日本人留学生の米入国3千人減 トランプ政権のビザ発給制限が影響か
学生ビザを持つ日本人の米国入国が2025年、前年に比べて約3千人減ったことが、米商務省国際貿易局の入国者データからわかった。トランプ政権が留学生への締め付けを強めたり、ビザの発給を制限する姿勢を見せたりしたことが影響した可能性がある。
国際貿易局は、外国人の出入国数をビザの種類ごとにまとめている。25年は、学生ビザを持つ日本人の入国数が5月以降、目に見えて減少。11月までの入国数は計2万6635人で、前年より2945人少なかった。
トランプ政権は今春以降、ハーバード大学などへの圧力を強め、学生ビザの審査を厳格化してきた。
米国務省が公表しているデータでは、学生ビザの発給数は今年5月、例年より4割減った。しかも、国務省は6月以降、発給数を公表していない。
今年の留学予定者は
米東部の名門大に進学予定だった女性(19)は、奨学金も得られることになっていたが、学生ビザが発給されず、進学を1年間延期するはめになった。
トランプ政権が、各国の大使館や領事館にビザの面接予約を一時停止するよう命じたというニュースを目にしたのは5月末。女性も発給に必要な面接の予約が、渡米予定だった8月下旬までに入れられなかった。
女性は結局、大学に連絡して入学延期の手続きをとった。「かなりショックで、どう受け止めていいのか分からなかった」と振り返る。
トランプ政権は、学生ビザ申…