"バトロワ"をやります 第2回亜仁満町20人バトロワpart2

  • 1心配症の周師匠26/01/03(土) 14:55:44
  • 2二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 14:59:31

    気になるのお続き
    ですねえ

  • 3二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 14:59:48

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  • 4二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 14:59:49

    ふうん トダーは黒幕ではなかったということか

  • 5心配症の周師匠26/01/03(土) 15:01:13

    【住宅街・大通り】


    「ぐあっ……!!」


    峯義孝が吹き飛ばされ、アスファルトを転がる。 すでに全身創痍。麒麟の刺青は血で赤く染まっている。

    「峯さん!!」


    アーミヤが駆け寄ろうとするが、峯は手で制する。

    「来るなッ!!」

    目の前には、悠然と浮遊する女王モルガン。 彼女の周囲には、無数の魔術の槍が展開されている。

    「……しぶとい虫だ。なぜ死なない」


    モルガンが首を傾げる。 力の差は歴然。それでも峯が立っているのは、ひとえに気力のみ。

    「ハア、ハア……。俺は、これでも組を預かる身でね……。部下の前で無様は晒せねぇんだよ」


    峯がふらつきながら立ち上がる。 彼は背後にいるアーミヤとライザリン・シュタウトを見た。 その目に、かつて自分が憧れ、そして裏切ってしまった男――堂島大吾の面影を見る。

    (……ああ、そうか。俺は……誰かを守って死にたかったのか)


    峯の中で、何かがストンと落ちた。 金でも、力でもない。ただ、己の信じるもののために命を燃やす。 それが、極道(おとこ)としてのケジメ。

  • 6心配症の周師匠26/01/03(土) 15:04:56

    「……お嬢さんたち。走れ」

    「えっ……でも!」

    「俺が道を作る。……振り返るな、行けッ!!」


    峯が吠える。 それは最期の命令であり、願いだった。

    「……ッ! ライザさん、行きます!」


    アーミヤは唇を噛み締め、決断する。ここで全滅すれば、彼の覚悟が無駄になる。 彼女は泣きじゃくるライザの手を引き、路地裏へと走り出した。


    「逃がすか」

    モルガンが槍を向ける。

    「よそ見してんじゃねぇぞババアッ!!」


    峯が二丁拳銃を乱射しながら突っ込む。 弾丸は全て魔術障壁に弾かれるが、彼は止まらない。 拳銃を投げ捨て、素手でモルガンの喉元へ迫る。


    「……不敬な」


    モルガンの指先が光る。

  • 7二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:06:03

    おおっ峯が仲間を庇って死にに行っている!
    光のあるところに行けたんやっ

  • 8心配症の周師匠26/01/03(土) 15:07:00

    ドシュッ!!

    数本の黒い槍が、峯の胴体を貫いた。


    「が、はッ……」


    峯の動きが止まる。 口から大量の血が溢れる。だが、彼は倒れない。 貫かれたまま、モルガンの腕を掴み、その場に縫い留める。

    「……少しは、足止めになったか……?」

    「……離せ。汚らわしい」


    モルガンが冷たく言い放ち、魔力を解放する。


    ドォォン!!


    峯の体が吹き飛び、瓦礫の中に埋もれる。 彼は夜空を見上げた。 そこには、かつて見た神室町のネオンではなく、冷たい月が輝いていた。

    「……会長。……そっちへ、行きます……」


    静かな独り言と共に、峯義孝の瞳から光が消えた。 東城会直系白峯会会長、散る。

  • 9心配症の周師匠26/01/03(土) 15:14:18

    【住宅街・公園】

    「……なんか、凄い音がした」


    インデックスがおにぎりを頬張りながら空を見上げる。 ゼーレと獅童真希も、その方向――峯が散った場所を見つめていた。

    「……誰かが死んだな」


    真希が呟く。 戦士としての勘が、強者の死を感じ取っていた。

    「……悲しい匂いがするわ」


    ゼーレが鎌を抱きしめる。 この静寂も長くは続かない。死の連鎖は、確実に彼女たちの元へも近づいている。


    ◯12ターン目 リザルト

    生存者

    カイドウ (トダーを一方的に破壊。地上へ戻る)/女王モルガン (峯を殺.害。アーミヤたちを取り逃がすが、特に気にしていない)/アーミヤ (峯の犠牲により逃走。悲しみを堪える)/ライザリン・シュタウト (峯の死に涙しながら逃走)/坂田銀時 (休息中)/博麗霊夢 (休息中)/ゲベ (休息中)/伏黒甚爾 (移動中)/PIEN (甚爾の後ろをついていく)/ゼーレ (公園で待機)/獅童真希 (公園で待機)/インデックス (公園で待機)/キャスター・リンボ (峯の死を嘲笑う)


    死亡者(脱落者)

    ゴードン・クランシー (2ターン目死亡)/滝澤政道 (6ターン目死亡)/夜の獣、グラディウス (8ターン目死亡)/ウィル・A・ツェペリ (8ターン目死亡)/シュラ・サーペンタイン (10ターン目死亡)/レジィ・スター (10ターン目死亡)/トダー (死亡。原因:地下街にてカイドウと遭遇。全兵装を無効化され、引奈落によりプレスされ完全に破壊される)/峯義孝 (死亡。原因:モルガンからアーミヤたちを逃がすため単身特攻。魔術の槍に貫かれながらも最期まで足止めを果たし、大往生を遂げる)

  • 10二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:15:12

    何でずっと何かしら食ってるこの馬鹿は

  • 11二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:17:08
  • 12二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:17:47

    ずっと画面外で傍観してるリンボマンが不穏すぎルと申します

  • 13心配症の周師匠26/01/03(土) 15:26:56

    13ターン目:慟哭の錬金術師、あるいは魔女の戯れ

    【住宅街・公園】

    「はぁ、はぁ……っ!」


    ライザリン・シュタウトが、公園の芝生に崩れ落ちる。 その瞳からは涙が溢れ、止まらない。


    「私のせいだ……私がもっと強ければ、峯さんは……!」

    「……ライザさん、自分を責めないでください。峯さんは、自分の意志で私たちを守ってくれたんです」


    アーミヤが肩を抱くが、彼女自身の指先も震えている。 目の前で散った男の背中。その熱さが、まだ手に残っている。

    「……何? あんたたち」


    ベンチに座っていたゼーレが立ち上がる。 獅童真希も刀の柄に手をかけた。


    「……敵意はない。ただ、逃げてきただけだ」


    真希が二人の様子――ボロボロの衣服と、漂う硝煙の匂い、そして深い悲しみを見て取る。


    「……追われているのか?」


    「はい……。『女王』に……」


    アーミヤが答える。 その時、公園の入り口から、パチパチという拍手の音が響いた。

  • 14二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:27:55

    "帰れ"としか言えません

  • 15二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:28:52

    マンボちゃんはなんでそないに水を差そうとするん?

  • 16二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:29:00

    今んとこ0キルの蕨やん元気に暗躍しとん

  • 17二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:30:06

    不穏を超えた不穏

  • 18心配症の周師匠26/01/03(土) 15:30:26

    「ンンンンン! 素晴らしい! 実に素晴らしい逃走劇にございますなぁ!」


    空間が歪み、キャスター・リンボが現れる。 扇子で口元を隠し、三日月のような目でライザたちを見下ろす。 その全身からは、禍々しい呪いの気配が立ち上っている。

    「いやはや、あのヤクザ……峯義孝、と申しましたか。無駄死にとは正にこのこと。あのような下品な男が、最期だけ格好をつけたところで、所詮は犬死に……ンン、実に滑稽!」


