ただのウォーキングよりも効果的…医師「上手くなるほど長生きできる」ヨボヨボ化を防ぐスポーツの正体【2025年12月BEST】
■ゴルフはスコアが良い人ほど長生きする 平均寿命を割り込んでいるのは格闘技系が目立っていて、プロレスラーが56.3歳、そして大相撲の力士が65.2歳です。力士の寿命は一般人よりも9.8歳も短いという研究もあります(同前)。 コペンハーゲンでの一般人調査は面白くて、ジムでの運動は、寿命をわずか1.5年しか延ばしていませんでした。筋トレの限界のせいかもしれません。ともあれ、やはり長時間にわたってハアハアいうくらいの有酸素運動がよいようですね。 短時間で一気に強度の高い運動をするスポーツは、寿命に関してはあまりよくない結果が出ています。ゴルフをする人はしない人に比べて平均寿命が長く、まことに遺憾ですが、スコアがいい人ほどさらに長生きというデータがあります。 スウェーデンの30万人を対象にした研究では、ゴルファーの平均寿命は非ゴルファーより5年長く、死亡率は40%低下することが分かりました。ハンディキャップが低い人はさらに47%まで低下します。ゴルフはたくさん歩きます。それがいいのは間違いありません。 ゴルフの健康効果を詳しく見ると、18ホールで8〜10km、1万〜1万5000歩も歩き、消費カロリーは1500〜2000キロカロリー、運動強度は中強度(心拍数110〜130)。これはNOを産出するのに好都合の4〜5時間の持続的運動で、緑の中でのストレス軽減効果もあり、仲間との交流で認知症予防にもなります。 ショットごとの集中で脳トレ効果もあるというのですから、これはすごいスポーツです。 ■階段を使うだけで健康効果が期待できる ハンディの少ない人はカートに乗らずに歩くことが多いように思いますし、定期的にプレーするから、より効果的なんでしょう。私も週2回は回るようにしています。 東京はフラットなコースが多いので、あまりハアハアしないかもしれませんが、大阪は山がちなので、けっこうハアハアしてよい運動になります。お国自慢ですが。しかし、ゴルフをしない人もいますから、日常のさまざまなシーンで使える血管によい運動を紹介します。 ・階段利用の勧め 階段を上り下りするだけでも、けっこうハアハアしますから、いい運動になります。階段昇降の効果は素晴らしく、10分で80〜100キロカロリー(ジョギングと同等)消費し、大腿四頭筋、大殿筋、下腿三頭筋を使い、心肺機能が向上し、骨密度も増加します(重力負荷による)。