小ネタの記事と役割超越志向
2026年になってしまった。
2025年11月前半あたりからは、noteに小ネタの記事をいろいろアップしていこうと決意して。実際にいろいろ書くつもりだった。でも結局、2個しかアップできなかった。その2個とは以下。
Xのプロフィールに「台灣是獨立國家」(台湾は独立国家です)と入れとくことにした|cleemy desu wayo(2025-12-19)
https://note.com/cleemy/n/ncc6856b0d6ef2025年にタイニーハウス(コンテナハウス)について考えていたこと|cleemy desu wayo(2025-12-21)
https://note.com/cleemy/n/n8eba69d8b619
この2個については、かなり割り切って書いた。とにかくすぐにアップしようと。公開すること自体に価値があるのだと。だから公開できた。
他のものについては、何か書き始めたとしても、すぐに飽きて別の記事を書き始めてしまうことが多い。やがてその別の記事もまた放置状態になる。ずっとそれを繰り返してる。
前述の2個の記事については、12月下旬になってから書き始めたものだ。11月に書き始めた2個の記事は未完のまま。それ以前にも、10月には「個人的な興味でつくったものがインフラになるということ」について書こうとしたが、やはり未完。
さらにその前の9月にはアンダークラスについて書こうとしてたんだが、これまた放置状態。
ちなみに2025年は、10万字超えの記事として5月28日に以下を公開したりしてた。2025年の10万字超えはこれが唯一。
関わりたい人がいないということ|cleemy desu wayo(2025-05-28)
https://note.com/cleemy/n/n0e5af5951bcf
こういうのは書けたりするんよなあ。4月下旬から約1カ月間、起きてから寝るまでずっとこの記事を書いてるような日も多かった。
ちなみにこれは4月26日午前02:40あたり(日本時間)から書き始め、4月30日夕方(日本時間)の時点で約34,800字。いったん没頭状態に入ると、こういうのは最初の数日で一気に進む。
この記事の場合、自己紹介として機能すると同時に、創作や研究をするうえでのマニフェストでもあり、作業環境についての考察でもあり。そして統合失調症についての独自の仮説(ダウンレギュレーション仮説)についても述べたりしてる。で、トータルは10万字超えてる。
わたくしはINTP自認だが、最初から10万字超えるボリュームを想定して計画的に進めてたんだとしたら、INTJっぽく見えるのかも。でもこれ、10万字超えるかもしれないなんて、書き始めた段階では夢にも思ってないというのがポイント。この記事に1カ月かかりっきりになるかもしれないなんてことも、4月時点ではまったく想定外。
この記事は要するになんだと聞かれても困る。エッセイでもあり、論文でもあり、文学でもあり、自己紹介でもあり、マニフェストでもあり、SNS論でもあり、ゲーム論でもあり、ネット史総括でもあり、「カフカ萌え」でもあり、「中井久夫推し活」でもあり。
でも小ネタというか単体の記事というか、そういうのがなかなか書けない。
去年の夏ごろ〜今年の夏ごろのどこかの時点だったと思うが、あることに気づいた。そういう小さい記事っていうのは「役割をはっきりさせる」という側面がある。この「役割をはっきりさせる」というのは、わたくしは苦手なんよな。
小ネタの記事とはつまり、「この記事は要するになんだ」と聞かれて、パッと一言で答えられるということだ。役割が非常に明確なのだ。
SF短編だとよく「ワンアイディアSF」とか言ったりするけど。小説においても、この「ワンアイディアSF」というやつが書けないんよな。そういうもののつもりで書き始めても、別の短編のアイディアと合体したり、やっぱり長編のほうがいいかもとか考え始めてどんどん膨らんでいったり。膨らんだ結果、未完のまま放置ということになりやすい。
そうこうしてるうちに似たようなアイディアを他人が先に提示して、「しまったあのアイディアをちゃんと形にしとけば」みたいに思うことも多い。だから今後はもっと、とにかく形にするんだということも真剣に考えていきたいとは思う。
役割というのは、難しい存在だ。わたくしがxNxPだからというのもあるだろうけど、自分の歴史の中で「いまだかつてない」とか、空前にして絶後とか、そういうものこそが自分を強くドライブするんよな。
もちろん、空前絶後だったら絶対飽きないのかというとそうではなくて。そういうものだったしても、没頭状態が始まって40〜50日経つと飽きやすい。中井久夫のいう「戦闘消耗」というやつ。この「戦闘消耗」についても「関わりたい人がいないということ」に少し書いた。