    「……」


    ライザが顔を上げる。 その瞳から涙が消え、激しい怒りの炎が宿る。


    「……取り消せ」

    「おや?」


    「峯さんの死を……犬死になんて言うなッ!!」


    ライザが杖を振り上げる。 錬金術師としての矜持、そして友を侮辱された怒りが、彼女の魔力を爆発させる。


    「ボム、投擲ッ!!」


    鞄から取り出されたのは、ありったけの爆弾。 躊躇いも容赦もない飽和攻撃。

    「おっと、野蛮にございますねぇ」

  • 19心配症の周師匠26/01/03(土) 15:32:41

    リンボが指を鳴らし、式神を盾にする。 だが、その爆発の煙の中から、獅童真希が飛び出した。

    「……気に入らないな、お前」


    真希の刀が一閃する。 リンボは辛うじて回避するが、その着物の袖が切り落とされる。

    「ンンッ!? 拙僧に傷を……?」

    「私も混ぜなさいよ。……子供(インデックス)の昼寝の邪魔なのよ」

    ゼーレも大鎌を構え、量子化して背後に回る。 アーミヤも黒いアーツ(源石術式)を展開する。

    「ンンンンン!? 1対4……これは少々、分が悪うございますな」


    リンボは冷や汗をかくふりをしながら、口角を吊り上げる。 彼は謀略家であり、正面からの乱戦は好まない。ましてや、怒れる女たちの結束ほど恐ろしいものはない。


    「今日のところは引きましょう。……ですが、貴殿らに待つのは破滅のみ。ンンン、絶望に顔を歪めるその時を、楽しみにしておりますぞ……」

    リンボは呪符をばら撒き、煙のように姿を消した。

  • 20心配症の周師匠26/01/03(土) 15:33:47

    「逃げたか……」

    真希が刀を納める。 ライザはその場に座り込み、再び泣き出した。だが、それは悔し涙ではなく、共に戦ってくれた仲間への安堵の涙だった。

    「……ありがとう、ございます……」


    公園に、新たな、そして強力な同盟が結成されようとしていた。

  • 21二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:34:06

    お前煽りに来ただけかよえーーっ

  • 22二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:36:04

    煽りに来て反撃されたら狼狽える
    そんなンンンンを埃に思う

  • 23心配症の周師匠26/01/03(土) 15:36:30

    【住宅街・路地裏】

    「……チッ。シケた野郎だ」


    伏黒甚爾が、自販機の下を漁りながら舌打ちする。 カイドウとの戦闘で消耗した武器の代わりを探しているが、そう都合よく特級呪具が落ちているわけもない。

    「あのぉ……パパ黒さん、ボクお腹空いたよぉ……🥺」


    PIENが甚爾の後ろをついて歩く。 先程の囮役のショックでやつれている。

    「(がまん……して……。いまは……たえるの……。だいじょうぶ……わたしが……守ってあげるから……ずっと……いっしょ……Laaaaa……)」


    PIENの脳内に、ティアマトの声が響く。 それは慈愛に満ちているようで、どこか逃げ場のない檻のような重さを孕んでいた。

    「……おい、あそこ」


    甚爾が顎で指す。 そこには、半壊したコンビニがあった。

    「うわぁ! コンビニだ! ぴえん超ラッキー!🥺✨」


    PIENが駆け寄ろうとした瞬間。

  • 24心配症の周師匠26/01/03(土) 15:38:16

    ズドォォン!!


    コンビニが上空から降ってきた「何か」によって押し潰された。

    「……え?」


    PIENが硬直する。 希望が一瞬で鉄屑と化した現実に、思考が追いつかない。 粉塵の中から現れたのは、金棒を担いだカイドウだった。 彼は地下から地上へ戻り、憂さ晴らしに建物を破壊していたのだ。

    「ウォロロロ!! 酒だ酒!! 酒はねェのか!!」


    カイドウが瓦礫(元コンビニ)をひっくり返す。


    「……げっ」

    甚爾が瞬時に身を隠す。 PIENはあまりの恐怖とショックに声も出ず、白目を剥いてその場に卒倒した。

  • 25二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:40:04

    PIENが気絶したあっ まあええやろ

  • 26二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:40:28

    カイドウ PIENを殺せ!
    奴は浮気蛆虫…殺しても罪悪感はわかないはずだ

  • 27心配症の周師匠26/01/03(土) 15:40:43

    「(……ダメ……おきて……。あいつは……わたしのこを……殺そうとした……許さない……Aaaaaaa……!!)」


    ティアマトの激情が脳内で渦巻くが、PIENの意識は戻らない。 カイドウの視線が、倒れているPIENに向けられる。

    「……あん? なんだこのゴミは」


    カイドウが金棒を持ち上げる。

    「……チッ。手のかかるガキだ」


    甚爾は舌打ちし、再びカイドウの死角へ走った。 金にはならない。だが、ここで「荷物持ち」を失うのは寝覚めが悪い。

  • 28二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:42:02

    カイドウvs甚爾のマッチング結構好きなのは…俺なんだ!

  • 29二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:43:23

    ゴミ呼ばわりは残当すぎルと申します
    なんでパパ黒の庇護下にずっとおれるんやろなあ

  • 30心配症の周師匠26/01/03(土) 15:44:59

    【キイチの森・深部】

    「……ふぅ。少しは落ち着いたか」


    坂田銀時が、木陰で横になっていた。 霊夢の結界により、外敵からの感知は遮断されている。

    「ええ。でも、傷は深いわよ。無理は禁物だわ」


    博麗霊夢が、銀時の肩の包帯(自身のサラシを裂いたもの)を巻き直す。 ゲベが心配そうに銀時の顔を覗き込む。

    「銀髪、死ぬなよ。お前が死んだら誰が俺に貢ぐんだ」

    「へっ……猫のくせに生意気だっつーの……」


    銀時が苦笑する。 その時、森の空気が変わった。 冷たく、重いプレッシャー。

    「……来るわよ」


    霊夢が立ち上がり、御幣を構える。 結界の外、森の木々が枯れ果てながら道を開けていく。 現れたのは、黒いドレスの女王。

    女王モルガン。


    峯を葬った彼女は、次なる「不敬な輩」を求めて森へと足を踏み入れていた。

    「……ここにも、むさ苦しい鼠がいるか」


    モルガンが冷徹に見下ろす。 銀時は重い体を起こし、木刀を握った。

    「……よう、女王様。散歩にしては物騒なもん持ってんじゃねーか」

  • 31二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:46:09

    >>29

    おそらく相手の懐に無意識のうちに入り込めるナンパ魔としての才能だ

    これがあるから原初の母であるティアマトを釘付けにできたのだと思われる

  • 32二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:46:23

    "自身のサラシ"を"裂いたもの"!?
    激エロ

  • 33心配症の周師匠26/01/03(土) 15:46:44

    「貴様らに生きる価値はない。……肥料となれ」


    モルガンが槍を掲げる。 満身創痍の白夜叉と、万全の妖精國の主。 絶望的なマッチアップが成立した。


    ◯13ターン目 リザルト

    生存者

    坂田銀時 (重傷の身でモルガンと遭遇。絶体絶命)/博麗霊夢 (銀時を守るため、モルガンと対峙)/女王モルガン (森へ侵攻。銀時たちを発見)/カイドウ (コンビニを破壊し、PIENを発見)/伏黒甚爾 (PIENを助けるため、再びカイドウへ接近)/PIEN (カイドウの覇気とコンビニ崩壊のショックで気絶中)/ライザリン・シュタウト (公園で真希たちに救われる。新たな仲間を得る)/アーミヤ (公園チームと同盟を結成)/獅童真希 (ライザたちを保護し、リンボを撃退)/ゼーレ (成り行きで共闘)/インデックス (寝ていたが騒ぎで起きた)/キャスター・リンボ (公園チームの結束に不利を悟り撤退)/ゲベ (銀時の側で威嚇中)


    死亡者(脱落者)

    ゴードン・クランシー (2ターン目死亡)/滝澤政道 (6ターン目死亡)/夜の獣、グラディウス (8ターン目死亡)/ウィル・A・ツェペリ (8ターン目死亡)/シュラ・サーペンタイン (10ターン目死亡)/レジィ・スター (10ターン目死亡)/トダー (12ターン目死亡)/峯義孝 (12ターン目死亡)

  • 34二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:51:52

    あかんやんあかんやん、3人とも助かってくれやん

  • 35二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:52:59

    黒幕は

  • 36二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 15:54:41

    カイドウ、モルガン、リンボ、PIENかあ
    コイツらを始末するのは至難の技だ

  • 37心配症の周師匠26/01/03(土) 16:04:34

    14ターン目:白夜叉の意地、妖精の冷徹

    【キイチの森・深部】

    「消えなさい」


    女王モルガンが、感情のない声で告げる。 彼女の背後に展開された無数の魔術回路が、青白い光を帯びて唸りを上げる。

    「夢想封印ッ!!」


    博麗霊夢が御札を放ち、結界を展開する。 幻想郷の博麗の巫女としての最大奥義。あらゆる災厄を祓う浄化の光。 だが。


    パリーンッ!!


    モルガンの放った黒い魔弾は、霊夢の結界をガラス細工のように容易く粉砕した。

    「嘘……でしょ……!?」


    霊夢が衝撃波で吹き飛ばされ、木に叩きつけられる。 格が違う。 相手は異聞帯(ロストベルト)を支配した、神域の魔女。

    「巫女と言えど、所詮は人の理(ことわり)。……妖精國の理には届かない」


    モルガンが指先を霊夢に向ける。 追撃の光弾。直撃すれば消滅は免れない。

    「させるかァァァッ!!」


    坂田銀時が、血飛沫を上げながら二人の間に割り込む。 木刀『洞爺湖』を風車のように回転させ、魔弾を弾き飛ばす――いや、軌道を無理やり逸らす。

    「ぐぅッ……!!」

  • 38心配症の周師匠26/01/03(土) 16:06:11

    逸らしきれなかった魔力が、銀時の脇腹を抉る。 だが、彼は倒れない。

    「……ほう。死に損ないが、まだ動くか」


    モルガンが僅かに眉をひそめる。


    「銀髪! お前、血が出すぎだぞ! 死ぬな!」


    ゲベが銀時の足元で毛を逆立てて威嚇する。

    「へっ……。じーさんから貰った命だ……そう安くは渡せねぇよ……!」


    銀時が荒い息を吐き、ニヤリと笑う。 その瞳は、絶望的な状況にあっても輝きを失っていない。


    「それに……女子供に手ェ出すような奴は、女王様だろうが何だろうが……俺が許さねェんだよォッ!!」

  • 39心配症の周師匠26/01/03(土) 16:07:23

    銀時が地面を蹴る。 シュラとの戦いで消耗しきった体とは思えない加速。 白夜叉の魂が、肉体の限界を超越させる。

    「不愉快だ」

    モルガンが黒い槍『ロンゴミニアド(模造)』を具現化し、薙ぎ払う。


    ガギィン!!


