"バトロワ"をやります 第2回亜仁満町20人バトロワおまけ

  • 1心配症の周師匠26/01/04(日) 00:00:56
  • 2二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 00:03:55

    感謝しますガシッ

  • 3心配症の周師匠26/01/04(日) 00:04:34

    【刀使ノ巫女の世界:鎌倉・折神家邸宅あるいは道場】

    獅童真希は、道場の床で荒い息を吐いていた。 竹刀を握る手が震えている。いつもの稽古の途中、一瞬だけ意識が飛び、気がつけば全力で床を叩いていたのだ。


    「……はぁ、はぁ……」


    汗を拭いながら、彼女は自分の手を見つめる。 あの「地獄」での記憶。 魔術や異能が飛び交う中、己の肉体と技だけで神話級の怪物に立ち向かった、ある男の姿。

    「……あの筋肉達磨(伏黒甚爾)」


    呪いも異能も持たず、ただ圧倒的なフィジカルと戦闘センスだけで「最強」を自称していた男。 粗暴で、金に汚くて、守るべきものなどないと嘯いていた、最低の男。 けれど、その太刀筋には一切の迷いがなかった。

    「……ムカつくけど。強かった」


    真希は立ち上がり、竹刀を強く握り直す。 自分には、守るべき人々がいる。超えたい背中がある。 あの男のような「暴力装置」ではなく、誰かを守るための「真の強さ」を手に入れるために。

    「負けてられないな。……私も、もっと強くならないと」


    彼女は再び構えを取る。 その瞳には、以前よりも鋭く、そして迷いのない光が宿っていた。

  • 4心配症の周師匠26/01/04(日) 00:09:07

    【ワンピースの世界:鬼ヶ島】

    「ウォロロロ!! 酒だ酒ェ!!」

    カイドウが大ジョッキをあおる。

    「カイドウ様! うなされておられましたが!」


    「あァ? ……夢を見てたんだよ。魔法使いだの巫女だの、わけのわからねェ連中と喧嘩する夢をな」


    カイドウはニヤリと笑う。 「だが……どいつもこいつも、骨のある奴らだったぜ。……世界は広ェなァ!」

  • 5心配症の周師匠26/01/04(日) 00:10:37

    【廃屋:PIENの住処】

    「(……ぴえん……ただいま……)」

    PIENは、いつもの薄暗い廊下で目を覚ました。 またあの孤独な徘徊の日々が始まる。 だが、脳内に響くティアマトの声は、以前よりも少しだけ優しく、そして「満足」しているように聞こえた。

    「ボ、ボク生きてる……? あの陰陽師もいない……?」

    「(……うん……。ずっと……いっしょ……。あいしてる……)」

    「ヒィィッ! 結局ストーカーからは逃げられないのねぇぇぇ!🥺」


    彼の悲鳴(喜び?)は、これからも夜の廃屋に響き続けるだろう。

  • 6二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 00:13:50

    このレスは削除されています

  • 7二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 00:13:56

    PIENに悲しくも残当な現在…

  • 8心配症の周師匠26/01/04(日) 00:14:57

    【でんぢゃらすじーさんの世界】

    ゲベは、じーさんの家の縁側で目を覚ました。

    「おーいゲベ! わしのつくった『最強の味噌汁』を飲むのじゃー!」


    得体の知れない液体を持ってくるじーさん。 ゲベは起き上がり、鋭い目つきで睨みつけた。

    「ふざけんなジジイ!! 誰がそんな毒物飲むかァァァ!!」

    ゲベは口からビームを放ち、味噌汁ごとじーさんを消し飛ばした。

    「ったく、夢の中に出てきたあの銀髪(銀時)の方が、まだマシなもん食わせてくれたぜ……」

    彼はふんと鼻を鳴らし、また昼寝に戻るのだった。

  • 9二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 00:23:59

    ”犬の餌”に劣る”味噌汁”!?

