【悪用急増】「紛失防止タグ」法改正で規制対象に 洗濯機から身に覚えのないタグを発見「子どもを狙った不審者とか…」見つけ方と対処法
万が一、財布や鍵などをなくした際に、その在りかがわかるように付けておく「紛失防止タグ」。 【画像】身に覚えのない紛失防止タグがつけられていないか調べる二つの方法 スマートフォンのアプリなどから、簡単に位置が確認できるので、最近では貴重品だけでなく、子どもや高齢の親に持たせるケースも増えているといいます。 しかしその便利さの一方で、「簡単に位置が分かる」という性質上、悪用を心配する声も挙がっていました。 実際に、警察庁によると、紛失防止タグを用いたストーカー事案の相談件数は2021年で3件だったのに対し、2024年には370件に急増したといいます。 こうした状況を受け、政府は2025年11月にストーカー規制法の改正案を閣議決定し、12月30日に施行。これまで取り締まりの対象外だった「紛失防止タグ」を、無断で他人の持ち物などに取りつける行為などを規制。 違反した場合は警告や禁止命令などの対象となり、繰り返し行った場合、少なくとも1年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金が課される刑事罰に問われる可能性もあります。
洗濯機から“異音” 見覚えのない紛失防止タグ
『サン!シャイン』は、実際に身に覚えのない「紛失防止タグ」を見つけたという人に話を聞きました。 都内で妻と3人の子どもと暮らしている小野里さん。 2025年5月、洗濯機の中から「カタカタ」と音がしたため、開けて中を見ると、プラスチック製の黒くて丸い“電子機器のような物”が見つかったといいます。 不審な紛失防止タグを見つけた 小野里さん: パッと見て分からなかったので、スマホで調べて。そしたらたまたま、ネット通販で同じものが見つかったので、「紛失防止タグだ」と気づいたんです。(洗濯していたのは)私のも含め家族の衣服だったので、おそらく混入したとしたら子どもたちかなと。 普段、紛失防止タグを利用していなかったため、不審に思った小野里さんは、発見後すぐに電池を抜いてタグを処分しました。 不審な紛失防止タグを見つけた 小野里さん: 子どもたちには、公園とかで服を脱いだりしたか、誰かに話しかけられたりしたか聞いたんですけど、全然心当たりないと。妻とも話して、もしかしたら子どもを狙った不審者とか、家の位置を探ったりするのにつけたんじゃないかという話も出てきて、そこ考えると怖いですね…。 子どもを狙った犯罪に巻き込まれる可能性もあったと考えると、不安を隠せません。 他にも、2023年には900万円で購入した愛車のベンツのバンパー下に、透明なテープで紛失防止タグが付けられていたというケースもありました。