    木刀と聖槍が激突し、森全体を揺るがす衝撃波が広がる。

  • 40二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:09:16

    なんか…銀時強くない?

  • 41心配症の周師匠26/01/03(土) 16:09:48

    【住宅街・跡地】

    「ウォロロロ!! チョロチョロと逃げ回りやがってェ!!」


    カイドウが瓦礫を投げ飛ばす。 ビル一つ分の巨大な瓦礫が、砲弾のように飛来する。

    「……元気なおっさんだ」


    伏黒甚爾は、気絶したPIENを小脇に抱えたまま、瓦礫の上を駆け抜ける。 重り(PIEN)を抱えての高速機動。常人なら腕がちぎれる負荷だが、甚爾にとっては買い物袋を持つのと変わらない。

    「(あいつの皮膚、硬度はダイヤモンド以上か。天逆鉾で斬れるが、深く抉るには溜めがいる)」


    甚爾が冷静に計算する。 カイドウの攻撃範囲と破壊力は脅威だが、命中精度は大雑把だ。 だが、このまま逃げ続けるだけではジリ貧になる。


    「……そろそろ起きろ、荷物」


    甚爾がPIENの頬をパチンと叩く。

    「……はっ! ぴえん!? ここどこ!? 天国!?」


    PIENが飛び起きる。


    「地獄だ。……おい、あいつに挨拶してこい」

  • 42心配症の周師匠26/01/03(土) 16:13:33

    甚爾が空中でPIENをカイドウの方へ放り投げる。

    「えええええええ!? パパ黒さんの鬼ィィィ!!😭」


    宙を舞うPIEN。 カイドウと目が合う。

    「あァ? またテメェか!!」


    カイドウが金棒を振りかぶる。


    「(ころす……ころす……わたしの……愛しい……ぴえんに……ふれるなァァァァ!! Aaaaaaa!!)」

    PIENの脳内で、ティアマトが絶叫する。 それは宿主を守る防衛本能ではなく、愛する者を傷つける全てへの呪詛。 PIENの背後から「黒い泥」が噴出。 それはカイドウの金棒を受け止める盾となる――わけもなく。

  • 43二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:14:53

    このレスは削除されています

  • 44心配症の周師匠26/01/03(土) 16:16:42

    ドゴォン!!

    「ぴぎゃあああああああ!!」


    泥ごと吹き飛ばされるPIEN。 だが、その一瞬の視界の遮断。

    「貰った」


    カイドウの影から、甚爾が飛び出す。 天逆鉾が、カイドウの右目を狙う。

    ザシュッ!!

    「グアァァァァッ!!」


    カイドウが右目を押さえてのけぞる。 浅いが、眼球を切り裂いた。

    「視界が悪いと戦いにくいだろ?」


    甚爾は着地と同時に、彼方へ吹き飛んだPIENを回収しに走る。 深追いはしない。最強のフィジカルギフテッドは、引き際を心得る。

  • 45心配症の周師匠26/01/03(土) 16:19:09

    【住宅街・公園】

    「……ねえ、あっちの方角」


    獅童真希が、森の方角を指差す。 凄まじい魔力の光と、衝撃音が断続的に響いている。

    「あんなの、人間業じゃないわね……」


    ゼーレが表情を曇らせる。

    「あの魔力の光……きっと、モルガンです……! 森で誰かが戦っているんです!」


    アーミヤが立ち上がる。 彼女の声には焦りと、確信めいた響きがあった。


    「助けに行きましょう! 私たちなら……!」

    「待って」


    ライザリン・シュタウトがアーミヤを止める。 彼女は錬金術師としての感覚で、そのエネルギーの「質」を理解していた。


    「……あれは、私たちが束になっても敵わない。近づけば、消し飛ぶ」


    ライザの声が震えている。 峯を失ったばかりの彼女には分かる。あれは「死」の具現だ。


    「でも……!」

    「……行こう」


    インデックスが、おにぎりを飲み込んで立ち上がる。

  • 46心配症の周師匠26/01/03(土) 16:22:06

    「インデックス?」

    「誰かが傷ついてるなら、助けなきゃ。……それに、あそこには私の知ってる『魔術』とは違う、悲しい力が溢れてる」


    彼女の言葉に、迷っていた空気が霧散する。

    「……はぁ。乗りかかった船ね」


    ゼーレが大鎌を回す。

    「行くぞ。……遅れるなよ」


    真希が走り出す。 女性陣連合、キイチの森へ進軍開始。


    ◯14ターン目 リザルト

    生存者

    坂田銀時 (モルガンの猛攻を耐えるも、限界が近い)/博麗霊夢 (結界を破られ負傷するも、戦意は喪失せず)/女王モルガン (銀時を追い詰める。圧倒的優位)/カイドウ (甚爾に右目を斬られ、隻眼となる。怒りは頂点へ)/伏黒甚爾 (カイドウの片目を奪い、PIENを回収して離脱)/PIEN (カイドウの一撃を泥で軽減するも吹き飛ばされる。ティアマト激怒)/獅童真希 (森への増援を決意)/アーミヤ (森へ向かう)/ライザリン・シュタウト (恐怖を乗り越え、森へ)/ゼーレ (森へ向かう)/インデックス (森へ向かう)/キャスター・リンボ (戦場を静観)/ゲベ (銀時を応援)


    死亡者(脱落者)

    ゴードン・クランシー (2ターン目死亡)/滝澤政道 (6ターン目死亡)/夜の獣、グラディウス (8ターン目死亡)/ウィル・A・ツェペリ (8ターン目死亡)/シュラ・サーペンタイン (10ターン目死亡)/レジィ・スター (10ターン目死亡)/トダー (12ターン目死亡)/峯義孝 (12ターン目死亡)

  • 47二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:27:25

    7対1の多勢に無勢だいっけぇでも割とモルガン勝ちそうなんだよね強くない?

  • 48二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:28:45

    インデックスの自動書紀モードがどれだけやれるかであルと申します

  • 49心配症の周師匠26/01/03(土) 16:34:15

    質問なんスけどライザの防御アイテム?にクリスタルシェルってあるんスかね?

  • 50心配症の周師匠26/01/03(土) 16:39:16

    15ターン目:侍の最期、そして継承される魂
    【システム通知】

    『警告。最終エリア縮小を開始します』 『これより、フィールド上の全エリアが崩壊します』 『唯一の安全地帯:キイチの森・中央広場』 『制限時間:30秒。移動なき者は、例外なく排除(ロスト)されます』

    冷酷な宣告。 世界が終わりを告げるような轟音と共に、地図の端から空間が削り取られていく。 逃げ場はただ一つ。全ての生存者が、森へと導かれる。

  • 51二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:41:56

    >>49

    あうう…け…検索しても出てこない

  • 52心配症の周師匠26/01/03(土) 16:42:03

    【キイチの森・深部】

    「ハアッ、ハアッ……!!」


    坂田銀時の視界が霞む。 全身の骨が悲鳴を上げ、内臓が焼け付くようだ。 ウィル・A・ツェペリから託された黄金の生命力も、底をつきかけている。

    「……しぶとい。理解不能だ」


    女王モルガンが、感情の読めない瞳で銀時を見つめる。 すでに致死量の魔力を浴びせている。普通の人間なら、灰すら残らないはずだ。 彼女は、目の前の野良犬を終わらせるべく、玉座から立ち上がるように槍を掲げた。

    「尽きぬモノなし。定められし運命(さだめ)も腐り落ちる」


    厳かな詠唱が響く。 森の空気が凍りつき、白亜の幻影城が銀時の頭上に顕現する。 それは、かつて彼女が支配し、そして失われた理想郷の残滓。

    「ならば再編しよう。……落ちよ」


    モルガンが槍を振り下ろす。

    「『最早届かぬ理想の城(ロードレス・キャメロット)』!!」

    「……国なんざ知らねェよ。主なんて窮屈なモンも御免だ」

  • 53二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:43:21

    侍の最期、そして継承される魂
    た、大変だあッ…銀さんが…銀さんが死亡予告されたあッ

  • 54二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:43:59

    生き残れ銀さん!
    お前はツェペリ男爵の意志を継いで仲間を守り抜くんだ…!

  • 55心配症の周師匠26/01/03(土) 16:44:56

    銀時が、震える足で一歩踏み出す。 圧倒的な質量の「呪い」と「支配」が降り注ぐ中、彼は笑っていた。

    「だがな……『約束』しちまったんだよ。……髭の旦那とな」

    銀時の脳裏に、ツェペリの最期の笑顔が浮かぶ。 『勇気』とは、恐怖を越えること。


    「それに……俺の背中には今、ビビって震えてる巫女と猫がいるんでなァ……!!」

    銀時が木刀『洞爺湖』を構える。 刀身が、残った全ての生命力を吸い上げ、黄金色に輝く。


    「ここを通るなら……俺を跨いで行け、女王様ァァァッ!!」

  • 56二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:47:03

    これが幽玄の人間賛歌

  • 57二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:48:19

    な…なんや『洞爺湖』が光輝いていく…
    ぎ、銀さんの木刀ってそんな効果あったんだな…

  • 58二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:50:34

    ムフフカッコいいのん

  • 59心配症の周師匠26/01/03(土) 16:50:41

    >>51

    感謝します(ガシッ)


    「塵に帰せ」


    ズドォォォォォォン!!


