トランプ氏「国際法は必要ない」ベネズエラでの違法疑い、意に介さず

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ワシントン=青山直篤
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 トランプ米大統領は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、石油産業を含めて「米国が運営する」と主張してきたベネズエラについて「我々が、非常にもうかるやり方で再建する」と語った。「私には国際法は必要ない」「私を止められるのは私自身の道徳だけだ。私の心だ」とも述べた。

 同紙は7日に実施したインタビューの内容を8日に報じた。ベネズエラへの攻撃やマドゥロ大統領の連行、石油の管理・販売要求など一連の経緯は国際法違反の疑いが強いが、意に介さない姿勢を改めて示した。米国がベネズエラを統治するかのような意向を見せているが、その期間を「半年か1年か?」と問われると、「それよりだいぶ長いだろう」と語ったという。

 トランプ氏は、ベネズエラのロドリゲス暫定大統領に「石油やその他のものを明け渡す」よう求めている。この日の取材には、ロドリゲス氏らがすでに「我々(米国)が必要だと感じている全てのものを差し出している」との認識を示したという。

コロンビア大統領と電話のため中断

 取材が始まってまもなく、ト…

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この記事を書いた人
青山直篤
アメリカ総局員
専門・関心分野
米国、国際政治・経済、日米関係、近代史
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    村山祐介
    (ジャーナリスト)
    2026年1月9日19時9分 投稿
    【解説】

    「私には国際法は必要ない」。これまでの行動から内心そう考えているだろうとは思いましたが、米軍の最高司令官で「核のボタン」を握る米大統領が、米主要紙のインタビューでそう公言したことには改めて驚かされました。 ニューヨーク・タイムズの記事による

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