こんにちは、ふためんです。
今回は、反響の大きかったこちらのポストの内容…
「動画編集×AI自動化」
https://x.com/futamen_0308/status/2003411395682132170?s=61
のやり方について解説します!
まず、もったいぶっても仕方ないので最初にネタバラシしますが、
今回の方法は既存のAIサービスに丸投げしているものではなく、
既存のAIサービスを活用しながら開発している動画編集ツールです。
僕は7,000万を売り上げる動画制作スタジオ「Next Create」の代表を務めています。
メインの制作は「YouTubeビジネス系」で、シンプル編集がほとんど。
ビジネスジャンルでは凝った編集をすることは少ないので、作業部分を、AIを使ってなんとか自動化できないかと試行錯誤していました。
そこで自社向けに開発していたのが今回の自動編集ツールというわけです。
ただ、Xでプロトタイプを公開したところ、
かなり需要のあるものだと分かったので、
自社専用ではなく、誰にでも使えるツールにできるよう方針変更しました!
β版ができたら無料配布しようと考えています。
完成品を使いたい方は、
出来あがり次第僕のXかLINEで発信しますので、チェックしていただけると幸いです!
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で、ここからが今回の本題です!
完成を待たずに、すぐに自分で試してみたい方もいると思いますので、どうやって動画編集を自動化しているのか、やり方の解説をします。
普段AI触ってない人には少し抵抗のある話かもしれないけど、
これを機にざっくり知識くらいには理解していただけると今後の活きるはず!
✅まず、使用するAIサービスは以下です
●動画編集自動化に必須
・Gemini(推奨はClaude Opus4.5)
・Google Antigravity(推奨はClaude Code)
●あれば便利
・HEYGEN(AIアバターを作るサービス)
・fishaudio(合成音声を作るサービス)
GeminiやClaudeが何かはほとんどの方が分かると思いますが、
「Antigravityって何?」
「Claude Codeって何?」
という方もいると思いますのでざっくり説明すると、
"AIエージェントにコードを書いてもらいながらツールを開発するサービス"です。
これを使って今回の動画編集自動化を実現させました!
「YouTube風に編集して」と一言伝えれば、AIが素材を全て確認したうえで、めちゃいい感じに編集して、mp4として書き出しまでしてくれる形まで仕上げました。
コードとか難しそう…
プログラミングじゃん…
と思うかもしれませんが、
僕も全くの知識ゼロだということは添えておきます。普通に全部エージェント任せです。なんも知らんくせに不遜な態度で指示だけしてる上司って感じです。
それと、上に書いたように、
推奨がClaude系列なのになぜGemini系列を使っているかというと、
あまりお金がかからないからです(大事だよね)
ぶっちゃけClaude opus4.5とClaude Code使ったほうが性能高いですよ。
スムーズに自動編集AIが作れます。
コード作成も上手いし、AI初心者の心強い味方です。
実際使ってみましたがとても優秀でした。
でも現段階ではアホみたいにお金かかるので普段から仕事で使ってる人か石油王なら推奨って感じです!
↓では、ここからは開発手順を書いていきます
✅ステップ1 Antigravityにアクセスする
まずはAntigravityをインストールして、開きます。
Googleアカウントがあれば誰でも無料で使えるのが強すぎるポイント!
開いたらAIエージェントとのチャット画面が出てくるので、ここにやりたいことを伝えていきます。
※AIエージェントのモデルは複数選べますが、無料かつ実質無制限で使えるのは現状「Gemini3Flash」です。(25.12.25時点)Gemini3proやClaude系列も選べますが、使いすぎると使用制限が来てしまうので注意。
✅ステップ2 Remotionプロジェクト用のフォルダを構築
新しい言葉が出てきてごめんなさい!
