阪神・横田慎太郎さんが道徳の教材に「教育の一環で慎太郎が…本当にうれしい」母・まなみさんも感激
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23年に闘病の末、脳腫瘍で亡くなった元阪神の横田慎太郎さん(享年28)が故郷である鹿児島県内の小学校の道徳教材に登場することが9日、分かった。横田さんは現役引退後に全国を回って自身の体験を伝える講演活動を継続。特に「子どもたちに目標を持つことの大切さを伝えたい」とずっと口にしてきた横田さんの願いが叶うことになる。 (取材・遠藤 礼) 【写真】病と闘った横田慎太郎さんと母・まなみさん 関係者によれば、横田さんが登場するのは令和8年度用の小学校低学年へ向けた道徳の教材。横田さんが歩んだ28年の人生や大病を患っても前を向いて歩み続けた姿が子どもたちへの“学び”として記されており、来春から授業で使用される。 横田さんは阪神に在籍していた17年に脳腫瘍を患ったこともあり19年に現役を引退。セカンドキャリアの中心に据えたのが、全国各地を回っての講演活動だった。「自分の体験したことを伝えることで1人でも誰かの助け、勇気を与えられるかもしれない」。自身の経験を伝える中で、特に視線を向けていたのが自身より年下の世代の子どもたちだった。 横田さん初の著書でベストセラーとなった「奇跡のバックホーム」が22年に文庫化された時には「学生の方に読んでもらいたい。悩んでる、苦しんでる学生の方が多いという話も自分の耳に入ってくる。文庫になって買ってもらいやすくなると思う」と語っていた。鹿児島の中学校でも何度も授業の一環として講演を行ってきた。 今回は、横田さん自身がその後の野球人生につながるソフトボールを始めた頃と重なる小学校低学年へ向けた道徳の教材に登場。母・まなみさんは本紙の取材に「慎太郎は小学校低学年の時にソフトボールを始めました。そこから小さい目標を1つずつ重ねていくことでプロ野球選手、甲子園でプレーするというすごい舞台にたどりつきました。(道徳の教材で)慎太郎のことを小学生の方々が知って頑張ってくれるかもしれない。教育の一環で慎太郎がお役に立てることは本当にうれしいこと」と語った。
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