    破滅の光が森を飲み込む。 博麗霊夢は、目の前で起きた閃光に目を覆った。

    「銀時――ッ!!」


    光が収束した時。 そこには、モルガンの宝具を、木刀一本で受け止め、霧散させた男が立っていた。 だが。


    「……見事」


    モルガンが静かに告げる。 銀時の木刀は砕け散り、その身体は立ったまま、静止していた。

    「……へっ。……やっぱり、通販の木刀じゃ……限界があったか……」


    銀時の口端から、夥しい血が溢れる。 心臓はすでに止まっている。だが、その足は一歩も退いていない。

    「銀髪!! 起きろ! 俺はゲベ様だぞ、命令を聞け!!」


    ゲベが銀時の足元にしがみつき、叫ぶ。 霊夢が駆け寄り、抱き起こそうとするが、銀時の体は重く、冷たくなっていた。


    >>57

    ワシもよくわからんけどおそらく波紋周りだ

  • 60心配症の周師匠26/01/03(土) 16:52:18

    「あんた……! なんで……!」

    「……よォ、巫女。……無事か?」

    最期の力を振り絞り、銀時が瞼を開く。光はもう映っていない。 だが、その表情はいつもの気だるげな、それでいて優しいものだった。


    「……悪いな。……万事屋、廃業だわ」


    「バカなこと言わないでよ! 治してあげるから……!」


    「……いいんだ。……じーさんの所に行って……文句言ってやるさ……」


    銀時は震える手を伸ばし、ゲベの頭を撫でた。


    「……達者でな、相棒」


    ガクッ。


    その手が力なく落ちる。 かつて白夜叉と呼ばれ、多くの護るべきもののために戦った侍は、異界の森で、仲間を守り抜いて仁王立ちのまま眠りについた。


    「……あ……ああ……」


    霊夢の慟哭が森に響く。

    「……終わったか」


    モルガンが冷徹に近づく。 彼女にとって、銀時の死は「障害の排除」に過ぎない。次は、残された巫女の番だ。

  • 61二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:53:52

    ……(哀)
    オラーッ早く出てこんかい大同盟ーッ

  • 62心配症の周師匠26/01/03(土) 16:54:36

    「……許さない」


    霊夢が立ち上がる。 だが、魔力も体力も限界に近い。

    「消えろ」


    モルガンがトドメの一撃を放とうとした、その瞬間。


    カッ!! ドォォォォン!!


    横合いから飛来した「青い炎」が、モルガンの魔弾と衝突し、爆風の壁を作り出した。 それは、ライザリン・シュタウトが錬金術で作り出した強力な爆弾『ローゼフラム』だ。

    「間に合って……!!」


    エリア縮小に追われるように、森の茂みから5人の影が飛び出す。 アーミヤ、ライザ、獅童真希、ゼーレ、インデックス。 公園チーム、ギリギリで最終エリアへ到達。

    「……数が増えたか。羽虫どもが」


    モルガンが不快げに目を細める。 その時、反対側の森からも、木々をなぎ倒して巨大な影が現れる。

  • 63二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 16:54:54

    ツェペリ男爵に助けられ、銀さんに助けられ、それでも霊夢とゲベは生きていた

  • 64心配症の周師匠26/01/03(土) 16:57:42

    「ウォロロロ!! ここかァ!! ネズミの集まり場所はァ!!」


    カイドウだ。 隻眼となり、全身から血と覇気を垂れ流す怪物が、エリア縮小に背を押されて乱入する。

    「……チッ。全員集合ってわけか」


    カイドウの死角から、伏黒甚爾も姿を現す。 小脇には気絶したままのPIEN。

    「ンンンンン! これは壮観! まさに地獄の釜の蓋が開いたようですなぁ!」


    上空には、キャスター・リンボが浮遊している。 彼は扇子を閉じ、愉悦に歪んだ笑みを浮かべて地上へ降り立つ。

    「……遅かったか」


    真希が、動かなくなった銀時を見て唇を噛む。 アーミヤが前に出る。

    「彼の命を……無駄にはさせません! ここが、最後の戦場です!」


    全員が身構える中、リンボが一歩前に進み出る。

    「最後の戦場……ンンン、左様。ここが終着点」


    リンボが芝居がかった仕草で両手を広げる。

    「紹介しましょう。この素晴らしき殺し合い、その舞台を整えた『協力者』たる拙僧が、敬愛する『闇のフィクサー』殿を!」

  • 65心配症の周師匠26/01/03(土) 17:00:05

    「……は?」


    甚爾が眉をひそめる。 リンボの視線は、モルガンでも、カイドウでもなく――ある一点に向けられていた。 公園チームの後ろで、もぐもぐとおにぎりを食べていた少女。


    インデックスだ。

    「……え?」


    インデックスがキョトンとする。 だが次の瞬間、彼女の瞳からハイライトが消え、幾何学模様の光が浮かび上がる。

    『警告。対話者への干渉を確認』 『自動書記(ヨハネのペン)モード、起動』


    無機質な機械音声が、少女の口から紡がれる。

    「な……インデックス!?」


    ゼーレが驚愕する。 リンボが高らかに笑う。

    「ンンンンン! 10万3000冊の魔道書! その叡智こそが、この閉鎖空間を維持する『システム』そのもの! さあ、フィナーレを始めましょうぞ!!」


    役者は揃った。 裏切りと絶望、そして混沌の最終決戦が幕を開ける。

  • 66二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 17:01:34

    えっえっえっえっ そ…そっちがフィクサーなんですか

  • 67心配症の周師匠26/01/03(土) 17:02:02

    ◯15ターン目 リザルト
    生存者
    博麗霊夢 (銀時の死に慟哭するも、増援の到着により生存)/女王モルガン (宝具で銀時を殺.害。全勢力を敵に回す)/カイドウ (エリア縮小により森へ強制移動。全員を殺す気でいる)/伏黒甚爾 (エリア縮小により森へ。混戦を利用しようと企む)/PIEN (気絶したまま最終エリアへ運ばれる)/アーミヤ (銀時の死を目撃し、覚悟を決める)/ライザリン・シュタウト (『ローゼフラム』で霊夢を救助)/獅童真希 (最終決戦の場に立つ)/ゼーレ (インデックスの異変に驚愕)/インデックス (闇のフィクサー/システムホストとして覚醒。自動書記モードへ移行)/キャスター・リンボ (協力者として正体を現す。場を支配しようと画策)/ゲベ (銀時の遺体から離れない)

    死亡者(脱落者)
    ゴードン・クランシー (2ターン目死亡)/滝澤政道 (6ターン目死亡)/夜の獣、グラディウス (8ターン目死亡)/ウィル・A・ツェペリ (8ターン目死亡)/シュラ・サーペンタイン (10ターン目死亡)/レジィ・スター (10ターン目死亡)/トダー (12ターン目死亡)/峯義孝 (12ターン目死亡)/坂田銀時 (死亡。原因:モルガンの宝具『最早届かぬ理想の城』を真正面から受け止め、霊夢とゲベを守り抜く。仁王立ちのまま絶命し、その魂を次代へ託す)

    いいとこだけどオチンチラの世話の準備をしてくるのん

  • 68二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 17:02:39

    なにっインデックスがフィクサーっ

  • 69二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 17:03:13

    ま…またインド異聞帯みたく協力者の体で傀儡にしてるのか…
    とりあえずリンボマンぶっ飛ばせば終わりやろッ

  • 70二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 17:03:49

    何か…暴走させられてない…?

  • 71心配症の周師匠26/01/03(土) 17:35:34

    再開したいけど急にエミュがブレて苦戦している…周師匠だ

    あとアーミヤの抱えている感情ではある指示をしたいが故に時間かかっちゃうかもしれないからごめんなあっ

  • 72二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 17:38:21

    ゆっくり待ってるよ…

  • 73心配症の周師匠26/01/03(土) 17:38:45

    インデックスって炎の剣なる技は持ってるんスかね?
    質問なだけでなくネタバレでごめんなあっ

  • 74二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 17:43:45

    あうう…インデックスは使ったことない

  • 75二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 17:50:23

    関連キャラは持ってるが…強いて言うならレーザーの如し竜王の殺息(ドラゴンブレス)くらい伝?

  • 76心配症の周師匠26/01/03(土) 17:53:38

    >>74

    >>75

    あざーすやり直させるっス

  • 77心配症の周師匠26/01/03(土) 18:17:31

    ようやっと情報収集が終わったのん…画像は知ラナイ


    16ターン目:魔道図書館vs妖精國

    【キイチの森・中央広場】

    『第一章、第一節。防御結界、展開』


    インデックスが空中に浮かび上がる。 その瞳には幾何学模様が走り、背後から出現した光の翼が、森の夜空を白く染め上げる。 『魔滅の声(シェオールフィア)』。 それは、敵対者の精神を破壊し、思考を強制停止させる防衛システム。

    「う、あ……ッ!?」


    ライザリン・シュタウトと獅童真希が頭を押さえて蹲る。 強烈な頭痛と不快音が脳を直接揺さぶる。

    「ンンンンン! 良い! 実に良い音色ですなぁ!」


    キャスター・リンボが指揮者のように腕を振るう。

    「さあ、この領域(フィールド)の管理者として命じましょう。――排除せよ」

  • 78心配症の周師匠26/01/03(土) 18:22:00

    『了解(アック)。特定脅威対象:全敵性体。殲滅術式、起動』

    インデックスが口を開く。 放たれるのは、あらゆる魔術を無効化し、物理的に消滅させる光のブレス。 『竜王の殺息(ドラゴン・ブレス)』。


    ズオォォォォォッ!!