ちなみに『図解 あなたの天職がわかる16の性格』(2018年刊)に、xSxJの4つのタイプすべてについて、「何が期待されているのか」を上司にはっきりしてもらえと書いてある(P.36、P.42、P.48、P.54)。漫然と眺めてると気づかないが、4つすべてにこの主旨のことが書いてあるのだ。
基本的に、xNxPというのは役割超越志向なのだといえる。「あなたはこういう役回り!」と限定されると混乱しやすい。日銭稼ぎだと割り切ってるようなアルバイトの場合はまた別かもしれないけど。
自分が産み出すものについても「これはこういう役回り!」とはっきりしてるものは混乱する。あるいはやる気が失せやすい。
またxNxP(特にINxP)は、上司や管理する存在がいるという状況そのものが、合わない環境だといえる。これからの時代、AIが細かく口出ししてくるのもストレスになるかも。
一方で、それまでの習慣や経緯や(S型にとっての)自然な直感を無視して、役割の再分配を大胆に推進したりするのはxNxPは得意だったりするかもしれない。ただし、当事者ではないという前提が必要かも。そしてこの感覚はコンピュータのプログラミングにおけるリファクタリングやライブラリ設計とも関連してる可能性がありそう。
役割超越志向は、詩とは何かということを考える上でも重要かもしれない。おそらく、役割がはっきりしてる詩というのは存在しない。あるいは存在することができない。
ところで、まだXに「類型界隈」といえるようなものがなかった(少なくとも現在のような形では存在してなかった)時代に、以下のようなブログ記事があった。
INFPとINTPの副業にブログがおすすめな理由 | 発達障害でも幸せになる(´ω`)b(2019-08-25)
https://nattsun.com/infpintp-blog/ASD+ADHDの人に「SNS・ネットで稼ぐ」のが向いている理由 | 発達障害でも幸せになる(´ω`)b(2019-10-08)
https://nattsun.com/sns-for-asdandadhd/
2つ目の記事のほう、ブログの下書きの記事が100を超えたとある。これ読んで、ああ、わたくしと同じだなあと。
このブログ主は「INFPとINTPのハーフ」を自認してる。ADHD要素はそれほど濃くないけどINxPではある、みたいな人も、書きかけのまま放置状態の記事が多い人ってそれなりにいるんじゃないかと個人的には思ってる。
ちなみにわたくしは基本的に、noteの記事であっても、noteの画面上で文章を書くわけではない。パソコンでGUIのテキストエディタを使ってテキストファイルに書いてる。最近はKDEのテキストエディタのKateを使ってる。だから書きかけのものはnoteの下書き機能で保存してるわけではなく、テキストファイルがパソコン上に大量にあるという状態。
コードを書くのはたいていvim。でもProcessingとかは例外。
あ、わたくしはnoteで有料記事をやる予定というのは今のところはないのであしからず。
でもまあ、紙の本でしか読めないというものをもしかしたら今後やるかも。2025年12月は、初めて他人の同人企画(ZINE)に寄稿したりもした。2026年1月5日現在、まだ編集作業中のよう。
https://x.com/okitechan/status/2006641458108092874
https://x.com/okitechan/status/2007815867560837521
わたくしが寄稿したエッセイについては、一部だけを自分のnoteアカウントで公開、みたいにするかも。
それはともかく。これからはもうちょっと小ネタの記事もアップしていきたいとは思ってるわけだ。でも同時に、それはやろうと思って可能なものなんだろうか、というのもある。
記事タイトルに分かりやすくキーワードを含めておく、みたいなのも本当はもっとやったほうがいいんだろうとは思う。前述の12月公開の2個の記事の「台湾」や「タイニーハウス」についても、タイトルに含めたおかげで記事が見つけやすい。自分でも見つけやすいというのがいい。これまでの記事、たまに自分でもどの記事に書いたか分からなくなることがある。
でも「関わりたい人がいないということ」にも書いたように、タイトルから内容が推測できないのってわりと好きでもあったりするんだなあ。これが。
まあ、自分がやる分には、ということだけれども。
ちなみに今回の記事も小ネタではある。でも最初から小ネタのつもりで書き始めたわけではない。四半期の総括(つまり2025年10月〜12月の総括)みたいなことをやろうとしたのだが、その中で「小ネタの記事をなかなかアップできない話」というセクションが膨らんでしまったので、1月5日の朝になってから急遽、単体の記事に切り分けたというわけ。
つくづく、計画的な執筆というのができないたちなのである。



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