Remotionというのは、「プログラムのコードを使って動画を作るサービス」なんですが、ぶっちゃけ理解しなくてもOKです。
AIに指示をする時に単語として必要なので苦渋の決断で出しました。
忘れていいです。
まずはAIに、編集してもらう素材を入れておくフォルダを作ってもらいます。
↓こんな感じで指示すればOK
Remotionで動画編集するプロジェクトを作りたい。 まずは素材を入れるためのフォルダ構成を作って。
するとAIがこんな感じにフォルダを作ってくれます。
ここに使う素材を突っ込んでいきます。
project/
├── audio/ ← 音声データを入れるフォルダ
├── avatar/ ← 動画素材を入れるフォルダ
├── bgm/ ← BGMを入れるフォルダ
├── images/ ← 画像・イラスト素材を入れるフォルダ
└── output/ ← 完成した動画が出力されるフォルダ
これができたら準備OK。
なお、今回のポストの映像にはAIアバターを使っています。
fishaudioというAIサービスで声を作り、
HEYGENというAIサービスで人物のアバターを作りました。
この素材で作っています。
もちろん、実写や実音声でも同じことができます!
✅ステップ3 作りたい動画編集自動化の「型」を伝える
上で準備はできたものの、
いきなり「動画編集して」と言っても、AIは何をどう編集すればいいか分かりません。
なのでまずは「どんな動画を作りたいか」を具体的に伝えていきます。
例えばこんな感じ
> YouTube向けのビジネス系動画を作りたい。
> アスペクト比は16:9
> テロップは画面下部に表示
> BGMは小さめに流す(-20dbくらい)
> 左上にテーマテロップを配置
で・す・が!
ここで大事なのは、こういう指示を「自分で考えすぎない」こと。
小難しく考えず、AIに考えさせればいいんです。
Geminiなどの普段使ってるチャットAIに「YouTube風の動画をつくりたいんだけど、 Antigravityにどんな指示をすれば伝わりやすい?」と聞いてみるだけで、AIが構成を考え、 Antigravityが理解しやすいテキストで提案してくれます。
こういうの自分で考えてると頭痛くなってくるからね。
ムズイことは全部AIにやらせたるわ!!!!!
くらいのパワハラ上司思考でいた方が上手くいきます(マジで)
✅ステップ4 自動動画編集ツールを作ってもらう
パワハラ上司の皆さん。
ここからがAIエージェントの本領発揮です!
フォルダ内の素材を使って、Remotionで動画編集できるプロジェクトを作って。エラーが出たら原因を自分で特定して、自分で修正して、再度エラーが無いか確認→修正を繰り返して。
みたいに伝えると、AIが勝手にコードを書き始めます。
何かエラーが起きた時、こちらにいちいち確認を求めてくることが多いので、勝手に修正を繰り返すよう指示を出しておきます。
おれは見ねえけどおれが満足するもん作れよ!いいもんできるまで持ってくんな!というスタンスです。やなヤツになりましょう。
それでも確認を求めてくることがありますが、
このあたりの設定は詳しい人に聞いてみてください。正直、僕は開発についてはそんなに詳しくないので…。
✅STEP4.5 サブエージェントで作業を分担させる(中級者向け)
ここまでで基本的な自動編集はできるようになりますが、
さらに精度を上げて安定させたい場合は「サブエージェント」を構築するのがおすすめです。
まーたわけわからんこと言い出したな…もういいよ…
と思った方、ここは中級者向けなので一旦飛ばして次のステップに行ってもOKです。
気分が乗った時に戻ってきてください!
サブエージェントってのは、
簡単に言うと「専門分野ごとにAIを分ける」というイメージです。
1つのAIに全部やらせると、
- 字幕のタイミング調整
- アバターの配置
- BGMの音量調整
- 動画の書き出し
こういうのを全部同時に考えなきゃいけないので、どこかでボロやミスが出やすくなります。 なので、役割ごとに「担当AI」を作って編集の精度を高めます。
例えばこんな感じ↓
・スクリプト分析担当AI→台本を読んで構成を決める
・カット担当AI→カットのタイミングや間の取り方を決める
・音声担当AI→音声ファイルの分析、タイミング調整
・テロップ担当AI→テロップの生成とタイミング調整
・映像担当AI→アバターや画像の配置
・BGM担当AI→BGMの選定と音量調整
なーに、難しく考えなくていいんです。
Antigravityに対してこう伝えてください↓
動画編集の作業を分担するサブエージェントを構築したい。
以下の役割ごとに専門のエージェントを作って。
> スクリプト分析
> 音声処理
> 字幕生成
> 映像配置
> BGM管理
それぞれが連携して最終的に1本の動画を出力できるようにして!
