コロナ補助金1億4千万円詐取か 元議員妻を再逮捕 名古屋地検

野口駿
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 新型コロナウイルス対策の補助金約1億4840万円を詐取したとして、名古屋地検特捜部は8日、愛知県一宮市の「いまむら病院」を運営する医療法人「有俊会」理事、今村有希子容疑者(57)=福島県郡山市、詐欺罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。関係者などによると、法人理事長や病院長は、夫の今村洋史・元衆院議員(63)という。

 特捜部によると、今村容疑者は2021年11月~23年5月ごろ、実際には行っていない消毒作業や個人防護具の購入などがあったとする虚偽の実績報告書を愛知県に提出し、21~22年度分のコロナ対策の県の補助金計約1億4840万円をだまし取った疑いがある。詐取金の内訳は消毒費関連が約1億4210万円、個人防護具の購入費関連で約630万円という。

 

 会計検査院から24年に指摘され調査した県は25年3月、少なくとも約4億5千万円の不正受給があったと発表。法人側は20~23年度に交付された補助金の全額約17億6500万円を返還した。

今村容疑者について、県は最初の逮捕後の25年12月26日、詐欺容疑で刑事告訴していた。

 洋史元議員は12年の衆院選日本維新の会の公認で当選し、1期務めた。自民党に移り、旧安倍派に所属。24年の衆院選は、派閥裏金問題で公認を得られず出馬を断念した。

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