https://anond.hatelabo.jp/20260111115301
兄が入ったネオナチ系テロ組織は、小規模の弱小と書いたが具体的にはこんな感じだったという。
今でもwebArchiveでURLを打ち込めば兄の作ったサイトが見えるので、アメリカでの司法裁判の資料などと見比べながら修正を加えて書きたいと思う。
人数はHP上では公称では300人となっていた、が、実際の人数は兄も含めて5人程だったという。(なんとX垢のフォロワー数をそのまま構成員として数えていたらしい、何とも情けない話である…)
元はアメリカ陸軍の伍長で退役、その後イラクでPMCとして勤務
当時、イラク戦争終結後は一種の「民間軍事会社バブル」で、それこそ「1人会社」レベルの怪しい業者が大量に乱立していた、この男もそういう有象無象の一人だったらしい。
バブルなだけに、大した軍歴や技術がなくとも山ほど国防省の予算で外注業者として食い込むことができた。その「公金チューチュー」の味が忘れられなかったようで、今度はネオナチ系組織を設立して「アクティビスト」になったという経緯だという。資料にはそう書かれている。
要は「金になる」シノギが、PMCからこの種の右翼/左翼活動ビジネスに変わっただけであった、ただそれだけだった。
どうもアメリカでは、この手のネオナチ系組織や、左派系政治団体にカネをばらまいている金持ちたちがいるらしい、大半は、ネットで喚かれる様な世界征服の野望のための陰謀論だとかでなく、節税や資金洗浄の為だという。そこに思想は全くない。
さらに、「どこぞの外国たちが工作活動目的で資金提供」をしているのも、この種の政治団体のシノギだという。なんと、別に右翼であろうが左翼であろうがそこはどうでもいいし、右翼系も左翼系も気にしていない。頭の中にあるのは、どうやってそれの市場にドカンとしてくる「公金」を吸えるか、それだけである。
結局、右翼を煽ろうが左翼を煽ろうが、面倒に喚いていてくれればそれでいいので、その「資金チューチュー」の取り合いで、この種の市場が形成されているらしい。
これが職業テロリストの正体ともいうべきだろうか。結局凡庸な、日本の街宣右翼だのヤクザのシノギだの、怪しい反社の補助金シノギと変わらない構造だ。
兄は、そんなあまりにもグダグダでつまらない世界で「人生を逆転しようと」飛び込んで、良い様に使われて捕まった、何とも情けない話である。
だが兄は未だにその思想を捨てられない。というより、始めて「青春」を生きた体験をしたのが強烈な思い出として残ってしまっているのだろう。兄は思えば学生生活も斜に構えて冷笑していた皮肉屋だった、
そこに「選ばれし仲間と何か世界を動かせる気になる活動」という、アニメの様な体験をしたとあれば、熱心になる気持ちも、家族としてわからなくもない。ただ、それが外国でテロリストをするという活動だっただけ、「だけ」で済まない話だからこうなっているのだが。
どこぞのアフリカの崩壊国家や中東の様な国のテロ組織ならいざ知らず、先進国で活動するテロ組織なんてものは、俺もずっとアニメやゲームの様な高度技能を持った一種のエリート集団や凄い技能や技術体系を持つものと思っていた。
が、話を聞いて調べ、そして裁判資料を見る限り全くそうではなかったことが意外だった。というか、「こんなんでもテロリストってできんの?」という程のレベルだった。
アメリカには、特殊部隊も習いに来て、というか軍に請われて講師として呼ばれるほどの民間の名門準軍事学校などがある、有名なところでは「ガンサイト・アカデミー」などがそうだ。
「こんなシノギ」してるような彼らは、当然そんな民間のエリートスクールなどには身分を証明して入ることができない。賄賂やらで篭絡しようとしたって、NRAに正式に登録されて法務執行機関の訓練も委託しているところも多い、そんな怪しいことをすれば秒速で治安当局に察知されて即日家にSWATが飛び込んできて逮捕である。これは、日本でも同じようなものだな、とふと思った。(だって猟銃取った、取ろうとしてる反社なんかXの迷惑系youtuberだのyoutuber系政治活動してるチンピラなどを見ても、言ってるところ見たこともなければ聞いたことがないし)
銃規制がアメリカの中でも緩いアメリカ南部であれば、リーダーがたんまり銃器を所持してそれを貸与する形で、訓練だの武装化だのもできるのであろうが、兄はITエンジニアだった通り、「レッ〇ネックの住まう地」なぞに行く用事もないし縁故もない。
なので、ほとんどのネオナチテロ組織は、自前の訓練施設やノウハウなど含めて全くない。せいぜい元軍人だったとかそういうので取り扱いはしたことがある、といった程度だ。
そんなわけで、この手のテロ組織には「テロ組織や反社に訓練する専門のテロ組織」というのがあるらしい、それが「The base」だ。