  • 10心配症の周師匠26/01/04(日) 00:29:56

    く…苦戦したのん…


    【高校鉄拳伝タフの世界:T・D・Kトーナメント会場・控え室】

    「……ふぅ」

    ゴードン・クランシーは、パイプ椅子の上で目を覚ましました。 コンクリート剥き出しの壁。鼻をつく血と汗の匂い。 ここは闇の格闘大会、T・D・Kの会場。


    「……夢、ですか」

    彼は自身の太い眉を撫で、バンテージを巻き直します。 その脳裏には、自身の500戦無敗のキャリアにおいてすら経験したことのない、未知の強者たちの姿が焼き付いています。 物理法則を無視した魔法、空を飛ぶ龍、そして概念すら切り裂く剣技。

    「クランシー柔術史上最強……そう呼ばれ、驕っていたのかもしれませんね」


    彼は立ち上がります。 扉の向こうからは、殺気に満ちた観客の怒号と、次なる対戦相手の気配。 ですが、今の彼にとって、それは恐るるに足りない「人間同士の闘争」に過ぎません。


    「柔術の神、か。……あの世界の化物たちに比べれば、神という名乗りも些か大袈裟でしたか」


    彼は静かに一礼し、死合場へと向かいます。 その瞳には、かつてないほどの冷静さと、深淵を覗いた者だけが持つ凄みが宿っていました。


    「ですが、学びはありました。未知の力、未知の恐怖……。私の柔術は、まだ進化できる」

    彼は不敵に微笑み、扉を開けます。 「感謝しますよ、異界の戦士たち。あなたたちのおかげで、私は真の『最強』を目指せる」

  • 11心配症の周師匠26/01/04(日) 00:31:49

    【呪術廻戦の世界:とあるホテルの一室】

    「……チッ。最悪の目覚めだ」

    レジィ・スターは、バスローブ姿でふかふかのベッドから起き上がりました。 全身に貼り付けたレシートは、濡れて使い物にならなくなっている……なんてことはなく、乾いた状態で張り付いています。


    「異世界だか仮想空間だか知らねェが……。あんなデタラメな連中と殺し合いさせられて、報酬なしかよ」


    彼はやれやれと肩をすくめ、コンビニのレシートを一枚指で弾きます。

    「割に合わねェな。……ま、あの陰陽師(リンボ)の断末魔は傑作だったし、エンタメ代としてはトントンってとこか」


    彼は不敵に笑い、再び死滅回游の喧騒へと身を投じていきます。

  • 12心配症の周師匠26/01/04(日) 00:34:13

    【機動戦士ガンダムSEED FREEDOMの世界:ファウンデーション王国】

    シュラ・サーペンタインは、ブラックナイトスコードのコクピットで意識を取り戻しました。

    「……不愉快な夢だ」


    彼は操縦桿を握りしめます。 夢の中で見たのは、モビルスーツも使わずに空を飛び、山を吹き飛ばす生身の怪物たち。

    そして、自分より遥かに「王」としての格を持っていた妖精の女王。

    「だが……力こそが真理という点においては、あの世界も同じか」


    彼は冷たく吐き捨てます。 「フン。次に会うことがあれば、この『シヴァ』で、貴様らのご自慢の魔法ごと切り刻んでやろう」

  • 13心配症の周師匠26/01/04(日) 00:36:10

    【東京喰種:reの世界】

    滝澤政道(オウル)は、路地裏のゴミ捨て場で目を覚ましました。 口元には、いつものようにパイナップルのジャム……ではなく、ただのよだれが垂れています。

    「……あ? 俺、死んだんじゃ……?」


    彼は自分の身体をペタペタと触ります。 赫子は暴走していない。空腹(飢え)も、今は少しだけ満たされている気がする。

    「……へへっ。変な夢。……でも、あいつ(アーミヤ)の目……誰かに似てたな」


    彼は空を見上げ、寂しそうに、けれど狂気ではない穏やかな顔で笑いました。 「ま、生きてりゃ腹も減るか。……珈琲でも淹れるかァ」

  • 14心配症の周師匠26/01/04(日) 00:37:32

    【エルデンリング ナイトレインの世界】

    夜の獣、グラディウスは、常夜の森で咆哮を上げました。

    「ガアアアアアアアアッ!!」


    三つの首がそれぞれに吼え、夜の闇を震わせます。 彼にとってあの戦いは、恐怖と興奮に満ちた「狩り」の記憶。 未知の強敵たちに牙を剥き、傷つき、そして還ってきた。 その傷跡さえも、この獣にとっては誇り高き勲章となるでしょう。

