松前線

かつて日本の北海道に存在した鉄道路線

松前線(まつまえせん)は、日本国有鉄道(国鉄)、および北海道旅客鉄道(JR北海道)が運営していた鉄道路線地方交通線)。北海道上磯郡木古内町渡島支庁管内)の木古内駅で江差線から分岐し、松前郡松前町松前駅までを結んでいたが[新聞 1]1988年(昭和63年)2月1日に全線廃止となった[新聞 2]

松前線
概要
起終点 起点:木古内駅
終点:松前駅
駅数 12駅
運営
開業 1937年10月12日 (1937-10-12)
全通 1953年11月8日
民営化 1987年4月1日
廃止 1988年2月1日
所有者 鉄道省
運輸通信省運輸省
日本国有鉄道(国鉄)→
北海道旅客鉄道(JR北海道)
第一種鉄道事業者
使用車両 使用車両の節を参照
路線諸元
路線総延長 50.8 km (31.6 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
最小曲線半径 300 m (984 ft)
電化 全線非電化
最急勾配 25
路線図
地図
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改正鉄道敷設法別表第129号に規定される予定線「渡島国上磯ヨリ木古内ヲ経テ江差ニ至ル鉄道 及木古内ヨリ分岐シテ大島」の一部であり、木古内駅から南西方向へ、北海道南端の松前半島南岸部を福山街道や国道228号に沿って延びていた。概ね津軽海峡に面する沿岸部を進むが、知内町福島町の間で内陸に入り福島峠を越えるほか、白神岬付近では白神トンネルで短絡していた。

同時に営業していた期間はないものの海峡線がほぼ並行して建設されており、3か所で立体交差している。青函トンネル在来線規格で建設されていれば、渡島福島駅付近で松前線と接続するはずであった[1]。なお松前線のルートの一部は、木古内駅を出て、江差線の分岐点まではそのまま海峡線の上り線として路盤・軌道強化を施した上で転用されている。