福岡市のキャナルシティ博多「イーストビル」が今秋にも再開へ 商業施設として復活、7割程度テナント内定
デベロッパー地場大手の福岡地所は、福岡市の大型商業施設「キャナルシティ博多」の別館「イーストビル」を今年秋にも再開する方針を固めた。 ■【写真】今秋にも再開するキャナルシティ博多の「イーストビル」=2025年12月27日撮影、福岡市博多区(撮影・米村勇飛)
既存施設を活用し、再び衣料や雑貨店などが入る商業施設として営業する。キャナルは天神と博多の中間に位置し、市地下鉄七隈線「櫛田神社前駅」に隣接。立地の良さから外国人観光客も増加しており、街のさらなるにぎわいにつながりそうだ。 商業施設や高級賃貸住宅を組み合わせた大型複合ビルに建て替えるため2023年5月に閉館したが、建築費の高騰を受けて計画を中断していた。
関係者によると、再開に向けてテナント誘致や設備の更新に着手。物販のほか体験型施設も検討しており、現在7割程度の店舗が内定しているという。早ければ今秋にオープンする見通しで、最終的には20店前後が出店するとみられる。 ビルは敷地面積約8800平方メートルで地上5階、地下1階建て。延べ床面積は約1万8千平方メートルで、店舗は地上1~3階に入る。再開後も2階でキャナル本館と空中回廊でつながる。 イーストビルは、1996年開業のキャナル最大の増床で「第2キャナル」とも呼ばれた。2011年9月に「ユニクロ」や「H&M」「ZARA」の大型店を核に開業し、当時としては珍しいファストファッション世界大手が集う拠点として話題となった。