だんした氏は、専門家が間違ったことを言っているかを見抜く目が必要だということが分っていない。それでは何人に訊いても間違った結論にしかならない。私に関していえば専門家が小児ワクチンが害になってない研究論文を出されてもどこが問題いかを指摘できる。分野は違っていても元々研究者なので。
ただ今回はそこまで劇的な話でも無く、米国は科学に基き、デンマーク並みの接種数に減少すべく舵を切ったというだけの話。
日本で表に出てくるのは、不勉強な専門家が「トランプやRFK jrは専門家の意見を訊かずに科学に基かない反ワクチン、反小児ワクチンの政策を進めている」という言説だけを出してくる。事実は全く異なり、きちんと専門家の見解を元に、議論を進めている。
以下、12月の予防接種諮問委員会ACIPでの小児ワクチンスケジュール変更に元になったプレゼン資料の紹介。
Tracy Beth Hoeg氏(米国食品医薬品局 FDA 医薬品評価研究センター CDER 暫定所長、プレゼン時は上級アドバイザー): "U.S. vs. Danish Vaccine Schedule" cdc.gov/acip/downloads
概要: デンマークのワクチンスケジュール(推奨ワクチン数が少ない)を米国と比較し、少ない投与で同等の公衆衛生成果を達成している点を強調。アルミニウム曝露の低減や、必須ワクチン(MMR、ポリオ、百日咳など)に集中することを提案。
余談だが、Hoeg氏はデンマーク系米国人とのこと。
また Aaron Siri氏(弁護士)のプレゼンもあり: "Evolution of the Childhood/Adolescent Vaccination Schedule in the U.S. and Vaccine Schedule Comparison: U.S. and other Developed Countries" cdc.gov/acip/downloads
概要: 米国小児ワクチンスケジュールの1983年から2025年までの進化を詳述し、ワクチン追加の歴史(例: Hep B、RV、HPVの導入)を示す。主なポイントは:
* スケジュールの拡大: 1983年は主にDTP、OPV、MMRの数回接種だったが、2025年現在は出生直後から18歳まで多様なワクチン(Hep B、DTaP、Hib、PCVなど)が推奨され、総投与回数が大幅増加。
* 安全性懸念: 臨床試験の多くがプラセボ対照群を欠き、短期観察(3-60日)のみで長期影響を評価不足。アルミニウムアジュバントの懸念や、ワクチン接種群 vs. 非接種群の比較研究で発達遅延や慢性疾患のリスクが高い例を指摘。
* 有効性: 感染予防や死亡率低減の主張が過大で、衛生改善などの要因を無視。非特異的効果(ライブワクチン vs. 非ライブ)の違いを議論。
* 変更提案: ACIP推奨の見直し、頑健な安全性データの要求、インフォームドコンセントの強調、共有意思決定の推進。
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