陸自オスプレイの夜間訓練、九州11施設に拡大 「生活環境に配慮」
岡田将平
佐賀市の陸上自衛隊佐賀駐屯地に配備された輸送機オスプレイの夜間飛行訓練(午後5時~同10時)について、防衛省は5日、訓練範囲を15日以降に九州の自衛隊施設11カ所にも拡大することを地元自治体に伝えた。佐賀県などが明らかにした。
今夏、佐賀県に配備されたオスプレイは、9月29日から佐賀駐屯地周辺で夜間訓練を開始。夜間の特性に応じた操縦の知識や技能、判断力の習得が目的だった。防衛省は今回の範囲拡大について、「昼間の九州での飛行と夜間の佐賀駐屯地周辺での飛行について十分慣れた」と説明している。
夜間訓練の新たな対象は、これまで日中の飛行先だった福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島各県にある自衛隊の11施設。離着陸や周辺の飛行を予定しているという。
防衛省は、生活環境や漁業・農業に十分配慮すると説明。高度300メートル以上を確保するほか、「地域の実情を踏まえ、可能な限り住宅地や病院の上空を避ける」としている。
実施日や終了予定時刻は事前に佐賀駐屯地のホームページで告知する。