2015年に発生したISISによるシリア兵の一斉処刑動画が海外ショッキングサイトで再び話題になっていたので紹介。2015年シリアにて、ISISとシリア軍によるパルミラ市攻防戦が勃発し25名のシリア兵士が捕虜となった。捕虜たちはパルミラの古代円形劇場遺跡に整列させられ、集団処刑された。
処刑はISISが「カリフ制のカラス」と呼ぶ十代の少年や子供たちによって執行され、数百人の観衆が円形劇場の観客席から処刑を見物した。
動画
現場となったパルミラ古代都市とその円形劇場は紀元前2千年紀に創設され、ユネスコ世界遺産に登録されている。円形劇場自体はギリシャ・ローマ様式の建築様式を融合し、ローマ帝国時代に建造された。数千年の時を耐え抜いたが、ISISの支配下で円形劇場やパルミラの一部は破壊された。
ISISが古代遺跡を破壊した一因は、スンニ派イスラム教の極端な解釈にあるとされている。同教義は彫像や古代寺院、異教の象徴への崇拝を禁じている。パルミラには異教の寺院や彫像、歴史的建造物が存在したが、彼らのイデオロギーによればこれらは「偶像崇拝」であり、罪深いものとされた。一方で、主たる目的はプロパガンダと権力誇示にあったという解釈も存在する。著名なランドマークの破壊は広く報道され、ISISに国際的な注目を集めた。同様の理由で、処刑の映像には子供たちが頻繁に登場し、高解像度で記録されていた。
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