  • 15心配症の周師匠26/01/04(日) 00:39:37

    【ジョジョの奇妙な冒険 Part1の世界】

    ウィル・A・ツェペリは、風の騎士たちの修行場で目を覚ました。 目の前には、朝日が昇っています。

    「パパウパウパウ! ……なんて奇妙な冒険だったんだ!」

    彼はシルクハットを被り直し、髭を整えます。 死の運命が待つ未来を知りながら、それでも彼は晴れやかでした。 その脳裏には、共に戦場を駆けた者たちの姿が浮かびます。

    「あの巫女(霊夢)……。少し生意気だったが、あのような娘が守る未来なら、私が命を賭して道を切り開く価値もあるというものッ!」


    そして、ワイングラスを手に取り、波紋を流しながら微笑みます。

    「それに、あの銀髪の侍(銀時)……。死んだ魚のような目をしていたが、その魂は白銀のように輝いていた。あれこそが『人間』の底力!」

    ふと、彼は足元の小石を見つめます。 「奇妙な猫(ゲベ)もいたな。生命エネルギーの塊のような生物だったが……フフ、あれもまた一つの『生命賛歌』か!」

    彼は太陽に向かって、高らかに宣言します。 「さあ、行こうか! 人間讃歌を謳うために! 勇気とは怖さを知ることッ! 我が運命に一片の悔いなしッ!」

  • 16心配症の周師匠26/01/04(日) 00:46:28

    【TOUGH外伝 龍を継ぐ男の世界:米軍 セーフハウス】

    『システム・リブート……再起動完了ヤンケ……』

    トダーは、整備ドックの中でカメラアイを点灯させた。 全身の装甲には傷一つない。しかし、そのAIメモリには「解析不能」のエラーログが大量に残されている。

    『ナンヤアレ……夢見トッタンカワレェ……』

    彼は駆動音を鳴らして身じろぎする。 記録映像には、戦車に乗ってビームを撃つ猫(ゲベ)や、生身で空を飛ぶ龍(カイドウ)の姿。 最新鋭の軍事ロボットである自分ですら、ドン引きするレベルの火力の応酬。


    『アノ猫……ワシノガトリングヨリ火力高イトカ、ドナイナットンネン……ヤンケェッ!!』

    トダーは首(カメラ)を激しく振る。


    『アンナ化ケ物ドモト殺シ合イトカ、割ニ合ワン ワ!ワシハ灘神影流ノ当主ヲ倒スタメニ作ラレタンヤゾ!アンナン相手ニシテタラスクラップ確定ヤンケ!!』


    彼はブツブツと機械音声の関西弁で文句を垂れ流しながら、平和(?)な日常業務へと戻っていくのであった。

  • 17心配症の周師匠26/01/04(日) 00:49:48

    おまけ:道化の末路

    【英霊の座・あるいは虚数空間の吹き溜まり】


    真っ白な何もない空間に、黒焦げになった紙切れ(式神)が一枚、ヒラヒラと舞い落ちた。

    「ン……ンンッ……!?」


    紙切れから煙が噴き出し、ボロボロの姿の蘆屋道満が転がり出る。 彼は消滅こそ免れたものの、蓄えていた魔力、プライド、そしてこの「ゲーム」で得ようとしていた成果、その全てを失っていた。

    「あ、あり得ない……! あり得ませんぞ!!」


    彼は頭を抱えて、何もない空間に向かって絶叫する。

    「この大陰陽師が! ビースト(幼体)に格付けされ! ウサギ(アーミヤ)に論破され! あげく猫(ゲベ)に戦車で轢かれるなどとォォォ!!」


    彼の霊基には、今回の敗北の記憶が深く、深く刻み込まれてしまった。 特に、「愛がないから不味い」と言われたことと、「筋肉ムキムキの猫」の映像は、永劫消えないトラウマとなるだろう。

