市内便減便の一方で

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4月のダイヤ改正で中央バスは札幌や小樽、岩見沢などの市内便を中心に440便減便される。

減便の規模としてはコロナ禍にあった2020年12月改正に次ぐ大規模なものになる。


大規模に減便される札幌市内便

減便は運転手不足が主たる理由とされている。運転手確保は官民一体となって取り組まなければならない課題ではないだろうか?
一方で札幌都心~新千歳空港を結ぶ空港連絡バスは20便増発されるほか、27年ぶりに小樽~新千歳空港を直通する空港連絡バスが復活し、こちらは2往復運行されるという。
近年のインバウンドを中心とした観光客増加を見れば、小樽直通便の復活は嬉しい限りだ。

増便される新千歳空港連絡バス

札幌都心から新千歳空港への連絡バスは片道運賃1,300円。一方、JRは4月の値上げ後の片道運賃でも1,230円。JRの方が安い。所要時間も空港連絡バスは道中、国道36号を経由して北広島ICから道央道に入るため札幌駅前~新千歳空港で60~70分ほどかかるが、JRは快速エアポートなら特別快速・快速・区間快速の差はあるが33~43分である。JRの方が圧倒的優位に立っているようにも見える。

快速エアポートの主力車両、733系

市内便を削減し、空港連絡バスを増発するのは腑に落ちない。しかし運賃が高く、所要時間もかかる高速バスにニーズがあるのは「着席が担保される」点にあるのだろう。


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