設立者は今はロシアに亡命しているが、インターネット経由で講師ができる様な人材をリクルートして、準軍事訓練を行いたいネオナチテロ組織やバイカーギャング団(公的な銃の取り扱いを習うことなどどうあがいてもできないアメリカの反社の人たち)などに割安で準軍事訓練を行い、それで名を挙げて補助金や支援を取り付けて生計を立てている、という。
このThe bese、2020年代に入って当局に睨まれて逮捕者が続出して活動が縮小しているのであるが、兄はこのThe baseに派遣された講師から、銃の取り扱いを習ったのは、前述書いたとおりだ。
テロリストの銃器訓練は、軍事的用語でいえば「武器訓練」という、基本的な射撃や銃の取り扱い等に比重を多く割いている、という、カッコイイCQBの様な動きで戦闘射撃を行っている動画をよくyoutubeやXで目にするが、あれは「そもそも50mも射撃距離が確保できる訓練場所が用意できない」ので、あんなことしかできない、というのが実際だという。(あとCQBは映画やゲーム的動きでカッコイイから見栄えがよくてアピールや宣伝になるからという理由もあるそうだ)
オスプレイ出版の特殊部隊に関してのパンフ本の中で、元デルタフォースのライターがこんなことを書いていた。「幻想を砕く様な事を言うと前置きするが、特殊部隊というのは通常の歩兵よりも多くの訓練弾薬が割り当てられ、普通の歩兵なら安全に戦闘ができないのでやらないような近距離でも射撃をする想定で追加の訓練を受けただけの存在だ」と…
また、警察の捜査を出し抜いて法も超越して好き勝手ふるまえる様なスパイ技術などもあると兄は思っていた。(というか俺も話聞くまでは思っていた)しかし、そんな魔法の様な「チート」など存在しないという。
テロ組織の情報・保安技術は、大企業のコンプラ研修の劣化版だ、その程度でしかないという。そもそも、そういうものは技術でなく個人の才能に左右される「芸術」なので、ああ教えればこうできるというものでもない、できればこんな人手不足になっていないと、NHKが取材したフランスの諜報機関の現役インタビューの特集で、プロの諜報員が言っていたのを思い出した。
兄のいたテロ組織は全くマークもされていなかった。なぜ捕まったかといえば、上記の「テロ組織や反社組織専門で訓練を請け負うテロ組織」であるThe baseが、オーストラリアやアメリカ含む先進国でテロ組織として監視対象になったからだ。
日本で言えば、どこぞの怪しい反社系youtuberや情報商材詐欺師たち、迷惑系youtuberやらを専門に、「警察から絶対に猟銃所持許可などでないであろう貴方達に、鉄砲の入手の仕方と打ち方と人の効率的な〇し方と、国家権力にケンカ売る方法、教えます」と金取って専門で教えてる団体がある様なものだ。
目を付けられないはずがない。実際、それで重点監視対象となった結果、どこのネオナチ系組織やバイカーギャング等も頼まなくなった、頼んだ瞬間訓練してる場に踏み込まれて捕まるからだ。
が、兄の組織のメンバーたちも、兄はそんなこと露も知らなかった。ITリテラシーがあまりなく、そういう政府の動きをニュースやネットで調べるという発想すらない人たちなのだ、そして兄は見事連座で捕まった。
が、こんなものをシノギにしようなんて組織までいるのだから、アメリカというか令和の世は恐ろしい。そう思っている。
兄はSNS禁止令もあってか、ずっと大好きななろう小説を読み、なろうアニメを見て、ソシャゲをし、Vtuberを見ている。来年のプリキュアの一人のデザインが気に入ったようで、盛んに検索をしている様だ。
正直な事を言えば、兄のあまりにも幼稚なアメリカの司法裁判での陳述や、あまりにもお粗末な「テロリストになってキラキラ人生への逆転計画」を聞いていれば、ぶん殴りたくなるほど腹が立つのだが、それを感情的にぶちまけたところで、「そういう属性の人たち」を逆上発狂させるだけなので、
相当抑えてこれを書いている。
AIだ嘘松だというが、40も過ぎた身内が他所の国でテロリストになって捕まりましたなんて、思想も将来願望も2000年代の秋葉原や2ちゃんねるから飛び出てきたようなイタい幼稚な奴です、なんてのが、一生アメリカの司法のデータベースに残るなんて、AIや嘘松であってほしかったよ、というのが本音だよ。
つーかぶっちゃけ、家族としてはテロリストなんかになって世間様と人様に迷惑をかけるより、実家で飯食って引きこもっていてくれた方がよほど気が楽だわ。当人は何を望んでいたのであれ、世の中はそうやって回っているからな。
あえて時期は令和とぼかすが、ITエンジニアとして渡米して働いていた兄(43才、当時は30代後半)がFBIに逮捕拘束された、という連絡が兄が雇ったという弁護士経由で俺や家族に入った。 ...