    直径数メートルに及ぶ純白の光線が、広場を薙ぎ払う。

    「チッ、デタラメな出力だ」


    伏黒甚爾がPIENを抱えて横っ飛びに回避する。 光線が掠めた大木が、音もなく消滅した。焼失ではない。存在そのものが「なかったこと」にされたのだ。

    「……私の庭で、勝手な真似を」


    女王モルガンが不快げに杖を振るう。 彼女は即座に無数の魔術障壁を展開し、光線を受け止める。


    ギギギギギ……ッ!!

    「魔術への絶対的なカウンターか。……だが、出力で押し勝てば問題ない」


    モルガンの魔力が膨れ上がる。 10万3000冊の魔道書によるシステム干渉vs妖精國の支配者による力技。 空間が悲鳴を上げ、火花が散る。

  • 79心配症の周師匠26/01/03(土) 18:25:07

    「ウォロロロ!! どいつもこいつも、ピカピカと鬱陶しいんだよォォ!!」


    カイドウが咆哮する。 彼は魔術の理屈など関係ない。ただ、目の前の光るモノが気に入らない。 隻眼の怪物が地面を蹴り、空中のインデックスへ跳躍する。


    「潰れろ!!」

    金棒『八斎戒』が振り下ろされる。

    『警告。物理脅威接近。迎撃します』


    インデックスが視線だけでカイドウを捉える。 自動書記モードによる超高速演算が、カイドウの筋肉の動きから軌道を予測。 背中の光の翼から、数十枚の羽根が剥がれ落ち、弾丸となって降り注ぐ。

    『光の羽』。 一枚一枚が山を崩すほどの質量を持った、高密度の魔力爆撃。


    ドガガガガガッ!!

    「熱(あち)ィなァ!!」


    カイドウは降り注ぐ光の豪雨を覇気で弾こうとするが、あまりの物量と衝撃に押し負け、地面へ叩き落とされる。

  • 80二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 18:26:10

    強……やっぱモルガンつえーよ

  • 81心配症の周師匠26/01/03(土) 18:27:24

    「……ちょっと、インデックス! 冗談でしょ!?」


    ゼーレが鎌を構えながら叫ぶ。


    「やめなさいよ! ワタシたちの顔、忘れちゃったわけ!? アンタの友達でしょ!!」


    だが、インデックスは無表情でゼーレにも照準を向ける。

    『敵性体、認識』

    「くっ……! どうすれば……!」


    アーミヤが唇を噛む。 倒せばゲームは終わるかもしれない。だが、それはインデックスを殺すことを意味する。

  • 82二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 18:28:15

    和解できたらいいのォ…

  • 83心配症の周師匠26/01/03(土) 18:32:05

    「……簡単なことだ」

    冷徹な声と共に、伏黒甚爾が動いた。 彼は混乱に乗じてインデックスの死角へ回り込んでいた。 その手には、あらゆる異能を無効化する『天逆鉾』。

    「システムごと壊せばいい」


    甚爾が跳躍する。 狙うはインデックスの心臓。 あの短刀が刺されば、自動書記どころか命ごと停止する。

    「ダメェェェッ!!」


    ライザが叫ぶ。

    「させない!」


    獅童真希が反応する。 甚爾の凶刃を止めるべく、抜刀して割り込む。

  • 84心配症の周師匠26/01/03(土) 18:33:39

    キィンッ!!


    真希の刀と、甚爾の天逆鉾が空中で激突する。

    「……あァ? 何の真似だ、ガキ」


    甚爾が空中で体勢を維持しながら凄む。

    「あの子を殺させるわけにはいかない。……そんな勝ち方、あのヤクザ(峯)も、あの侍(銀時)も望んでない!」


    真希が押し返すが、甚爾の腕力は桁外れだ。


    「知るかよ。俺は仕事(ゲームクリア)をしに来ただけだ」


    「ンンンンン! 内輪揉めですか? 結構、結構!」

    リンボが高笑いする。 その隙に、モルガンの魔術とインデックスの光線が拮抗を崩し、爆発した。


    ズドォォォォン!!


    全員が爆風で吹き飛ばされる。

  • 85心配症の周師匠26/01/03(土) 18:36:29

    「う、うう……。ぴえん……?」


    爆発のショックで、ようやくPIENが目を覚ます。 目の前には、空飛ぶ少女、魔法を使う女王、暴れる龍、刀を交える甚爾と女子高生、そして高笑いする陰陽師。

    「……え、なにこれ? 最終回? もしかしてボク、異世界転生の主人公になっちゃった系?🥺」


    PIENが状況を飲み込めず呟く。

    「(……ちがう……ここから……ほんばん……)」


    PIENの脳内に、ねっとりとしたティアマトの声が響く。

    「(わたしの……ぴえん……しなせない……だれにも……わたさない……Aaaaaaa……)」

    「ヒィッ!? また聞こえた! 脳内のストーカー怖いよぉ! 守らなくていいから成仏してぇぇ!😭」


    PIENが頭を抱えて悲鳴を上げる。 彼は気づいていない。自分の背後から溢れ出した「黒い泥」が、彼を守るように蠢いていることに。

  • 86心配症の周師匠26/01/03(土) 18:37:30

    その時、博麗霊夢がゆらりと立ち上がった。 銀時の亡骸の傍らで、彼女は御幣を握りしめる。


    「……システムだか、フィクサーだか知らないけど」


    霊夢の周囲に、神霊の怒りのようなオーラが立ち昇る。 それは、幻想郷の異変解決の専門家としての本気。

    「私の前で、これ以上好き勝手させると思わないことね」

    彼女の視線は、空中のインデックス――ではなく、それを操る糸、キャスター・リンボに向けられていた。

  • 87心配症の周師匠26/01/03(土) 18:38:40

    ◯16ターン目 リザルト
    生存者
    博麗霊夢 (銀時の死を乗り越え、リンボへの怒りで覚醒)/インデックス (自動書記モードで無差別攻撃中。モルガン・カイドウと交戦)/女王モルガン (インデックスの光線と魔術合戦を展開)/カイドウ (インデックスに攻撃を仕掛けるも『光の羽』で迎撃される)/伏黒甚爾 (インデックス暗殺を試みるも、真希に阻まれる)/獅童真希 (インデックスを守るため、甚爾と対峙)/アーミヤ (インデックスを救う方法を模索中)/ライザリン・シュタウト (頭痛に耐えながら戦機を伺う)/ゼーレ (友(インデックス)との戦闘に苦悩)/PIEN (覚醒。ティアマトの重い愛に怯えながらも、泥による防御が発動中)/キャスター・リンボ (戦場を支配しているつもりでいる)/ゲベ (霊夢の足元で参戦準備)

    死亡者(脱落者)
    (15ターン目までと同じ8名)

  • 88二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 18:42:03

    このロワのPIENはなんだかんだストーカーと息は合ってるのもムカつきますね……

  • 89二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 18:42:45

    大丈夫真希さん?相手はゴリラを超えたゴリラだけど

  • 90心配症の周師匠26/01/03(土) 18:45:24

    17ターン目の出力結果を見て更に持ってもらった…周師匠だ
    長くなるけどごめんなあっ

  • 91心配症の周師匠26/01/03(土) 19:04:21

    やっと後は集めた画像を画像スレに投下して使うだけだと思ったのに落ちてんじゃねえよえーっ!?


