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【満員御礼】第1回 Dify Studio ハッカソン レポート〜170名が熱狂した、生成AIの新たな可能性を切り開く1日〜

はじめに

2025年5月31日(土)、東京・丸の内のいちご株式会社で開催された「第1回 Dify Studio ハッカソン」
休日にも関わらず、170名の方にご参加いただき、アンケートでは95%を超える満足度という驚異的な結果に!

しかし、何よりも心に残ったのは、参加者の皆さんから寄せられた温かい声でした

「無料でいいのかと思うほどのコンテンツと、人との関わりを得ることができた1日でした」
「想像以上に全チームの成果物のクオリティが高く、非常に有意義な時間でした!」
「懇親会も含めてとても充実した会でした」

本記事では、イベントの高い満足度につながった背景や、運営上の工夫・ポイントを、当日の雰囲気とともにご紹介します

このハッカソンが実現した背景

今回のハッカソンは、Dify Studioコミュニティの皆様からの熱い声を受けて実現したものです

Dify Studioは2025年1月に立ち上げられたコミュニティで、わずか半年間で約1,700人の参加者を集め、Difyにおける日本最大級のコミュニティに成長しています
コミュニティメンバーからは「業務でDifyを活用したい」「最新のDify活用事例を知りたい」という声が多く寄せられていました

その声に応えるべく、株式会社Omluc、コリニア株式会社、株式会社エクスプラザの3社が運営面でサポートすることとなりました

Dify Studioコミュニティ設立の背景については、以下をご覧ください


イベントを通じて実現したかったこと

Dify(やその他の生成AIツール)の導入を検討している現場の方々から、私たちはよくこんな声を耳にします:

ビジネスサイドの方々から:

「現場の困り事を解決するためにDifyを触ってみたけど、実際の業務に活かすまでは作り込めてない...」

エンジニアの方々から:

「いろいろなことができるのは分かっているけど、実際に現場でどんな課題があるのかわからない...」

今回のイベントでは

  • ビジネスサイドの方々には「明日から使えるDifyテク」を

  • エンジニアの方々には「現場のリアルな課題」を

持ち帰っていただくこと、そして、明日からDifyをもう一歩踏み込んで活用できるようになってもらうことを目指しました

ハッカソンの設計にあたって重視したこと

ビジネスサイドの方々が主役になれる環境づくり

特にこだわったのは、業務課題を持つビジネスサイドの方が、技術に詳しくなくても積極的に参加できる環境づくりです

1dayハッカソンでありがちな

  • アイデアがふわっとしすぎてプロトタイプが未完成

  • 課題の深掘りが甘く、予定調和な課題解決で終わる

といった"あるある"を、私たち自身も過去に経験してきました

結果として、実際の業務で活用できる実感を持てないまま終わってしまうケースがあるのではないでしょうか

この根本原因は「課題を持つ人が、技術で何ができるかを漠然としか理解していないこと」だと考えています

技術で何ができるかを理解するには、本を読んだり事例を聞いたりするだけでは不十分で、実際に手を動かして、課題が解決される瞬間を体感することが大切。この経験を積み重ねることで、次第に大きな課題発見もできるようになっていきます

つまり、課題解決の経験自体が、次の課題発見の種になる――このサイクルを生み出すことを目指しました

事前ハンズオンでビジネスサイドの「できる」を広げる

そこで、今回のイベントでは、アイデアソン・ハッカソンの前に、ハンズオンとして実際に手を動かしていただく時間を設けました
これにより、ビジネスサイドの皆さんが「Difyでどのようなことができるか」のイメージを膨らませることができたと感じています

株式会社エクスプラザの生成AIエバンジェリスト・宮田大督氏に「ポン出しからの脱却」というキーワードでご登壇いただき、単純なプロンプト入力から一歩進んだ、Chain of Thought(思考の連鎖)による生成AI活用の重要性について解説していただきました

宮田氏の講演内容の詳細については、以下をご覧ください

業種別、ビジネス×エンジニアのタッグチーム

ハッカソンのチーム分けというのは、色々なパターンが考えられます

シンプルにランダムなケースもあれば、業種別、職種別、年齢別、技術レベル別...などなど

そんな中、今回のアイデアソン・ハッカソンでは、業種軸でチームを組成し、かつ、ビジネス×エンジニアの混合チームとしました

アイデアソンの場では、チームの中で、共通の課題認識を醸成する必要があります
その時業種が違うと、チーム全体で共通している課題(理解できる課題)が浅くなってしまい、結果的に"予定調和な課題"に落ち着いてしまいやすい
業種が一緒であれば、前提認識が共有できているため、深い課題に辿り着きやすいと考えました

