大手メーカーに転職した友人と、久しぶりに会った。
「どう?やっぱ働きやすい?」
軽い気持ちで聞いたら、返ってきた答えが意外だった。
「給料より何より、おかしな人が1人もいないのが最高」
最初は意味が分からなかった。
でも、詳しく聞いていくと腑に落ちた。
怒鳴る人がいない。
理不尽な詰め方をする人がいない。
感情の八つ当たりをしてくる人がいない。
誰かがミスしても、
「次どうする?」で終わる。
機嫌で評価が変わらない。
声が大きい人が得をしない。
沈黙が怖い空気もない。
ただそれだけの話なのに、
友人はこう言った。
「仕事に使うエネルギーが、
全部仕事そのものに使える」
前の職場では、
・誰が不機嫌か
・何を言うと地雷か
・今日は耐える日か
そんなことに神経を削っていたらしい。
ここで一つ、はっきり分かる。
働きやすさって、制度より人の質。
福利厚生が良くても、
評価制度が整っていても、
感情的な人が1人いるだけで、職場は簡単に壊れる。
逆に言えば、
人が普通な職場は、それだけで強い。
人生が立て直る感覚になるのも、無理はない。
もし今、
「自分が弱いのかな」
「もっと頑張らなきゃダメかな」
そう思わされているなら。
環境が異常なだけ、という可能性は高い。
人をすり減らす職場は、
あなたの実力を測る場所じゃない。