何周目かで迎えた変わらぬ趣味

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レザーが大好きだ



エイジング(汚れ)やダメージが刻まれていくのが好きだ



1番最初にハマった時は中学生だった



当時ジーンズメイトかどこかのデニムショップで買ってもらったリーバイスのGパンをわざと新品なのにフォークで穴を開けたり、カッターで引っ掻いてみたり、そこからやたらと膝が裂けるように動いてみたり、足の裾をわざと引き摺るように歩いて、切れさせてみたり、ボロボロのデニムが大好きだった


それから数年経つとブーツカットとかを履き出して、真逆に綺麗な服が好きになって、テーラージャケットやスーツを私服で着てみたり、ホストみたいな服装にハマった時もある




それにも飽きると、打って変わってデニムにテーラージャケットや、スラックスにma-1合わせてみたり、ラグジュアリーとミリタリーをMIXしてみたりと、グランジやロックテイストにハマってみたりと、どんどん方向性を見失うわけで、そうの試行錯誤の先には自分がファッションを好きになればなるほどオリジナリティを出してみたくなって人とは被らない服装をしてみたくなったりもしたものだ


時には民族衣装を取り入れてみたり、まー本当にファッションは個性だからとか自己主張だからとか言い出したら、キリがない


そんなふうに特にブレにブレた時代が10代後半から20代後半まであった


世間で流行るとそれを一気にやめたくなって、流行っていると聞くと気になって着てみたりと、全く一貫性のない天邪鬼なファッションスタイルを片っ端から試してきた



ビーボーイズ的なヒップホップカルチャーの洋服にも19の頃くらいに手を出したことがあった



生きてきた中で手を出したことのない洋服のスタイルは、おそらくないであろう



そんな洋服大好きな奴がそのまま生き続けていくと気がつけば20代半ばにはいつしか好きなモノが仕事になって、仕事になると興味がなくなって、興味がなくなると嫌いになって、そうするとそれを嘲笑うようになって、無駄に多い知識と雑学でトレンドを追いかけてる人たちを、情報に踊らされやがってと、卑下したこともあった


おまえごときがどの口で言ってんだよと言ってやりたい

当時の俺へ



上っ面のトレンドもろパクリのデザインよりも、素材と縫製へのリスペクトや知見がない人間はモグリだとか批判もした



そんなん専門家じゃないんだから、いち消費者が知るわけないし、知らなくていい事なのに、とにかく俺はプロフェッショナルを押し付けたがっていたりもした


可愛いかっこいいだけでいいはずなのに、楽しみ方は人それぞれなのに、そこにプラスアルファを入れないと認めないみたいな変な時期があった




ファッションを提案している人間が、それを好きでいる人たちを見下しているというか、まだそこにいるの?的に卑屈に物申しているんだから、お前何様なんだよってゆう暗黒時代もあったものだ


本当にキモかったな俺


あの頃の自分は本当に尖っていた


自分自身が情報に踊らされているくせして、先に知っているから偉いみたいな、勝ち負けを勝手に決めて優劣で独りで競って、自己肯定と承認欲求で器の小さい思想にばかり囚われて、なんて情けない人間だったのだろうかと思う


