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現代人とネアンデルタール人の共通祖先か 北アフリカで発見の化石

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ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所は現代人と絶滅した旧人であるネアンデルタール人の共通祖先の化石を北アフリカのモロッコで発見したとする研究成果を取りまとめた。人類やネアンデルタール人のルーツに迫る成果だ。

フランスの国立科学研究センター、米ニューヨーク大学、モロッコの国立考古学・遺産科学研究所などとの共同研究で、成果の詳細は日本時間の8日、英科学誌ネイチャーに掲載される。

過去に存在した人類は400万〜200万年前にいたアウストラロピテクスといった猿人、200万年前以降にいたホモ・エレクトスなどの原人、数十万年前にいた旧人などが知られる。しかし、現代人であるホモ・サピエンスだけが種として存続しており、ルーツは謎が多い。

研究チームはモロッコの最大都市、カサブランカにある採石場で、30年にわたり発掘調査を続けてきた。肉食獣の巣穴とみられる場所から見つかったヒト科の顎の骨や歯を詳しく分析した。

化石は顎の先端が丸みを帯びており、原人のホモ・エレクトスと近かった。一方で歯の親知らずが小さく退化する傾向があり、欧州などに分布していたネアンデルタール人、アジアに広がった旧人のデニソワ人やホモ・サピエンスの特徴と似ていた。

化石の年代を決めるために、地球の磁場の向きが反転する自然現象に着目した。近くの地層から磁場の反転の痕跡が見つかり、化石の年代を77万3000年前と正確に特定できた。現代人の祖先が原人から分岐する前の化石の可能性が高いという。

ユーラシア系を代表するネアンデルタール人は数万年前に絶滅した。それ以前に現代人へと続く共通の祖先から枝分かれしたとされる。発掘調査やDNAの分析から現代人はアフリカで誕生したと考えられており、研究チームは今回の化石がアフリカで見つかったことから、現代人に続くアフリカ系の祖先と結論付けた。

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