よどんだお祭りへのお誘い
小夜:「ベチャットのやつら!どこへ行ったの!」
瀬奈:「確かにこっちにきたような、、」
キラメイピンク/大治小夜とキラメイグリーン/速見瀬奈はベチャットたちを追っていた。
近隣でヨドンヘイムが暴れていると言う情報を聞きつけ駆けつけた2人だが一歩出遅れた。かろうじて逃げ遅れた戦闘員のベチャットの背中だけを頼りに悪党たちを追いかけた。
小夜:「おかしいなぁ、、、方向は間違ってないはずなんだけど、、、」
瀬奈:「私の足でも追いつかなかった、、くやしぃ〜!!じゃあ、みんなに報告して立て直そう!」
小夜:「それが得策かしらね、、、よし!そうと決まれば帰ると、、、スンスンッ あれ?このいい匂い、、なにかしら?」
瀬奈:「スンスンッ あ!ほんと!なんかいい匂いがする〜!!どこかでお祭りでもやってるのかなぁ?」
少し煙たくはあるが、醤油のこげた匂いや飴の甘い香りが風に乗り、が2人の鼻をくすぐった。
小夜:「瀬奈ちゃん!ちょっと行ってみない?」
瀬奈:「いいね!小夜姉!みんなには内緒ね!」
日本人には遺伝子レベルで親近感のある匂いに2人は抗えなかった。引き込まれるようにして鳥居をくぐった。
鳥居には『余丼町 モヤモヤ祭り』とあった。
小夜:「モヤモヤ祭り?いろんなお祭りがあるものねえ」
瀬奈:「聞いたことないけど、、まぁ、いっか!」
匂いを辿っていくと、小さな鳥居のある神社に着いた。
鳥居の先には明るい提灯が吊るされ、数々の屋台が連なって立っている。
小夜:「うわぁ〜すごぃ!!やっぱりいいねぇ!お祭りは!テンションも上がるし!エモいよね〜!」
瀬奈:「お祭りなんてほんとにひっさしぶり!」
2人はヨドンヘイムのことなどすっかり忘れてお祭りの雰囲気に流され、お祭りムードを楽しんでいた。
おじさん:「おっ!そこのかわい子ちゃん2人!」
瀬奈:「えっ!私たちのこと?」
小夜:「おじちゃん!私たちに何かご用?」
おじさん:「君たち可愛いからサービスしてあげる!はいど〜ぞっ!🍎🍎」
おじさんは2人にリンゴ飴を差し出した。
瀬奈:「これくれるの!ありがと〜!」
小夜:「やった〜!ありがとっ おじちゃん!」
2人は何の疑いもせずおじさんからリンゴ飴を受け取った。
小夜:「パリパリッ ん〜!おいしぃ〜!リンゴ飴おいし〜!」
瀬奈:「パクッ ほんとだ!さいっこ〜!!」
リンゴ飴に感激した2人はどんどんと先は進んでいくのだった。
おじさん:「くっくっく、、ほんとに可愛いお嬢ちゃんたちだこと、、、😏😏」
この時2人はこれから起きる悲惨な祭りが始まったことに気がついていなかった。