ダイコン

アブラナ目アブラナ科の植物、および食用となるその根

ダイコン大根、蔔、学名Raphanus sativus var. hortensis)は、アブラナ科ダイコン属越年草で、野菜として広く栽培される。

ダイコン
アオクビダイコン
アオクビダイコン
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: アブラナ目 Brassicales
: アブラナ科 Brassicaceae
: ダイコン属 Raphanus
: ダイコン R. sativus
学名
Raphanus sativus L. var. hortensis Backer(標準)[1]
シノニム
  • Raphanus acanthiformis Morel ex Sisley[2]
  • Raphanus sativus L. var. longipinnatus L.H.Bailey[3]
英名
Daikon
Japanese radish
Mooli

地中海または中央アジアの地域が原産といわれており、日本中国ヨーロッパなど各地で主に肥大したを食用とするほか、も食材となり[4]種子からを採ることもある。根の部分は淡色野菜、葉は緑黄色野菜である。

多くの品種があり、根の長さ・太さなどの形状が多様。日本では白い皮の品種が主流だが、赤、緑、紫、黄、黒などのさまざまな色の品種があり、地域によっては白よりもオーソドックスである。

日本においても品種・調理法とも豊富で、世界一大きくて重い桜島大根[注釈 1]、世界一長い守口ダイコンなどの種類があり、よく食べられている。葉はビタミンAを多く含み、青汁原料として使われる。汁はビタミンCアミラーゼを多く含む[7]。野菜としての位置づけにおいては、春の七草の一つ「すずしろ」であり、薬味煮込み料理にも使われるなど、利用の幅は広い。薬草としても扱われ、消化酵素を含有することから、血栓防止作用や解毒作用がある。