「指示役」の中国籍夫婦、起訴内容認める カンボジア拠点の詐欺事件
カンボジア北西部・ポイぺトの拠点で特殊詐欺のかけ子をしたとして日本人の男女29人が逮捕された事件で、「指示役」をしていたとされる中国籍の夫婦の初公判が8日、名古屋地裁であり、2人は起訴内容を認めた。一連の事件で起訴された被告のうち詐欺事件の公判は初めて。検察側の冒頭陳述から拠点の実態の一端が明らかになった。 罪に問われたのは、ともに中国籍で埼玉県川口市の内装業ワン・シャオファン被告(33)と妻の無職スン・ジアシュエン被告(22)。 検察側の冒頭陳述によると、2人は遅くとも昨年1月に現地へ渡航し、中国人がリーダーの詐欺グループに加入。送金先の口座の手配のほか、日本人のかけ子に電話のかけ方を指導したり、スン被告は中国人の幹部と日本人の間の通訳をしたりする役割を担っていた。
朝日新聞社