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Conversation

安野氏の資産が2億円であっても2兆円でも、それを理由にして、クラウドファンディングや寄付をしたこと、夫婦の生活資金2,000万円の捻出をアピールしたこと、これらがダメな理由が私には分からないのです。   法に基づいてさえいれば、その人の政治資金が自己資金だろうが、クラウドファンディングや寄付だろうが、どうでも良いと思うんですが、違うもんなんですかね。 資産家は自分の金で政治資金を賄え!という主張だとすれば、金持ちは自助努力!なんなら権利も制限されるべき!!といった、ノブレス・オブリージュの過剰な強要、その裏にある、持てる者に対する無尽蔵の妬みや怨望が、透けて見えてしまうのです。斜陽の日本らしいといえばそれまでですが、あまりにも卑しくないですか…。   夫婦の生活資金2,000万円の捻出も、キャッシュフローに対する感覚は人それぞれなんだから、その資産との比率で他人が評価するものじゃないと思うんです。言い換えれば、政治家側(今回であれば安野氏)が選挙でアピールするものでもないと思いますけど。 そもそも、選挙資金に対する自己資金率で、政治家って選ばれるものなんですかね。「お!コイツは自分の資産の40%を政治資金にしてるのか!偉い!投票!!」って、そうはならんやろ。バカかよ笑   視野を広げると、本件を否定的に捉える風潮に対して、日本の政治がダメな理由が、私には薄ら感じられてしまうのです。 本来、有権者は政治家に対して、政策と実行力で評価するべきなのに、なんで資産や政治資金の出所に注目するんですかね。近視眼的で直情的じゃないですか。   私、民主主義国家において政治がクソな理由は、選挙権を持つ国民がクソだからだと思ってるんですよね。 政治家は天から降りてくる所与の存在じゃありません。選挙権を持つ国民が選んでいるのです。当たり前ですね、小学生の社会です。 見方を変えて、被選挙権を持つ私たちのうち、積極的に政治家になりたくない人の気持ちを考えてみましょう。クソな国民に評価監視されたくないって理由は少なくないんじゃないでしょうか。   というふうに考えてみると、本件を通じて日本の社会に対して、暗澹たる気持ちになるのです。 もっと日本が良くなるにはどうしたら良いですかね。私は2兆円が欲しいです。