小学校で習う計算問題でも、久しぶりに取り組むと戸惑ってしまうものがあります。
特に小数を含む掛け算は、正しい手順を忘れてしまっている人も多いかもしれません。
今回の問題を通して、計算のルールを思い出してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
25+200×0.3
掛け算と足し算が混ざった式です。正しい順序で計算できるでしょうか。
解説
今回の答えは「85」です。
途中の計算は次のように進みます。
25+200×0.3
=25+60
=85
ここから、計算のポイントを詳しく見ていきます。
計算の順序
四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混ざっている式では、次の優先順位で計算を進めます。
(1) 掛け算・割り算
(2) 足し算・引き算
したがって、最初に「200×0.3」を計算しなければなりません。
小数の掛け算
小数を含む掛け算は、次の手順で進めると分かりやすいです。
<小数の掛け算の手順>
(1) 小数点を右に動かして整数に直す。
(2) 整数どうしで掛け算する。
(3) 動かした小数点の分だけ、答えの小数点を左に戻す。
今回の「200×0.3」を例に見てみましょう。
まず、小数を整数にします。
0.3 → 3(小数点を一桁動かした)
次に整数の掛け算。
200×3=600
最後に小数点を戻します。
小数点を一桁動かしていたので、答えの小数点を一桁左へ。
600 → 60.0 (=60)
これで式は「25+60」となります。
足し算
残った計算はシンプルです。
25+60=85
したがって、答えは「85」です。
まとめ
今回の問題では、
・掛け算を先に計算する
・小数の掛け算は整数に直してから計算する
という基本ルールがポイントでした。
小数を含む四則混合の計算では、落ち着いて順番を整理することで確実に正解へたどり着けます。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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