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献金額を第三者が確認することは事実上不可能

宗教法人は財務諸表を所轄庁に提出する義務があるが、第三者が確認することは事実上不可能だ。「政治とカネ」問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が指摘する。

「宗教法人の政治献金には前年の経費に応じた上限規制がある。ただ、財務諸表を閲覧できない以上、上限規制に抵触しているかどうかを第三者が確認することができません。

さらに、特定の企業や個人が宗教法人に寄付した上で、それを政治献金に回せば、原資を隠せる。迂回献金に悪用されても、隠蔽できてしまう」

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高市総理に見解を問うと、「前年経費は寄附者側に確認した。決算などを第三者が見られない団体は労働組合や宗教団体など様々あり、制度全体のあり方の問題と考えます」と制度上の不備を認めた。

透明性が一番大事と宣うなら、神奈我良の財務諸表も開示すべきでは?

【高市総理に関する記事をもっと読む→【独自】高市早苗総理に3000万円寄附した「謎の宗教法人」に不可解な不動産取引が発覚!代表に問いただすと…】

かわの・よしのぶ/'91年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、『サンデー毎日』『週刊文春』の記者を経てフリーに。主に政治を取材している

情報提供は【yo.kawano91@gmail.com】まで

「週刊現代」2026年1月19日号より

 

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