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彼女への愛が甘すぎる蘇枋の話/Novel by アカヤ

彼女への愛が甘すぎる蘇枋の話

2,118 character(s)4 mins

実はこっそり桜くんに嫉妬してたのは秘密です

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『俺と付き合うなら覚悟しといて』

そう言われ蘇芳くんと付き合って数日

『それ美味しい?美味しそうに食べてるの可愛いね』

『これ似合うと思うよ、買ってあげる。え?俺がこれを着た君が見たいだけだよ』

「…って心臓が持ちません」

「え?惚気に来たの」

「違いますっ!!」

付き合ってからの蘇芳くんはそれはそれは甘やかしてくる

嬉しい反面恥ずかしくていっぱいいっぱい

それをことはさんに相談したけど
惚気だと呆れられてしまった

「でも意外ね。蘇芳がそういうタイプだったとは」

「付き合う時に覚悟して、とは言われましたけど…」

もっと危ない目に合うとかそういうことかと思ってたのに

それはそれで怖いけどこっちはこっちで…

カラン

「いらっしゃい」

カフェオレに口を付けるとドアベルが鳴り数人が入って来てその中に

「あ、」

「やぁ」

蘇芳くん、と桜くんと楡井くん
ボウフウリンの人たちだ

「お前も来てたのかよ」

「う、うん。こんにちは」

「…おぅ」

「すみません、桜さんまだお二人の恋愛オーラに慣れてなくて」

「そんっなんじゃねぇ!!!」

「あはは」

蘇芳くんは笑ってるけど桜くんは顔が真っ赤になっている

楡井くんは恋愛オーラ、なんて言ってるけど今はただ挨拶しただけなんだけどな

そうこうしている間に桜くんたちは私と同じカウンターに座り蘇芳くんが隣に座った

「それカフェオレ?美味しい?」

「あ、う、うん…」

「甘いの好きだもんね」

ニコ、と笑いかけてくれる

優しい笑顔だけどドキドキしすぎてまともに見られない…

「…………」

「桜さん大丈夫っすか?」

「あんた達、恋愛オーラ少し抑えなさい。桜が持たないわ」

「だっ!!から違ぇっ!!!」

「あはは、ごめんね。桜くんには
刺激強いかな」

「てめぇ表でろ!」

桜くんにだけじゃなくて私にも刺激が強いです…

なんとなくいたたまれなくて
ちびちびと残りのカフェオレに口を付ける

蘇芳くんは、どういうつもりで私と付き合ってくれたんだろう

横目で出る蘇芳くんは相変わらず
ニコニコしている

笑顔を絶やさず喧嘩も強くて
かっこいい

告白してくれたのは蘇芳くんだけど
私なんかのなにがよかったんだろう

考え込んでいて蘇芳くんに横目で見られていることに気づかなかった


「じゃ、俺は彼女とデートしながら帰るね 」

「「でっ……!!」」

「なんで桜さんまで驚くんですか」

「う、うるせぇ!」

真っ赤になる桜くんを置いて私たちは歩き出した

なんとなく横を歩くのがはばかられて少しだけ後ろを歩こうとしたけど
歩幅を合わせてくれて結局横を歩いた

「歩くの早い?大丈夫かな」

「大丈夫、むしろ合わせてもらっちゃってごめんね」

「せっかくのデートなんだし
ゆっくり歩くのも俺は楽しいよ」

また、

はちみつのように甘く優しい彼は
なんで

「私、なの」

「え?」

あ、私声に出てた…

なかったとこにしたかったけどそれは許してもらえなかった

「どう言う意味?」

「…蘇芳くんは、優しくてかっこいいのに」

「かっこいいだなんて照れるね」

「なんで、私なんかと付き合ってくれてるのかな、って」

そう言った瞬間空気が少しだけ重くなった気がした

チラッと蘇芳くんを見ると目付きがさっきより鋭くなった気がする

「全く、なんで俺の周りの人って自己評価低い人ばっかなんだろうね」

「え…」

「なんでもないよ。とりあえず」

ペシッ

「あうっ」

デコピンされた

多分手加減して

でもめちゃめちゃ痛い…

「俺ね、今ちょっと怒ってるんだ」

「お、怒って、る?」

「うん。だって好きな人を貶されたから」

それは、私のとことって思っていいんだよね

蘇芳くんはデコピンをした所に近づき唇を当てた

「ひゃっ」

「少し舞い上がってたんだよね、俺」

「え?」

「俺だって普通の男子高校生だからね。好きなこと付き合えたら浮かれもするよ」

「す、好きな、こ…」

「でも、それで君が不安がってることに気づかなかった。ごめんね」

蘇芳くんが謝ることなんて何も無いのに

そう言いたいのにさっき言われたことで頭がいっぱいになって上手く言えない

「す、おうくん」

「だからさ」

ニコと笑ったかと思ったら優しく手を握られた

付き合ってから何度か手を繋いだことがあるからあんまり緊張は…
嘘ですまだ少し緊張します

「今まで以上に君のこと甘やしかそうかと思う」

「……へ?」

「俺がちゃんと君を好きだってわかってもらいたいからさ」

今までだっていっぱいいっぱいだったのにこれ以上甘やかされたらどうなっちゃうんだろう

それこそ本当に心臓発作起こしちゃうよ…

「お、お手柔らかにお願いします…」

「それは君次第かなぁ。あ、でも」

「?」

「君が僕の気持ちをちゃんと自覚しても止める気はないからね」

どうやら私にはこの人の甘さに溺れる以外選択肢はもうなかったようです

「好きだよ」

Comments

  • 紗楽🐈‍⬛🐾🎶

    蘇芳じゃなくて蘇枋

    July 13, 2025
  • Peringo
    July 3, 2025
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