    17ターン目:地獄界曼荼羅・開門

    【キイチの森・中央広場】

    「……システムだか、フィクサーだか知らないけど」


    博麗霊夢がゆらりと立ち上がる。 銀時の亡骸の傍らで、彼女は御幣を握りしめた。 その全身から立ち昇るオーラは、もはや一介の参加者のものではない。幻想郷の異変を解決し続けてきた、博麗の巫女としての「本気」。

    「私の前で、これ以上好き勝手させると思わないことね」


    彼女の瞳が、高みで見下ろすキャスター・リンボを射抜く。


    その眼差しを受けた瞬間。 リンボの顔から、余裕の笑みが消えた――わけではない。 彼の口角は、三日月のように限界まで裂け、頬が紅潮し、背筋が震えたのだ。

  • 92心配症の周師匠26/01/03(土) 19:06:22

    「ンン……ンンンッ!」

    リンボが顔を覆い、肩を揺らす。

    「素晴らしい……! 実に素晴らしい! その眼、その穢れなき怒り! 貴殿のような巫女が、絶望の淵でなお牙を剥く! これぞ『人間』の醍醐味!」

    リンボが両手を広げる。 その背後で、インデックスの光の翼が黒く染まり始める。 彼はシステムの管理者権限(アドミニストレータ)すらも、自らの呪詛を増幅する触媒として飲み込んでいく。


    「良いでしょう、良いでしょう! ここまで舞台が整ったのです。もはや『協力者』などという安い役回りは不要!」


    空間が黒く軋む。 森の木々が腐り落ち、地面から無数の彼岸花が咲き乱れる。 美しい極彩色の地獄が、世界を侵食する。

  • 93二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:08:19

    どこまで悪役が板についてるんだてめえは

  • 94心配症の周師匠26/01/03(土) 19:08:29

    「我が名はキャスター・リンボ……否!」


    リンボが扇子を放り投げる。 その全身から、三体の神霊――闇の神、黒曜石の蝶、そして悪霊の怨嗟が噴き出す。

    「我が名は蘆屋道満(あしやどうまん)!」


    雷鳴が轟く。 平安の世において、かの安倍晴明と比肩し、都を恐怖に陥れた稀代の大陰陽師。

    「嘲笑い、蔑み、踏みにじり! この美しき地獄にて、衆生を愛でる肉食獣なり!」


    彼の背後に、巨大な黒い太陽――あるいは巨大な呪いの式盤が出現する。 その圧倒的な質量と「悪意」のプレッシャーに、ライザリン・シュタウトやゼーレは立っていることすら困難になる。

    「さあ、見せてごらんなさい! 貴殿らの愛も、勇気も、絆も! 全てこの『狂瀾怒濤・悪霊左府』が、咀嚼し、嚥下し、排泄してくれましょうぞ!!」

  • 95二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:08:46

    マイペンライ!
    楽しみにしてるのん

  • 96二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:09:11

    なにっ真名披露っ

  • 97二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:09:18

    狂瀾怒濤・悪霊左府
    その宝具はやめろーーっ

  • 98心配症の周師匠26/01/03(土) 19:10:53

    ドォォォォォォォン!!


    リンボを中心として、漆黒の暴風が吹き荒れる。 それは物理的な衝撃だけでなく、触れた者の精神を蝕む呪いの波。

    「ウォロロロ!! 面白ェ!! ようやく本性を出しやがったなァ!!」


    カイドウが咆哮し、覇王色の覇気を纏って黒い波に突っ込む。 最強の生物は、呪いなど意に介さない。

    「そのふざけた面、叩き割ってやる!!」


    「ンンンンン! 龍神ごときが、拙僧に触れられるとでも?」

    リンボが指を弾く。 呪いの波がカイドウを押し包み、その巨体を空中で縫い留める。

    「グヌゥッ……!?」

    「おい、行くぞ」


    その隙を見逃さず、伏黒甚爾が走る。 彼は呪いの影響を受けない(呪力ゼロの)肉体を活かし、波を潜り抜けてリンボの懐へ。


    「天逆鉾なら、その結界も斬れるだろ」

    「邪魔だ、筋肉だるま!」


    獅童真希もまた、天与呪縛の身体能力で甚爾と並走する。 目的は同じ。あの外道を斬る。

  • 99心配症の周師匠26/01/03(土) 19:12:46

    「ンンッ、虫が群がりますねぇ」

    リンボが視線を向けるだけで、無数の式神が二人に殺到する。

    「焼き払え! ローゼフラムッ!」


    ライザリン・シュタウトが渾身の力で投げた青い炎の爆弾が、伏黒甚爾と獅童真希の行く手を阻む式神の群れを消し飛ばす。

    「ンンンンン! 無駄無駄! 雑草がいくら足掻こうと、この地獄は揺るぎませんぞ!」


    蘆屋道満(リンボ)が高笑いし、黒い扇子を振るう。 その余裕、その慢心。 彼には見えていなかった。 爆炎と硝煙の向こう側から、静かに、しかし確実に「王」が歩み寄っていることが。

  • 100心配症の周師匠26/01/03(土) 19:18:40

    「……五月蝿いですね」

    鈴を転がすような、けれど氷のように冷徹な声。 炎の中から現れたのは、アーミヤだった。


    彼女の瞳から、少女のような怯えは消え失せている。 あるのは、ただ静謐な決意と、底知れぬ怒り。


    (……見えます。皆さんの、想いが)


    アーミヤの脳裏に、この理不尽なゲームで散っていった者たちの姿が過る。

    ――不器用な優しさで、最期まで私たちを逃がそうとした、峯義孝さんの背中。 ――ボロボロになりながらも仁王立ちで、友との約束を守り抜いた、坂田銀時さんの魂。


    彼らの死を、犬死になどとは言わせない。 彼女は、右手の指輪に触れる。 リミッターが軋みを上げて解除されていく。 溢れ出すのは、膨大な黒きアーツ。それは単なるエネルギーではない。サルカズという種族が背負ってきた、長い歴史と悲嘆の奔流。


    (……教えてください。かつての王よ)


    彼女の意識の奥底、黒き王冠の記憶領域。 そこには、無数のサルカズたちの嘆きと、かつての魔王クイロンの憤怒が渦巻いていた。


    (貴方が抱えていた怒りは……この理不尽な世界への、悲しみだったのですか?)

    記憶は答えない。ただ、彼女の問いに応えるように、青黒い炎となってその手に宿る。 アーミヤは、その炎を束ね、一本の「剣」を形作った。 それは彼女が尊敬する教官、チェンの『赤霄』を模した影の剣。 だが、その刀身には、過去の王たちの慟哭が焼き付いている。

  • 101心配症の周師匠26/01/03(土) 19:21:51

    「……ン? なんですか、そのちっぽけな魔力は」


    リンボが嘲笑う。 眼下の少女の変化に気づいてはいるが、彼の慢心はそれを脅威とは認識しない。

    「娘っ子一人加わったところで、この地獄は変わりませ――」

    「黙りなさい」


    アーミヤが一喝する。 その言葉には、万の軍勢を跪かせるような「魔王」の覇気が乗っていた。

    「ッ……!?」

  • 102二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:22:07

    な…なんや…モルガンかと思ったら違う王がやってきている…

  • 103二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:24:28

    慢心というオリチャーかまして失敗する……
    本編でアホほどみた流れやわ

  • 104心配症の周師匠26/01/03(土) 19:25:23

    リンボの喉が引きつり、言葉が詰まる。 女王モルガンですら、眉をひそめてアーミヤを見た。 伏黒甚爾と獅童真希が、剣を止めて彼女を見る。


    アーミヤが影の剣を構える。 その所作は美しく、そして悲しいほどに完成されていた。 彼女は剣を振るうたびに、斬る相手の痛みさえも感じ取る。それでもなお、振るわねばならない。

  • 105心配症の周師匠26/01/03(土) 19:27:21

    「抜刀の技、破るに当たりて即ち破る。」

    青黒いアーツが剣圧となって周囲を圧する。 それは物理的な破壊力だけでなく、リンボの展開する呪術的な防壁(曼荼羅)をも軋ませる。


    「涙鋒(るいほう)の技、断つに当たりて即ち断つ。」

    彼女が踏み込む。 その一歩に、迷いはない。 理想を守るために、手を汚す覚悟。 誰かを救うために、誰かを斬る覚悟。 その冷徹な意志が、剣先に収束する。


    「絶影の剣、棄つるに当たりて即ち棄つ。」

    ザンッ!!


    空間ごと断ち切るような、神速の抜刀。 放たれた黒い斬撃は、物理法則を無視し、リンボの周囲に渦巻く呪いの波を「概念ごと」切り裂いた。

  • 106二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:28:58

    見事やな…

  • 107心配症の周師匠26/01/03(土) 19:32:05

    「な、あ、あ――――ッ!!?」

    リンボが絶叫する。 痛みではない。 彼の魂そのものが、恐怖している。 この少女はなんだ。ただのウサギではない。 これは――数多の死を背負い、それでも進むと決めた、『魔王』の姿だ。

    リンボの身体に、斜めの亀裂が走る。 同時に、インデックスとリンボを繋いでいた「支配のパス」が断ち切られ、光が霧散していく。


    「……ふぅ」

    アーミヤが残心を行い、青い炎を纏わせたまま顔を上げる。 その視線の先には、同じく覚悟を決めた巫女、博麗霊夢が浮いていた。


    「……遅いわよ、ウサギ」

    霊夢がニヤリと笑う。


    「申し訳ありません、霊夢さん。……少し、準備に時間がかかりました」


    アーミヤが霊夢の隣に並び立つ。 巫女と魔王。 異なる世界、異なる理を持つ二人が、共通の敵(悪)を前に、最強の戦線(フロントライン)を構築した。

    「行きましょう。……あの『悪』を、終わらせに」

  • 108心配症の周師匠26/01/03(土) 19:34:09

    ◯17ターン目 リザルト(更新)
    生存者
    博麗霊夢 (本気モード。アーミヤの覚醒を認め、共に並び立つ)/アーミヤ (魔王の力を解放し、前衛スタイルへ覚醒。リンボの呪いを切り裂く)/キャスター・リンボ (アーミヤの一撃で支配パスを切断され、動揺している)/インデックス (支配が緩み、自動書記モードが不安定になる)/カイドウ (リンボの呪いから解放され、再び暴れだす機会を伺う)/伏黒甚爾 (アーミヤの異常な出力を見て警戒しつつ、好機と見る)/獅童真希 (アーミヤの覚悟に呼応し、前線を支える)/ライザリン・シュタウト (後方支援)/ゼーレ (インデックスが戻りそうな気配に希望を持つ)/女王モルガン (静観)/PIEN (ガクブル中)/ゲベ