逮捕歴あったら不起訴でも入国できないんだ
アメリカは内容による この記事の増田の兄貴みたいにテロ組織に関わって連座で捕まりましたみたいなのは1発アウト 交通違反だとか街頭で酒飲んでおまわりさんに怒られたとか程度な...
窃盗とか暴行傷害とかも昔はダメだった 当然組織犯罪に関与なんてアカン というか、元増田の兄が仮にもう一回海外でエンジニアで働きたいと言ってもアメリカ国内のIT企業がどこも雇...
トランプ政権が続くならいつか恩赦で極右容疑の逮捕歴なら帳消しになりそうな
弁護士って現地法人が直接越境して仕事してこないんだ
良いね AIみがある
嘘くさ
閃光のハサウェイが話に出てるからあえて言うなら 「暇なんだね、増田の兄って」でしかないな
2026-01-04投稿の『1980年代でアメリカ傭兵スクールに行った話』(anond:20260104155857)と同じ雰囲気を感じる
ネオナチって正義の味方じゃないの?
これは松
ガチっぽいけど、海外で働いてるitエンジニアの実態がこんなもんってのは笑えるな
日本でも自治体が自警団にお金を払って結成を促していたり、外国人差別を商売のネタにしているいる人がいて、社会の一定規模で外国人差別を許してしまっている土壌があるから、こ...
くんだらねー嘘増と決めつけたが、ネオナチか… ネオナチ組織となれば話は別だ イギリスとかはネオナチキッズの対処に困り果ててるらしい インセルコミュニティとかでよく勧誘され...
ネオナチに黄色いアジア人?
アメリカのネオナチって人種差別はあっても排他主義ではなくなった 「現実的なレイシスト」を自称する彼らは、自らは文明人であるので例え差別対象でもガス室に送り込んではいけな...
趣味だったら、やってて楽しいとか達成感があるからやるもんじゃない?
掃除とかやるの辛い趣味もあるでよ 書棚用ルンバが欲しい
日本司法精神医学会にゴマすって 山上にしてもらうとかどうなの
べつに「そういう人たち」をブチギレさせても何もなくない? お前の兄はさておき、その他の「そういう人たち」がキレたところでお前に危害が加えられたりするわけでもないのに
作り話だからわざわざ質問とかすんなよ 元増ウレションしながら脳内設定披露しちゃってるじゃねえか
https://anond.hatelabo.jp/20260111115301 質問みたいなのが多かったみたいなので、いくつかピックして書こうと思う 日本人が何でネオナチ系?いじめられるだけじゃないの? 調べてみたのと弁護...
不謹慎な言い方かもしれないが、面白かった。共有してくれてありがとう。
礼には及ばんでござる
ITエンジニアなら8kunとかが入口だったかもな。 あそこは技術的におもしろいことやってるけど過激な思想の奴も多かったから。
じゃあそのサイト貼ってみろよ嘘松 てめえがどっかで聞き齧っただけの話を元に書いてるだけの創作だろうが この前の父親が勝共連合の工作員だったみたいなやつと同じなんだよ文体が
良いね AIみがある、と書いたが ここまで長編となると生半可なプロンプトではなかったはず おつかれさまです