【密着】“視力失った”人気漫画家は今 年収3000万円から年金頼りのギリギリ節約生活へ…支え続けるギャル漫画家との穏やかな日々
病で視力を失い漫画を描けなくなった、ホラー漫画界の売れっ子・御茶漬海苔さん。そんな彼を支え続けるのは、御茶漬海苔さんを師と仰ぐギャル漫画家・浜田ブリトニーさんです。今回で3回目となった密着取材。どんな境遇でも笑顔で前を向く二人の日々を追いました。
■ホラー漫画界の売れっ子・御茶漬海苔さんも今は年金が頼り
御茶漬海苔さん(65)はホラー漫画界では有名な存在で、全盛期の年収は約3000万円という売れっ子漫画家でした。しかし2022年、糖尿病により右目を失明。その後、左目の視力も徐々に低下し漫画が描けなくなり、今は少ない年金が頼りです。
番組が御茶漬海苔さんを最初に取材したのは、2023年12月でした。
(御茶漬海苔さん/当時63歳)
「貯金で何とかなると思いたいけど、きついですね。工夫は、食べ物を減らすだけです。1食を100円か200円にすれば。パンとかそんなもんです」
ギリギリの節約生活。それに加え、両目がほとんど見えず、浜田ブリトニーさんの介助がなければ何もできませんでした。
それでも、2024年にお邪魔したときは手探りで室内を移動できるようになっていて、できる限りのことはしようと前を向いていました。
(御茶漬海苔さん/当時64歳)
「本当は怖いですよ。だけど、ここまではできるようになった」
■生活費の足しに“直筆サイン”付き原画を販売
ブリトニーさんは現在も、食事の世話や掃除などのため、時間の許すかぎり御茶漬海苔さんの自宅を訪れています。食事が終わると、ブリトニーさんは大きな白い箱を持ってきました。
(ブリトニーさん)
「先生、ボックスにサインしてほしいの。結構大きいんだけど、ここに『御茶漬海苔』ってデカく書いちゃって。ファンの人にプレゼントするから」
実は御茶漬海苔さんは、喜んでくれるファンのため、そして少しでも生活費の足しになればと、かつて描いた漫画の原画を販売しています。その発送用の箱に、自身のサインを添えているのです。