    というわけでペットの世話をしてくるので中断ッ
    アーミヤは数少ない知ってるキャラ、リンボもミリしらだったからここで残されて立ち上がった霊夢共々盛りたかったんだァ…
    他の参加者も出来るだけ活躍させるけど不公平に感じたならごめんなあっ

  • 109二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:43:15

    リンボ以外は和解エンドに持ってけそうでリラックスできますね

  • 110二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:44:32

    >>108

    まあ出番の偏りは気にしないで

    みんなで蕨殴ればいいだけですから

  • 111二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:46:01

    アーミヤ…見事やな
    リンボ…ぶ…無様

  • 112心配症の周師匠26/01/03(土) 19:53:19

    すぐ始められるかと思ったけど家族の明日の都合絡みでやることが増えたからもう少し待ってほしいのん
    ごめんなあっ

  • 113二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 19:55:24

    主催者の都合が最優先だから気にするな…鬼龍のように

  • 114二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:01:53

    主催者さん…あなたに一つだけ言いたいことがあるんです
    あなたは神だ

    ・キャラエミュ向上のため自分で調べたり修正するのを厭わない
    ・スレ民の読みやすさなどの要求に耳を傾ける
    ・画像を最大限有効活用させて自分で取ってきもする
    ・どのキャラにも出番を作り安価してくれた人全員を満足させようとする
    ・感想スレでの告知を怠らない
    ・そして何より向上心が高い

    新参の主催者の中で一番好きなのん
    一つだけ希望を言わせてもらうなら、その向上心を今後自分のオリジナリティにあふれたルールを考えるのに使ってくれればレジェンド主催者に並び超える存在になれると思うっス忌憚のない意見ってやつっス

  • 115二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:04:00

    スレ主プライベートは大切だからしょうがない
    また楽しみに待ってるのん

  • 116二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:10:48

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:14:19

    このレスは削除されています

  • 118二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:19:13

    このレスは削除されています

  • 119二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:20:52

    このレスは削除されています

  • 120心配症の周師匠26/01/03(土) 20:21:25

    一瞬だけ返信できる…周師匠だ

    >>113

    >>115

    そうさせてもらうっス


    >>114

    はうっ(落涙) 感謝します(ガシッ)

    ただ問題としてな…月曜から就活が本格化するから休みがほとんどなくて主催をやる暇がないかもしれないんだよ…

    よしんば暇がある、もしくは主催者やるほうが却って規則正しい生活が出来るにしても今度は月末以降のお金が無いんだよね(就労支援通いで財源無くてお小遣い制のため)

    だからしばらくごめんなあっ


    >>116

    >>117

    >>118

    >>119

    むつみ やめろ 本当にやめろ

    これ以上荒れるなら114モブの真意がどうあれ消さざるを得ないのん

  • 12111626/01/03(土) 20:23:00
  • 122心配症の周師匠26/01/03(土) 20:24:34

    >>121

    気持ちは伝わったのん、色々あるしそうなるのは仕方ないから次は気をつけようねっ


    ただ念のため、116以降のレスは削除させていただくんだァ…

    ごめんなあっ

  • 123二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:24:58

    このレスは削除されています

  • 124二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:26:25

    このレスは削除されています

  • 125心配症の周師匠26/01/03(土) 20:27:50

    この件はこれで終わりッ
    用事済ませてくるっス
    このレス前後とそれ以降も煽った場合申し訳ないけど内容問わず消させてもらうのん
    あ、他にレスしたマネモブさんに対しても適用させてもらうのん
    (色々足りてなくて)

  • 126二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 20:29:03

    まあええやろ 続き待ってるよ…

  • 127心配症の周師匠26/01/03(土) 21:01:45

    再開までまだ遠いけど質問ッ

    インデックスの魔法はどれだけ万能なのか教えてくれよ

  • 128二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 21:03:51

    >>127

    全部は明らかになってないけど大体なんでもできると思われる

  • 129心配症の周師匠26/01/03(土) 21:07:33

    >>128

    あざーす 代償の度合いとか、あとはリンボみたいな強制以外での使用手段ってあるんスかね?

  • 130心配症の周師匠26/01/03(土) 21:49:07

    もうじき再開ッ
    トイレとかやることやったら出来るけど画像貼りとかあるからもう少しだけ待ってほしいのん…

  • 131心配症の周師匠26/01/03(土) 22:13:22

    再開ッ

    待たせてごめんなあっ


    18ターン目:錬金術師の数式、けだものの意地

    【キイチの森・中央広場:地獄界曼荼羅】

    「ンンンンン! 素晴らしい、実に素晴らしいですよアーミヤ殿!」


    蘆屋道満(キャスター・リンボ)が、胸元の切り傷を押さえながら、狂ったように嗤う。 アーミヤの一撃は確実に彼の支配を揺るがした。だが、腐っても彼は平安の大陰陽師。 黒い太陽が脈打ち、森全体を覆う「呪い」の濃度が爆発的に上昇する。

    「ですが、詰めが甘い! 貴殿らの刃は届きましたが、この『地獄』そのものを払拭するには至りませぬ!」


    リンボが優雅に印を結ぶ。 地面から湧き出す黒い泥と怨霊が壁となり、博麗霊夢とアーミヤの前に立ちはだかる。 物理攻撃も魔術も飲み込む、絶望の断層。

    「近づけば腐り落ちる、離れればインデックスに撃たれる。……さあ、如何になさいますか? ンン?」

    霊夢が舌打ちする。 「……チッ。結界が濃すぎて、転移も封じられたわね」

    アーミヤが剣を構え直す。 「……強引に切り開きます」


    「待って!」

  • 132心配症の周師匠26/01/03(土) 22:16:04

    その声を制したのは、後方にいたライザリン・シュタウトだった。 彼女は涙を拭い、杖を掲げていた。 その脳裏には、自分たちを逃がすために散った峯義孝の姿がある。

    (峯さんは……自分の命を使って、道を作ってくれた)


    なら、今度は私が道を作る番だ。 ただの錬金術師? 平凡な農家の娘? 関係ない。私は、私のやり方で、この理不尽な世界を書き換える!


    「錬金術は、何もない所から可能性を生み出す力……! アンタのその汚い泥なんて、私の数式で上書きしてやるんだからッ!!」


    ライザがバスケットから取り出したのは、ありったけの賢者の石の欠片と、禁断の爆弾『アポカリプス』。 彼女は、それを躊躇なくリンボの「呪いの壁」の中心へ投げ込んだ。


    「いっけぇぇぇぇぇッ!!」


    カッッ!!


    四属性の魔力が極限まで圧縮された爆発が、黒い泥を吹き飛ばす――いや、泥の構成要素を分解し、無害な光の粒子へと変換していく。 呪いが晴れ、一直線の道(ビクトリーロード)が開通する。

    「な、ンだとぉ!? 拙僧の呪いを……中和したと申しますか!?」


    リンボが初めて表情を歪める。 その一瞬の隙。 戦場の空気を読み、己の利益のために動く「獣」たちが見逃すはずがない。

  • 133心配症の周師匠26/01/03(土) 22:18:10

    「……あの陰陽師が死.ねば、このふざけたゲームも終わりだろ」

    伏黒甚爾が、開かれた道を疾走する。 正義感ではない。彼は、リンボの支配が揺らいだ今こそが、「勝者」の座を奪い取る唯一のタイミングだと判断したのだ。 天逆鉾を構え、音速で肉薄する。

    「邪魔だ、筋肉だるま!」


    獅童真希もまた、甚爾と並走する。 彼女は天与呪縛ではない。研ぎ澄まされた剣技と身体操作(写し)を駆使する刀使(とじ)として、甚爾の暴力的なスピードに食らいつく。

    「斬る!」


    「ンンッ!? 蛆虫どもがぁ!!」


    リンボが障壁を展開する。


    ドゴォォォン!!


    甚爾の『天逆鉾』による強制解除の一撃と、真希の『御刀』による神速の斬撃が、左右から同時にリンボを捉える。

  • 134心配症の周師匠26/01/03(土) 22:20:24

    「グッ、オォォッ!? 野蛮な……ッ!!」

    「ウォロロロ!! チマチマした呪いなんぞ、酒が不味くなるんだよォォ!!」


    上空から、巨大な影が降ってくる。 カイドウだ。 彼はリンボの陰湿な術式に苛立っていた。そんなもので縛られるくらいなら、すべて焼き払って力比べをする方が清々しい。 龍の姿となり、口から熱息(ボロブレス)を放つ。

    「消し飛びなァ!!」


    ボオオオオオッ!!


