独財務相「中銀独立性は明確な一線」、米FRB議長訴追問題巡り

独財務相「中銀独立性は明確な一線」、米FRB議長訴追問題巡り
ドイツのクリングバイル財務相(写真右)。ベルリンで9日撮影。REUTERS/Nadja Wohlleben
[ワシントン 12日 ロイター] - ドイツのクリングバイル財務相は12日、中央銀行の独立性は自身にとって「明確な一線」であるとの認識を示した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が司法当局の捜査対象になっている問題について問われた際に答えた。
クリングバイル氏は主要7カ国(G7)財務相会合のために訪れたワシントンで、「ドイツは中銀の独立性を非常に重視している」とし、「財務相である私にとって、これは明確な一線だ」と述べた。
また、ドイツは米政府関係者らとの対話維持に向けてあらゆる可能性を活用しているものの、協議はより困難になっており、相違も拡大していると指摘。「欧州と米国の分裂は世界にとって良くないことだと信じている」とした上で、ワシントン訪問の目的は「協力と連携を望んでいるという明確なメッセージを送るためだ」との考えを示した.
パウエル氏は11日、FRB本部改修について昨年夏に行った議会証言を巡り、司法省から刑事訴追の可能性を示す大陪審への召喚状が届いたと明らかにした。召喚状の根拠としている建物改修や議会証言というのは「口実」 だと指摘した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Maria Martinez

トムソン・ロイター

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.