研究者の誇り 平山優
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戦国史研究者の黒田基樹氏(駿河台大学教授)は、若き頃より「月刊黒田」の異名を持つ碩学(せきがく)だ。彼との付き合いは、もう30年を超える。
異名の由来は20代の頃より、多くの論文を発表し、今では年に2、3冊の著書を刊行し続ける驚異的な実績だ。彼の研究活動を、近くでみていて感じたのは、貪欲ともいえる探究心と少年のような好奇心だろう。学部生、院生の時代には、各地の図書館、資料館、博物館を訪ね、戦国期...
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