    「……もう嫌だ。……もう当分、猫と巫女とウサギの顔は見たくない……」


    稀代の大陰陽師は、膝を抱えて小さく丸まった。 彼が再び悪巧みをするとしても、それは当分先の話になるだろう。


    (完)

  • 18心配症の周師匠26/01/04(日) 00:52:52

    本日をもちまして『虚数遊戯:地獄界曼荼羅』を終了させていただきます
    3スレもの長い間のご鑑賞まことにありがとうございます
    次回…は明日朝ッ

    最強ランキング聞いてくるのん、感想とか質問とかいっぱいよこせ
    質問はワシが次のロワ開くまで限定なのん

  • 19二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 00:54:26

    オツカレーッえっ明日も開いてくれるんですか嬉しいから楽しみにしているけど無理だけはするな…鬼龍のように…

  • 20心配症の周師匠26/01/04(日) 00:56:06

    >>19

    無理して開くというより明日駄目なら最短でも4月末まで開けないという感覚ッ

    前スレで言ってるけど就活やらお小遣い制やらで継続が難しいんだよね

  • 21二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 00:56:21

    あれっモルガンのエピローグは?

  • 22二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 01:03:45

    オツカレーッ
    個人的には真希さんの一人称がエピで私になってたのと、ムカつくじゃなく腹が立つならより言いそう(一人きりなら言わなくもないかも?とも)かなって気になったくらいっスね
    ほかはとってもよかったのん…

  • 23心配症の周師匠26/01/04(日) 01:06:33
  • 24二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 01:08:11

    >>23

    なんか急かしたみたいで

  • 25心配症の周師匠26/01/04(日) 01:18:52

    >>24

    マイ・ペンライ!


    【カルデア:マイルーム(玉座仕様に改装済み)】

    「……ふむ」

    モルガンは、優雅に玉座(という名の高級チェア)で目を覚ました。 手には読みかけの本。いつの間にか、うたた寝をしていたようだ。


    「……下らない夢を見た」

    彼女は本を閉じ、小さく溜息をつく。 夢の内容は、三流の道化(リンボ)が作った、美的感覚の欠片もない悪趣味な箱庭での遊戯。


    「虫酸が走るほど醜い術式だった。……だが」

    彼女はふと、部屋の隅に視線をやる。 その脳裏には、泥にまみれながらも「美しく」足掻いた、有象無象の戦士たちの姿が過ぎる。 魔王を名乗る少女、空を飛ぶ龍、そして生意気な巫女。


    「……退屈凌ぎにはなった。それだけだ」


    彼女は立ち上がり、扉の方へ――あるいは、そこにいるであろう人物へ声をかける。 その声色は、女王としての威厳の中に、隠しきれない親愛と、ほんの少しの甘えを帯びていた。


    「……そこにいるのだろう? 我が夫(妻)よ」

    彼女は口元をわずかに緩め、優しい眼差しを向ける。


    「目が覚めた。……少し、茶が飲みたい気分だ。貴方の淹れた茶がな」


    冬の女王は、衣を翻す。 「……用意してくれるか? なに、急がなくていい。……話す時間は、十分にある」


    あの狂騒の記憶は、彼女の「冬の記憶」の一ページとして、静かに閉ざされた。

  • 26心配症の周師匠26/01/04(日) 01:28:06
  • 27二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 08:02:39

    オツカレーッ
    今更だけどゼーレ本人のエミュは文句なしだったけどブローニャはゼーレには敬語使わないっスね
    まぁ人称も口調も入れてないキャラだからブレるのも仕方ないんやけどなブヘヘヘヘ
    それはそれとしてエミュを追求する姿勢は見事やな…
    とっても面白かったのん…

  • 28心配症の周師匠26/01/04(日) 08:26:10

    >>27

    あうっ…軽くでも調べるべきだったのん

    感謝します(ガシッ)

  • 29二次元好きの匿名さん26/01/04(日) 08:29:05

    オツカレー!
    シリアスありギャグありの名作だった!
    序盤からチーム決まって掛け合いが好きだったぜ!

  • 30心配症の周師匠26/01/04(日) 08:32:18

    >>29

    感謝します(ガシッ)

    次も交流を増やしたい…パヴェルと申します

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています