23日夜に放送されたフジテレビ系「ホンネ喫茶 永田町」で、外国人の受け入れをめぐり、ゲストのホリエモンこと実業家の堀江貴文氏と、日本保守党の北村晴男参院議員がバトルを展開するひと幕があった。
外国人の受け入れを規制すべきか、というテーマの議論で、出演者の1人、自民党の河野太郎元外相は「ルールをきちんと決めて、ルール通りに入ってきてくれる人は受け入れないと、経済が回らない」と指摘。これに、MCの加藤浩次は「なんで、ルールがここまで曖昧な感じだったんですか」と疑問を口にすると、堀江氏は「移民法とか言うと、選挙受かんないからね」と皮肉交じりに指摘。加藤も「そこなんでしょうね。言わないでなんとなく(ここまで)来てしまった」と、応じた。
参政党の神谷宗幣代表や日本維新の会の吉村洋文代表が、それぞれの主張を展開する中、北村氏は神谷氏や吉村氏の主張に基本的に同意しつつ、「ルールをつくるにあたり、検討しないといけないことがある」として「長いスパンで見ると、移民を入れることは経済合理性ではめちゃめちゃマイナスなんです」と持論を展開。2016年にオランダで行われた調査で、欧米系移民と非欧米系移民について「一生涯で国にとって経済的にプラスかマイナスかを検討」した結果、欧米系の移民はプラス1000万円、非欧米系の移民はマイナス7000万円だったなどの内容を口にした。
北村氏はこの中で、アフリカ・イスラム系の移民についてもマイナスだと主張し「さまざまな原因があるが、全部緻密に検討したらそうなった。質のいい人、日本語も勉強するし日本の文化も勉強する。一生懸命働く人に絞っていかなければ、日本は壊れる」と、持論を展開した。
加藤に「国籍で絞るということですか?」と疑問を呈され、北村氏は「国籍で絞る、というやり方もある」と応じたが、これに対し、堀江氏は「それ、めちゃくちゃ差別主義じゃないですか」と、疑問を呈した。
すると、北村氏は堀江氏に「その考え方が間違ってる。差別か区別かというのは、具体的な事実に基づいて検討しなきゃだめなんです」と反論。ここで、北村氏の紹介した調査に関し、「移民の経済効果の有無については研究者の間でも意見が分かれており、実証的には答えは出しづらい」との解説が挟まれた。
これを受け、堀江氏は「僕、ちょっとね。北村先生の思想でいやだなと思うのは、アフリカ系がすごいマイナスになるとか。それはただの決めつけだと、俺は思っている。アフリカ系だって、優秀な方はもちろんいらっしゃるし…」と述べたが、北村氏は「そんなことは決まってるんですよ」と反論。すると堀江氏は「決まってねえよ!」と述べ、机をドンとたたき、「決まってねえよ」「決まってねえよ」と、北村氏の主張に反論し続けた。
北村氏が「そんなことは決まっているんですよ。個々によって決まってるのは当たり前のこと…」と述べる中、堀江氏はさらに不快感をにじませながら「決まってねえよ。決まってねえよ。決まってねえよ。それは差別主義だよ。それは最低の考えだよ」と強い語調で持論を展開した。
2人の応酬バトルが続き、加藤が「今、意見が食い違っている」として、2人の激論に割って入ったほどだった。