産後ケア施設で0歳児が一時意識不明に つくば市が第三者委で検証へ

床並浩一
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 出産後1年以内の母子をサポートするため、茨城県つくば市が委託している産後ケア施設で昨年、ゼロ歳の男児が一時意識不明になる事案があったことが7日わかった。市は「重大事故」と判断。再発防止を目的に有識者でつくる第三者委員会を立ち上げ、原因を究明する方針だ。

 市によると、男児は市内在住でゼロ歳。母親と施設を利用していた昨年11月、意識を失い、病院へ救急搬送された。その後意識を回復し、退院。母親は市に対し「手足にまひ症状が出ている」と説明しているという。

 受託事業者は市の聴取に「過失の有無は判断できない」などと話しているという。

 事案発生の翌日、事業者が市に内容を報告し判明した。

 市は意識不明で救急搬送された事態を重く受け止め、7日の市議会全員協議会で、医師や弁護士らでつくる「重大事故検証委員会」の設置に向け、必要な条例案を提出する方針を説明した。

 妊娠から出産後1年以内の子どもの母親は睡眠不足や不慣れな育児への不安から「産後うつ」のリスクが高いとされ、改正母子保健法の施行で産後ケア事業が市町村の努力義務とされている。

 市は2018年度から産後ケアの委託事業を開始。市によると委託先の19施設で、24年度は261人の母親が利用したという。

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