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これは予言ではない、計画だ。

これは298回目。アルバート・パイクという人物がいました。簡単に言えば、南北戦争時、南軍の将軍であり、弁護士でもあり、詩人でもあり、多作な作家としても活躍しました。彼が当時のイタリア統一指導者にあてた手紙が物議をかもしています。それは予言でした。いや、計画だったのでしょうか。

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彼には裏の顔があった。国際的な秘密結社とされているイルミナティの最高幹部にまで登り詰め、「黒い教皇」と異名をとった。しかも、黒人迫害組織「KKK(クー・クラックス・クラン)の創始者でもある。

問題になるのは、彼が1871年に、統一イタリアの父であるジュゼッペ・マッチーニに送った書簡だ。その中に、予言と言われるべきものが書かれていた。大変有名なものだが、ここであらためて列挙してみよう。

世界を統一するためには、今後3回の世界大戦が必要である。
1回目は、ロシアを倒すために。
2回目はドイツを倒すために。
3回目はシオニスト(ユダヤの世界支配主義者)とイスラム教徒が最終戦争をする。

この手紙はこの骨子に基づき、さらに詳細なことが書かれていた。

・1回目の世界大戦は、ツァーリズム(帝政ロシア)を破壊し、広大な土地をイルミナティの代理人の直接管理課に置くために仕組まれることになる。そしてロシアは、イルミナティの目的を世界に促進させるための「お化け役」として利用されるだろう。

・2回目の世界大戦は、ドイツの国家主義者(ナチ)と、政治的シオニスト(パレスチナにユダヤ人国家を建設することを目的とする)の間の、激しい意見の相違の上に実現されることになる。結果、ロシアの影響拡大と、イスラエル国家の建設がなされるべきである。

・3回目の世界大戦は、シオニストとイスラム教徒との間に、イルミナティ代理人が引き起こす。これも意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されることになる。キリストの教会と無神論を破壊した後、ルシファー(悪魔)の宇宙的啓示により、真の光を迎える。

繰り返すが、この手紙がマッチーニに宛てて書かれたのは1871年8月15日である。南北戦争が終わってようやく国家再建が軌道に乗ったところだ。当然、1914年の第一次大戦も、1939年の第二次大戦も起こっていなかった。

この手紙の中に書かれている「ドイツの国家主義者」を「ナチス」に、「政治的シオニスト」を「ユダヤ人」に置き換えると、第二次世界大戦の構図をはっきりと認識していることが分かる。ナチスは正式名称は「ドイツ国家社会主義労働者党」である・

これがただの予言ではなく、もしかすると「計画書」の一端であったとするとそら恐ろしい話になってくる。

ただここで間違えてはいけないことは、ユダヤ国際金融資本というものが、決して一枚岩ではないということだ。英国系のロスチャイルドと、米国系のロックフェラーとが、過去100年にわたって、とんでもない覇権争いをしてきたのである。

日本は二派のうち、ロスチャイルド系であると言われている。日銀株の45%は財務省所有で、5%が一般個人・法人所有。残る部分の半分ずつが、(噂では)天皇家とロスチャイルド家だと言われる。あくまで噂である。

それを敵対するロックフェラー系のアメリカが、叩き潰したということになる。戦後は圧倒的にロックフェラー系に日本はいいように弄ばれた。

しかし近年ロックフェラー系は、どうも退潮著しい。それは連銀のメンバーに、イエレン議長退任後、ユダヤ系がほぼ一掃されていることからも、なんらかの異変が起こっていることは垣間見える。一説には、アメリカはロスチャイルドが牛耳り始めているともいう。実際資産総額評価では、ロックフェラーはロスチャイルドのわずか10分の1でしかないようだ。

さてこうなると、トランプ政権というのはどういう位置づけなのだろうか? アメリカのトランプ大統領がエルサレムをイスラエルを首都にすると唐突に言い出し、アメリカ大使館をエルサレムにさっさと移転してしまった。こういうことからも、どうもトランプ政権というものは、ロックフェラー系からロスチャイルド系に乗り換えた、あるいはロスチャイルドによって大統領にさせられた、という見方もできるかもしれない。

そんな馬鹿な、と思われるかもしれない。しかし、こんな事実がある。イルミナティ・カードというカード・ゲームをご存知だろうか。1982年に、スティーブ・ジャクソン・ゲームズ社が発売し始めたものだが、その名の通り、秘密組織イルミナティをゲーム化したものだ。

このカードに描かれたイラストが、後の重大事件を予言している、としてよく話題になる。911事件もそうである。ここではそれらは割愛して、トランプ大統領のことに関して書けば、1995年に発売されたゲームに、『トランプ大統領』ではないかとされるカードがある。


1995年である。トランプ大統領が誕生する20年前のことである。もちろんトランプ氏はすでに大変著名な財界人であったから、知らない人はいない。大統領に推す動きもあったかもしれない。これは偶然だろうか。

さらに2000年には、アニメの長者番組・シンプソンズでトランプ氏が大統領になるという未来の様子を放映している。

シンプソンズには、イルミナティ・カードと同様、911事件も予言されている。なにか、異様な感じがするのはわたしだけではないだろう。

実際2015年、トランプ大統領が誕生する前、トランプ氏の息子が「もし父が大統領になったら、アメリカを牛耳る闇の世界の人たちは、非常に困るだろう」という談話を発表している。噂では、その後、トランプ大統領と「闇の勢力」が手を打ったとも、あるいはその「闇の勢力」は、ロックフェラーではなく、ロスチャイルド系なのではないかとも言われている。

すべてが仕組まれていると言ったら、身もふたもないのだが、しかし第二次大戦を本当の意味で引き起こした張本人の第32代大統領だったフランクリン・ルーズベルトはこう言ってる。

『世界的な事件が偶然に起こるということなどない。すべては前もって仕組まれていたのだ。そのことで、あなたと賭けても良い。』

もし、イルミナティ・カードも、アニメのシンプソンズも、予言なのではなく、計画だとしたら、・・・そう考えると恐ろしいものがある。


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これは予言ではない、計画だ。|松川行雄(虎山人)ストラテジスト/小説家
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