韓国私立大学、2026年も授業料値上げへ…「上限引き下げ」でも過半が引き上げ意向
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【01月11日 KOREA WAVE】韓国の私立4年制大学の過半数が、2026年度も授業料の引き上げを予定していることが明らかになった。2025年に約70%の大学が授業料を引き上げた流れを受け、今後も財政難を受けた値上げの動きが続きそうだ。
2025年7月に改正された高等教育法により、授業料引き上げの上限は「過去3年間の平均消費者物価上昇率の1.2倍」に引き下げられた。これを反映し、2026年度の上限は5.49%から3.20%前後に縮小される。
ただし、教育財政の窮迫から、依然として多くの大学が上限範囲内で値上げを検討。韓国私立大学総長協議会の調査によると、回答した87校中52.9%(46校)が「授業料を引き上げる」と回答し、「凍結する」と答えたのは7校にとどまった。
背景の一つに、国家奨学金Ⅱ類との連動制限が2027年から廃止される方針がある。これにより授業料の凍結政策は実質的に終了する見通しで、私立大学の財政自立が進む一方、学生の負担増加が懸念されている。
全国総学生会協議会は「授業料審議制度の実効性を高め、値上げの透明性と正当性を担保すべきだ」と訴え、国家奨学金制度の代替策の導入を求めている。
教育省は「無分別な引き上げは起きない」と説明しているが、物価上昇と公的支援の減少の中で、大学と学生双方の緊張が続きそうだ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News