごしてはならない!」と叫ぶ声(良心のカケラ?)があるのだ。

 実は「ひとごとだと笑っている人々」は、気がついていない。前橋市長選挙の結果によっては、群馬県内で政治や行政に関わる全ての人々のイメージ悪化や信頼の低下に繋がることを!

 「群馬の政治家」に対する世の中の認識や、政治家という存在そのものの価値を、大きく貶めてしまう危険性を!

 だからこそ、今回の出直し市長選では、「まるやま・あきら」候補に「たとえ一票差でも勝ち抜いて欲しい!」と願わずにはいられない!!

 まだ「誰に投票するか?」を決めていないひとが、3割もいる。前橋市民の皆さん、ここはぜひ、群馬県の良識や正義感、倫理観を守り抜いてください!「まるやま・あきら」へのご支援を、重ねてお願い申し上げます!