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高市政権の行方

自民党の高市早苗総裁が初の女性首相に選出されました。高市政権の行方を追います。

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高市首相が公邸に引っ越し 官邸の隣、危機管理に万全期す

公邸(奥)に入るトラック(左下)=東京都千代田区で2025年12月29日午後2時33分、原諒馬撮影
公邸(奥)に入るトラック(左下)=東京都千代田区で2025年12月29日午後2時33分、原諒馬撮影

 高市早苗首相は29日、東京・赤坂の衆院議員宿舎から、首相官邸に隣接する公邸に引っ越した。大規模災害など危機管理対応への懸念から、野党から公邸への転居を促す声が上がっていた。

 首相は21日、自身のX(ツイッター)に「危機管理は国家経営の要諦だ。近日中に住み慣れた宿舎を離れ、公邸に居を移したい」と投稿。「職住近接」で危機管理に万全を期す姿勢をアピールした。

 首相周辺によると、石破茂前首相が使っていた公邸の居住スペースはリフォームを終え、首相は11月下旬に内見を済ませたという。

 公邸は2005年に旧首相官邸を改装して使用が始まった。歴代首相が入居してきたが、12年から7年8カ月政権を担った安倍晋三元首相は都内の私邸から官邸に通った。安倍政権を引き継いだ菅義偉元首相も衆院議員宿舎から通った。

赤坂の衆院議員宿舎に入る引っ越しトラック=東京都港区で12月29日午後0時27分、原諒馬撮影
赤坂の衆院議員宿舎に入る引っ越しトラック=東京都港区で12月29日午後0時27分、原諒馬撮影

 一方、危機管理の観点から、野党からは「一日も早く公邸に住むべきだ」との意見が出ていた。11月の衆院予算委員会で公邸入りの時期を問われた首相は、外交日程や国会審議に追われていると説明し「今は荷造りの暇がないどころか、睡眠時間もほとんど取れていない状況。できるだけ早く引っ越す」と答弁した。

 政府関係者によると、公邸には夫の山本拓元衆院議員も同居する見通し。山本氏は今年2月に脳梗塞(こうそく)を発症し、首相は周囲に介護をしていると明かしていた。転居を前に、公邸はバリアフリー対応の改修も実施された。【原諒馬】

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