また、繰り返しになってしまいますが、ビジネスサイドの方は課題はあるけど解決策が、エンジニアの方は解決策はあるけど現場の課題が、わからないことが多いと思います
お互いが強みで、お互いの弱みを補完し合える環境を作るために、あえて"エンジニア"という職種のチームは作らず、結果として、6つの業種別(×エンジニア)チームが組成されました

  • 不動産チーム

  • 製造/工業チーム

  • マーケティングチーム

  • 金融チーム

  • メディア/エンタメチーム

  • 官公庁チーム

想定を超えた成果

熱気あふれるハッカソンの現場

いざハッカソンが始まってみると、参加者の皆さんの動きは想定を大きく上回るものでした:

アイデアソンフェーズ:
アイデアソンフェーズが始まると、会場は一気に議論の声でいっぱいになりました

ビジネスサイドの参加者から「こんな課題があるんです」と、次々と具体的なアイデアが飛び出します
それに対してエンジニアの参加者たち、特にコンサルティング経験のある方々が:

「もう少しフロー分解すると、どのあたりに課題があるんですか?」
「課題Aは解決まで結構な時間がかかっちゃうけど、課題Bなら今日中にDifyで解決できるかも...!」

といった活発な議論を展開

この対話を通じて、各業界に特有の"現場のリアルな課題"かつ"Difyで解くことのできる課題"が次々と浮かび上がっていきました

ハッカソンフェーズ:
アイデアが固まると、今度は実装フェーズに移ります

Difyの経験がある方がすぐにプロトタイプを作成し、そのプロトタイプをビジネスサイドの方がまずは触ってみて、違和感を報告していきます

ここで素晴らしかったのは、ビジネスサイドの方々もハンズオンでDifyのワークフローの使い方を体験していたため、単に「最終アウトプットがいけてない」といった漠然としたフィードバックではなく:

「フローのここまではいい感じだけど、xxブロックのアウトプットは業務で使うには耐えられない。実際の業務の時には、こういった観点も見ているから、プロンプトを調整しよう」

といった、エンジニアの方々が具体的に動けるような改善提案をしてくれたことです

この高速な対話とフィードバックループによって、2.5時間という限られた時間の中でも、全てのチームが業界の課題をしっかりと捉えたDifyワークフローを形にすることができました

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業界ごとの課題に真剣に向き合う参加者の皆さん

今後の記事で、一部のチームのアウトプットについて、ご紹介させていただこうと思っています

熱意あふれる発表会:

各チームの発表時間は発表5分、質疑応答3分の8分間で計画していました
準備の段階では、皆さんが発表に困ると思っていたので、発表テンプレートを細かく準備してのぞみました

しかし、いざプレゼンが始まってみると、最初のチームから発表だけで10分程度かかるほど、熱意あふれるプレゼンテーションが続きました(それぞれの想いがあふれ、予定よりも長くなってしまう場面もありましたが、どのチームも伝えたいことがたくさんあったのだと思います)

各チームのビジネスサイドの方が「これが課題なんだ!」「こんな課題が1日で解決できたんだ!」と熱を込めて語る姿を見て、今回のハッカソンで目指した姿は実現できたのではと感じました

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不動産チームが熱意を込めて成果を発表する様子

懇親会

懇親会も大盛況!
技術談義やこだわりの共有、他業界の方やDify上級者との交流が生まれました

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発表会で発表しきれなかったこだわりを説明している様子

今回のイベントで、みなさんに持ち帰って貰いたかったもう1つのものは「Dify活用を共に推進する仲間」でした
新しいものを組織に導入するのは簡単ではありません
でも、同じ志・課題感を持つ仲間がいれば、きっと大きな支えになるはずです

CLNRが目指す「夢中が躍動する」未来

私たちコリニア株式会社(CLNR)は、「夢中が躍動する世界をつくる」というビジョンを掲げています

AIの進化により、今後さらに多くの業務が自動化されていくでしょう
しかし、AIがどれだけ当たり前になったとしても、我々は何かに夢中になり、その夢中になるという衝動はAIには奪えないと信じています

システムやAIが少しずつ浸透してきたとはいえ、今の世界はやらなければいけない雑多なことが多すぎるのではないでしょうか?
そういった領域は、AIやAIをうまく使える人と協業して自動化・省力化し、夢中になれるものに集中できると素敵ではないかと考えています

皆さまの夢中が躍動する世界に、少しでも貢献できたら本望です

おわりに

改めまして、「第1回 Dify Studio ハッカソン」にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました

次回開催については、今回いただいた貴重なフィードバックを活かし、さらに充実した内容でお届けできるよう準備を進めてまいります
開催情報は追ってご案内させていただきますので、ぜひご参加をご検討ください

お問い合わせ

CLNRへの生成AI活用支援、Dify導入に関するご相談は以下からお問い合わせください

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