新入社員に「動作確認って具体的に何をするんですか?」と聞かれて、即答できますか。
「とりあえず一通り動かせばOK」という認識は、現場で一番危ない。
そのまま量産に入れば、不良流出か人身事故で現場が詰みます。
20年で30億円超の設備を立ち上げてきた私が、現場で死守している「確認の型」です。
1.画面の状態表示:モードや異常名が現場で迷わないか
2.入力設定:単位ミスや範囲外の数値を弾けるか
3.判定ロジック:完了条件が仕様通りか
4.現物確認:センサーや出力が画面表示と一致するか
5.手動操作:全モードで停止・復帰が安全か
6.いたずらチェック:最高速での非常停止で壊れないか
「どうやったら壊れるか?」を先にこちらで試す。
動作確認の精度は、項目の量ではなく視点の質で決まります。
技術は、人を守るためにある。
さらに細分化した10項目は以下に記すので参考にしてみてください。
設備立ち上げ・動作確認の「型」10ヶ条
【表示】
モード・工程・異常名・解除条件が迷わず判別できるか
【入力】
単位ミス・範囲外入力を防ぎ、運転中の権限を分けたか
【計算】
完了判定や条件分岐が、意図した数値通りに噛み合うか
【権限】
壊れる系の重要値ほど、触れる人を管理者に絞ったか
【入力表示】
センサーを実動作させ、正常・異常の両面で見る
【出力表示】
画面操作で電磁弁やモータが物理的に正しく動くか叩く
【手動】
全方向・全速度で試す。
途中で止めても安全に復帰できるか?
【誤作】
自動中に手動操作介入可能など、危険な挙動をしないか
【自動】
ワーク有無で運転し、停止後の順序で現場で迷わないか
【意地悪】
最高速での非停や限界値入力。
どうやったら壊せるかの観点で試して先手を打つ
動作確認の精度は、項目の量ではなく視点の質で決まります。
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