映画評論サイトでは2点台……監督批判をする記事が殺到
また、公開直後から観客からの失望の声が目立っており、映画評論サイトでは5点満点で2点台の低評価の数字が乱立。また、SNSのコメントでも「苦痛すぎた2時間」「「設定が難解なのに説明不十分すぎて、序盤でウトウト」「子供がずっと退屈そうにしていた」「なぜこの映画の企画が通ったのか?」といった酷評の嵐になっている。
このような興行収入の伸び悩みやレビューサイトでの低評価を踏まえた批判記事がメディアに乱立。
作り手の姿勢や制作体制そのものにまで踏み込むものが増えてきており、単なる賛否両論という言葉では整理できない段階に突入している。
だが、この現象を単に監督の失敗や駄作論で片付けてしまうのは早計だろう。むしろ本作は、日本のアニメ映画が抱える構造的問題を露呈させた作品だと言える。
ここではプロデューサー、アニメーター、脚本家という制作現場に近い立場の視点を軸に、なぜ『果てしなきスカーレット』がこれほどまでに批判を集めたのか、その内実を読み解いていく。