誰にも追いかけられていないし追い離されてもいないのに勝手に独りで競っていた




きっと余裕がなかったんだな



好きが仕事になると、売り上げや評判で評価でされてしまうから


好きを好きなだけでいられなくなって、常に新しいこと、常に品質の高い事、先見性のある事ばかりに囚われていた



何者かでいたいし、何者かでいないといけないから、常にピリピリしていたのだろう



なんて情けなかったんだと思う



ところが近年、本当にここ数年はそこの尖がなくなって、良い意味でどうでもいいやと思うようになった



好きなものは好き


おじさんくさいと言われようが、ミーハーと言われようが好きなものは好き



トレンドは好きになったり嫌いになったり、その時々の気分で変わる



そんなもんだ


クロムハーツが好き

デニムが好き

プラダが好き

ミハラが好き

エルメスが好き 

バーバリーが好き

これは今でも変わらない


これだけ聞くとハイブランドで身を固めている人は自分に自信が無い人間の表れだなんて昔誰かが言ってたけど、本当に一理あると思う



自分に自信が無いからブランドモノで身を固めて、こいつすげーと思われたいんだと思う


俺の場合は昔何者かでいたいから求められてもいない知識をひけらかしていたんだと思う



知らなくてもいい事は多い


知らない事、それの何がいけないのだろうか

何も悪くないよ




批判していた俺に優しく教えてあげたい





そもそもが大事な事は大切にしたい事は洋服を楽しむ、自分が楽しくなる、それが立派なファッションの楽しみ方ということだ


ファッションの根本は楽しければなんでもいい

それが全てのルーツだと思う



俺もこんなことを言ってるが、いまだにハイブランドな服装で身を固めた方が挨拶不要で楽なシチュエーションの時がある



あ、こいつ金持ってるわ

あ、こいつオシャレだわ

あ、こいつこっち側の会話できるわ


とか、安易に思われたい時。


少し高級な店に行く時なんかはやはりフォーマルな服なんかを着ると身が引き締まる。



たかだかロゴが入ってるだけの服を着てアクセをしてるだけで、そんなふうに勝手にランク付けしてもらえるならこんなに楽なことはない(嫌味ではなく一つの真理として言っている)


その場では無地のこの洋服にどれだけの価値があるのか

説明する必要はない

ロゴさえ入っていればいい


この人たちは服ではなくロゴを見ているんだ

ロゴで判断するんだ


なんて楽なんだ



そーゆー時も必要だ



大いに良いと思う


散々批判した俺がいう


ハイブランドは最高だ!

気分を上げてくれる!

自分を何者かにしてくれて、何者かになれた気がして、嬉しくなる!

ハイブランドは最高だ!


そう思う気持ちはありつつも、それとは打って変わって、おじさんくさいとアメカジライダーみたいなファッションは今の俺の気分にはすごくあっている

最近はほぼそんな洋服ばかりだ



それは俺がおじさんだなと自分で自分を受け入れられた証拠だし、子供の頃に夢中になったリーバイスなどのレザーブランドや、レザーブランドが再燃さることで懐古厨として、心が馳せる


今が1番楽しいかもしれない

洋服を着ていて



女子からしたらプラダのダウンを着てる方がオシャレと言われる事が多いが、男からしたら男臭いのが似合うのかっこいいっす。

渋いっす。

こう言われる方が今は嬉しい


また来年には変わってるかもしれないけど



そんなふうに今の俺は、ロゴではなく雰囲気で勝負したりする服も大好きだし、今の俺の気分には合っている


二刀流になったわけだ



別にいいよね

全然いいはず



そーゆー他人からの評価とか見栄えとか偏見的トゲを意識しなくなったのは、やはり40代に入ってからだろう



もちろん好きなものは好き

ハイブラも好き


でも、おじさんくさい誰も知らないアメカジブランドも大好き



自分が好きならそれで良い


気分に分けて今日はアメカジ


明日はパリコレっぽいフォーマルでモードな服



全然良いと思う

どっちも大好きだ


根本ファッションが大好きだ

この答えに自然体で辿り着けるのに20年くらいかかった



自分の中で、こうでなきゃいけないこれはダサいという偏見の枠に自分を束縛しなくなってから、すごく楽しくなっている



現に今の俺の趣味はひたすらにレザーだ



嫁には毎日同じような服を着てるよねと言われる

褒め言葉だ



とにかく今好きなものに没頭できているということだ



見てくれ







買ってまだ3ヶ月でのこのエイジングを



たまらんだろう

これをつまみに酒が飲めるよ








飲まないけど





一昔前はここにプラダって入ってないと嫌だったんだよ



その前はここにクロムハーツとか、どこからどう見てもリックオーウェンスと分かるようじゃなきゃ嫌だったんだよ


今じゃ考えられない


今は誰も知らないような老舗のレザーブーツを履いてグフグフ言ってる


それをかっこいいと言われた日には、嬉しくてたまらなくてニヤニヤしてる


ロゴじゃなくて、雰囲気でかっこよさを評価してもらえると今は嬉しい


人は変わる


そして、人は何周もする



その時々で言ってることも変わる



ブレない人はすごい



俺はブレブレだ



でも、それもそれで良いんでないかと思う



だって、洋服自体が好きなんだからしょうがない



ファッション自体が好きなんだからしょうがない



色々なものに興味を抱く事はいい事だ


好奇心大事



やめた方がいい事はこうだと決めつける事


これはあまり良くない



可能性を狭めてしまう


俺はまさにそれだった



後悔はないけど、それがあるから今があるから

後悔はない


でも反省はいっぱいある



それもまた一つの自分の雑学として、自分の知恵として、大切にしようと思う




反省が多いからこそ、知ってることが多い


ポジティブにいこう




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