写真/時事通信社

ジャングリア「2年寿命」説

そして今、最も恐ろしい事態が沖縄で進行している。

運営会社(ジャパンエンターテイメント)の2025年6月期決算では、約51億円もの純損失が計上されたことが2025年10月15日の決算公告で判明した。

「開業前の先行投資だから」という言い訳は通用しない。売上が立っていない段階でこれだけのキャッシュを燃やしている事実は、異常だ。専門家からは、来年度の決算は、赤字幅が100億円規模にまで拡大する可能性すら指摘されている。

実際、現地では来場者数が想定を大きく下回っている状況が続いており、すでに「稼働しているのに利益が出る気配がない」という悲鳴が上がっている。

写真提供:田中さん(仮名)
イメージギャラリーで見る
-AD-

USJがなぜ再生できたのか。それは「ハリー・ポッター」や「マリオ」という超強力なIPがあり、アトラクションで興奮した客が、原価率の低いグッズを狂ったように買い漁ったからだ。物販こそが利益の源泉なのだ。

しかし、完全オリジナルのJUNGLIAにはそれがない。弱いグッズ、財布を開く場面の欠如。チケット代と飲食だけで数百億円の投資を回収するなど、土台無理な話だ。

筆者は断言する。このままではイマーシブ・フォート東京と同様に2年もたない。

即座に利益率の高い強力なIPを導入するか、あるいは遠方のリゾート施設として高単価な企画商材を売るモデルへ転換しなければ、資金ショートは時間の問題だ。

おすすめ記事

※当サイトで提供している情報は、投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。銘柄の選択、売買価格等、各種投資に関する最終決定は、ご自身の責任と判断でなさるようにお願いいたします。弊社は、当サイトの情報をもとにユーザーが行った投資行動の結果に関して、一切の責任を持ちません。