【全文】無抵抗生徒を蹴りまくり「暴行動画」拡散の当事者高校が「お詫び文書」を発表
各地の中高生による生徒間の「暴行動画」が複数SNS上で拡散されている中、福井県立坂井高校が11日に公式サイトを更新。「本校における暴力行為動画の拡散について(お詫び)」と題した文書を掲載した。 【画像】福井県立坂井高校の公式サイトから この動画は、教室内で1人の生徒が、もう1人の生徒を殴り続け、顔をうつむけ無抵抗の相手に対し、膝蹴りを執拗に連発し、蹴りを見舞うなどの残酷な暴力が続いている様子が映っている。10日ごろ、一部告発系SNSアカウントなどに同高校名とともに投稿され、拡散されていた。 同文書は坂井高校長名で出され「1月10日(土)の夜にネットで動画が拡散された件につきまして、生徒、保護者の皆様をはじめ、関係者の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません」と書き出されている。 そして「学校としては、この事案について拡散直後に把握をし、直ちに県教育委員会および警察に情報を共有して対応して参りました。動画については、2023年に撮影されたもので、映っている行為者、および被行為者、撮影者については、いずれもその当時の本校生徒です。なお、行為者および被行為者については、現在は在籍しておりません」とした。 さらに「行為者と被行為者は動画拡散を認識した昨夜、それぞれが警察に相談し、動画の拡散については不本意であり、最初の動画配信者に対しては、被行為者本人が削除を依頼したことを、本人から直接確認しております。また、行為者、被行為者をはじめ、関係者一同、今回の件できわめて深い心痛を感じており、速やかな動画の削除を望んでいます」と説明した。 また「今後は、ショックを受けている生徒については、スクールカウンセラーとの面談等を含め心のケアに努めて参ります。また、今回の件にかかわらず、学校生活で心配なことがありましたら、毎月のいじめアンケートや保護者アンケートを待たず、いつでも身近な先生に相談してください。学校としては、暴力は絶対に許されない行為であり、同様のことが再発しないよう、引き続き県教育委員会、警察と連携して適切に対応して参ります」と締めくくっている。 この種の「暴行動画」は今月初めごろ、栃木県内の高校トイレ内で、1人の生徒が、無抵抗の生徒に対し、便所の前で顔面にパンチを入れたり、右ハイキックをしたりするなどの映像が、栃木県内の高校名とともに一部告発系Xアカウントなどに投稿され、一気に拡散。怒りの声などが沸き起こる事態になった。 その後も大分県や熊本県の中学生が、被害者生徒に凄惨で残酷な暴行を加えているとみられる動画が告発系アカウントなどに投稿されて拡散し、「いじめではなく犯罪だ」「殺人未遂ではないか」などの声が相次ぐなど問題化。各地の教育委員会や警察が捜査に乗り出す事態になっている。