デモ参加者は「トランプ大統領の代理」 イラン最高指導者が非難 抗議拡大で航空便欠航

演説するイランの最高指導者ハメネイ師=1月3日、テヘラン(イラン最高指導者事務所/WANA提供・ロイター=共同)
演説するイランの最高指導者ハメネイ師=1月3日、テヘラン(イラン最高指導者事務所/WANA提供・ロイター=共同)

イランの最高指導者ハメネイ師は9日、国内で続く政府への抗議デモについて言及し、デモ参加者をトランプ米大統領の「代理」だと非難した。「公共の財産を破壊し、米大統領を喜ばせようとする暴徒がいる。『外国の傭兵(ようへい)』として行動する人間を容認しない」と警告した。

ロイター通信などが報じた。トランプ氏は8日、イラン当局がデモ隊の殺害に乗り出すなら「われわれは徹底的に攻撃する」と述べ、軍事行動に踏み切ることを警告していた。

抗議デモは航空便の運航にも影響している。ロイターによると、9日にはアラブ首長国連邦(UAE)ドバイからイラン各都市を結ぶ少なくとも17便が欠航になった。トルコやカタールからの航空便も欠航になっているという。

イランでは8日以降、インターネット接続と電話回線が遮断されている。デモ対応に苦慮する当局の情報統制とみられ、国際線の運航にも影響した可能性がある。(桑村朋)

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