「今の若手は技術力が低い」と嘆くベテランがいますが、それは的外れです。
その原因は個人の能力ではなく、大企業の教育体系が崩壊しているから。
私は時価総額でいくと5兆円以上のメーカーに在籍しています。
顧客もそれ以上の規模感になるのですが、どのメーカーも共通して、経験値を積みにくくなっているのが肌感としてあります。
大手になればなるほど、標準化という名のもとに
「決められた手順」をなぞるだけの作業が増え、自力でゼロからロジックを組む経験が奪われています。
昔は「とにかくやってこい」だったのが、今はかなり慎重になってしまい、知識を蓄積しないと現場で実践できなくなりました。
その結果、戦力不足を外注で補うのが99%の現場の実態です。
当然ながら、外注先を管理するだけのエンジニアに未来はありません。
恐縮ながら断言すると、市場で評価されるのは「自分で動かせる人間」だけです。
会社が希望する通り働いてきたのに、「気づけば何の価値もないエンジニアになっていた」なんてことだけにはならないように何をすべきかは常に考えていく必要があります。