するとAIが、各担当ごとのコードやプロンプトを
勝手に、いい感じに、作ってくれます。
僕の場合、スクリプト分析担当のAIをかなり優先的に育てました。
台本の内容をちゃんと読み取って、
こちらの意図を確実に把握してもらえると、
自動編集の精度が劇的に高まるからです。
※この辺は好みなので、僕のやり方が正解というわけではありません
一応、サブエージェントを作るメリットを載せておきます。
●エラーが起きた時に原因が特定しやすい(字幕がおかしい→字幕担当を修正するだけで解決)
●部分的な改善がしやすい(BGMだけ変えたい→BGM担当だけ調整)
●使い回しがきく(字幕担当は別な形式のテンプレを作る時にもそのまま使える。ショート動画にしたい時など)
「そこまでやる必要なくね?」と思うかもしれませんが、
最終的に動画を量産していきたいなら、この構成にしておくと後々めちゃくちゃ楽になります。僕は最初にこれを面倒くさがってやらなかったことで大変な思いをしました。数日無駄にしてしまった…!
✅ステップ5 修正を伝える
もちろん、いくらAIが優秀でも最初から完璧なものは出てきません。
でも大丈夫。
日本語で修正点を伝えればOKです。
例:
「テロップの文字をもっと大きくして」
「アバターの位置を左下に変えて」
「BGMの音量をもう少し下げて」
こういうのを何度も何度も繰り返して、理想の編集の形に近づけていきます。
僕は理想に近づけるため、ClaudeやGeminiと毎日喧嘩してました。憎ささえ感じた。
でも、大変なのは最初だけです。
ここで理想を形にしておくことで、
完成度の高いテンプレ編集が出来上がります。何事も詰めが大事。
理想のテンプレ編集が構築できたら、後は自動編集のトリガーを設定するだけで完成!完全自動編集まであと一歩です!
✅ステップ6 自動動画編集のテンプレ構築
最後に、AIに伝えるキーワードを設定します。
ここまでに構築した動画編集をさせるためのトリガーとなる言葉の設定ですね!
「YouTube風に編集して」と指示したら、素材を確認した後、動画編集を実行し、MP4で書き出すテンプレにして。
と伝えれば、
この設定したキーワードを打ち込むだけで、AIが勝手に全部やってくれるようになります。
これで動画編集の完全自動化が完成!
1分も待てば、指定したフォルダの中に編集済みの動画が書き出されています。えぐい。
※書き出し時間はPCスペックに強く依存するのでみんな1分ではないです。
パワハラ上司役になりきりたい人は、
トリガーとなる指示を
「全部やっとけオラ!!」とかにすれば気持ちいいかもしれないですね。
✅あとがき!
今回、急ぎ自動編集の裏側を書いてみました!
なるべく分かりやすいように必要最低限のことだけ書きましたが、
正直、最初の「テンプレの型」を作るまではかなり時間がかかります。
僕も何日もエラーと戦いながら試行錯誤しました。
でも、大変なのは最初だけです。
一度テンプレができてしまえば、あとは素材を入れ替えるだけ。
動画1本をたった1分で、
何本でも大量に作ることが可能になります!
もちろんテンプレ編集しかできないけど、
動画編集に何時間もかけていた時間を大幅に短縮できる革命的な方法なのは間違いありません。
まあでも…
こんなの作りたくないですよね!!!!!
なんかよーわからんしダル…
と思ってしまったあなたは正常です。
普通にツール開発をやりたいと思える人の方がマイノリティです。
なので、冒頭にも書きましたが、
もっと楽に使いたいという方は、
僕が完成させますのでもう少しお待ちください!
どうせ自分の仕事で使う前提で作ってるので、
その副産物として皆さんに技術提供できるなら僕としても嬉しいです。
今後、改良を重ねて僕から皆さんにお届けします。
元々自社向け開発のつもりだったので、まだ扱いやすい形にはなってませんが、遠くない内に誰にでも使いやすい形にします。
一旦続報をお待ちいただければ幸いです。
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