    極太の熱線がリンボを直撃する。 甚爾と真希が左右へ離脱した直後、熱量がリンボを包み込む。


    「お、おのれ……! おのれぇぇぇッ!!」

    煙の中から、焦げた装束のリンボが現れる。 彼の顔から余裕の笑みは消え、憤怒の形相となっていた。

  • 135二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:21:42

    「ンンッ!? 蛆虫どもがぁ!!」
    はい格落ち確定っ
    ぶっ袋叩きにします

  • 136心配症の周師匠26/01/03(土) 22:22:08

    「よかろう、よかろう! ならば貴殿ら全員、ここで精神(こころ)から壊して差し上げましょう!!」

    リンボが両手を広げる。 放たれるのは、防御不能の精神干渉呪術。 過去のトラウマ、絶望、愛する者の死を強制的にフラッシュバックさせ、心を折る呪い。 物理防御も魔術防御も貫通する、必殺の一撃。

    「しまっ――」


    霊夢が目を見開く。 アーミヤも、反応が遅れる。 その呪いが直撃すれば、全員の心が砕け、勝機は失われる。


    「――させるかよォッ!!」

  • 137心配症の周師匠26/01/03(土) 22:26:44

    その射線上に、小さな影が飛び込んだ。

    「猫風怒五○○具羅無(キャットフードごひゃくぐらむ)ゥゥゥッ!!」


    ゲベだ。 ただの猫ではない。かつて魔王(?)として恐れられた最強の生物。 彼は口から極太のビームを吐き出し、リンボの呪いと衝突させた。

    「なッ!? ネ、猫風情が対抗呪文(カウンター)だとォ!?」


    「まだまだァ! くらえ、雨理感短屁亜(アメリカンショートヘアー)ッ!!」

    ゲベがビームの爆煙の中から飛び出し、リンボの懐へ潜り込む。 その右腕がムキムキのマッチョに変形し、強烈なアッパーカットがリンボの顎をカチ上げた。


    ドゴォッ!!

  • 138心配症の周師匠26/01/03(土) 22:28:45

    「がはッ!?」

    「銀髪の敵(かたき)だァァ!! ついでにこれもくらえェ!!」

    ゲベが背中から、なぜか74式戦車を取り出し、ゼロ距離で主砲を発射した。


    ズドォォォォン!!

    「ギャアアアアッ!? 理屈が! 理屈が通じぬゥゥゥ!?」


    リンボが吹き飛ばされ、無様に地面を転がる。 精神攻撃? 知ったことか。 このハチャメチャな猫(けだもの)に、陰陽師の小賢しい理屈など通用しない!

    「(……ありがとね。助かったわ)」


    霊夢の目から涙がこぼれる。 あの無茶苦茶な戦い方。間違いなく、あの銀髪の男の相棒だ。

  • 139二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:31:10

    リンボ ぶ⋯無様⋯

  • 140心配症の周師匠26/01/03(土) 22:31:48

    「道は開いた……!」


    ゼーレが鎌を振り、リンボの周囲に残っていた最後の式神を刈り取る。

    「さあ、行って! アーミヤ、霊夢!」


    女王モルガンですら、玉座から立ち上がり、その光景に静かに頷いた。 「……見事だ。有象無象ども」


    すべての障害は排除された。 錬金術師が理を書き換え、暴君たちが肉体を削り、最強の猫が理屈を破壊した。

    今、霊夢とアーミヤの前には、無防備な「悪」だけが残されている。


    ◯18ターン目 リザルト

    生存者

    博麗霊夢 (仲間たちが作った道を進む。必殺の準備完了)/アーミヤ (仲間たちの想いを背負い、最後の一撃へ)/ライザリン・シュタウト (『アポカリプス』で呪いの泥を中和。大金星をあげる)/ゲベ (ビーム、アッパー、戦車攻撃のコンボでリンボを圧倒。理屈抜きの強さを見せる)/伏黒甚爾 (「ゲームを終わらせる」という合理的判断でリンボの守りを砕く)/獅童真希 (刀使としての技量で甚爾に食らいつき、リンボを斬る)/カイドウ (陰湿な術への苛立ちから熱息を放ち、リンボに大ダメージ)/ゼーレ (露払いを担当)/女王モルガン (彼らの奮闘を認め、あえて手を出さず見届ける構え)/キャスター・リンボ (全員の連携攻撃とゲベの理不尽な猛攻を受け満身創痍)/インデックス (システムダウン寸前)/PIEN (安全地帯で震えている)


    死亡者(脱落者)

    (15ターン目までと同じ8名)

  • 141二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:35:45

    ムフフまってたのん

  • 142二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:41:45

    効いてる、効いてるぞ!

  • 143二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:45:38

    霊夢たち…凄え
    めっちゃ感動的だし

  • 144心配症の周師匠26/01/03(土) 22:48:02

    19ターン目:夢想封印、そして魔王の剣

    【キイチの森・中央広場:地獄界曼荼羅・崩壊】

    「ンンン……ンンンンンッ!!」


    蘆屋道満(リンボ)が、血を吐きながら立ち上がる。 ゲベの理不尽な戦車砲撃、カイドウの熱息、甚爾と真希の連撃。その全てが彼の霊基を削り取っていた。 だが、それ以上に彼のプライドはズタズタだった。

    「馬鹿な……馬鹿な馬鹿な馬鹿なァ!! この大陰陽師・蘆屋道満が! このような有象無象に! ネズミ共にィ!!」

    彼は狂乱し、周囲の空間を掻きむしる。 制御を失った「悪霊左府」が暴走し、森全体を飲み込む自爆特攻の形相を見せ始めた。

    「道連れにございます!! 拙僧が消えるなら、この特異点ごと消し飛んでいただきましょう!! ンンン、これぞ最高の悪夢!!」


    リンボが印を結び、高らかに詠唱を始める。

    「これぞ太陽。これぞ黒き太陽……! 溢れよ、イド。砕けよ、エゴ……!」 「さあ、朝顔のように開きましょう!! 『狂瀾怒濤・悪霊左府(きょうらんどとう・あくりょうさふ)』――臨界突破ッ!!」


    黒い太陽が膨張し、世界を焼き尽くす熱量が解き放たれようとした、その時。

  • 145心配症の周師匠26/01/03(土) 22:50:18

    「……五月蝿い」


    氷点下の声が響いた。 女王モルガンだ。 彼女は玉座から一歩踏み出し、冷徹な視線をリンボへ向けた。

    「貴様の術式は、美しくない。……騒音だ」


    モルガンが指先を振るう。 ただそれだけで、臨界寸前まで膨張していた黒い太陽が、青白い氷に覆われ、時が止まったかのように凍結した。

    「な、ンだと……!? 拙僧の呪いを……止めた!?」

    「私の国(妖精國)に比べれば、貴様の地獄など児戯に等しい。……不愉快だ、消えろ」


    格が違う。 異聞帯の支配者としての「王権」が、一介の陰陽師の暴走を許さない。

  • 146二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:51:19

    おおっモルガンが動いた
    霊夢たちの頑張りに心を動かしたんやッ

  • 147心配症の周師匠26/01/03(土) 22:55:13

    「グヌゥッ……! なれば! なれば、そこの泥を!!」


    リンボは凍結された太陽を捨て、PIENの背後から溢れ出ている「黒い泥」に目をつけた。 あれは高濃度の魔力源。あれを取り込めば、再起できる。


    「いただきましょう! その穢れ、その絶望を!!」


    リンボが泥へ手を伸ばす。 その瞬間。 PIENの背後から、泥が鎌首をもたげ、巨大な女の幻影――ティアマトの瞳が開いた。

    ギロリ。


    「ヒッ……!?」


    リンボの動きが止まる。 彼は「ビースト(人類悪)」になろうとした模倣者。 対して、目の前にいるのは「本物」の人類悪。捕食者と被食者の本能的な恐怖が、彼の魂を直撃した。


    「(……おまえ……)」


    PIENの口を借りず、脳内に直接響くティアマトの意思。

    「(……『あい』……ない……。ただの……あくい……)」


    ティアマトにとって、愛のない悪意など、栄養にもならない不純物。


    「(……おいしく……ない……。ペッ)」


    泥がリンボの手を弾き飛ばした。 拒絶。 ビーストとしての「格付け」は完了した。お前は餌にすらならない、と。

    「ア……アア……ッ!?」


    リンボが後ずさる。 その拒絶は、彼が最も忘れたかった、宿敵の言葉を鮮明に蘇らせた。

  • 148心配症の周師匠26/01/03(土) 22:57:59

    (――人類愛なき羅刹に獣の資格なし)


    かつて平安の都で、安倍晴明に突きつけられた決定的な否定。


    「晴明……晴明ェェェ!!」


    リンボは頭を抱え、身体をのけぞらせる。 だが、彼は絶望しなかった。否、絶望すらも燃料として燃え上がった。


    「ンンンンンンンンンンンンンンン! ン、ンン、ンンンンンンンン~~~~~~! まさに! 正論!」


    彼は狂ったように哄笑し、両手を広げた。


    「左様! 愛などない! 拙僧にあるのは悪意のみ! ゆえに獣になれぬと言うならば、結構!! ならば拙僧は、このまま愛なき羅刹として、貴様ら全てを喰らい尽くすのみ!!」


    開き直った悪意が、再び膨れ上がる。 だが、その虚勢を見下ろすように、アーミヤが歩み出た。 彼女の背後には、青黒い魔王の影が揺らめいている。

  • 149二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:58:15

    リンボぶ…無様

  • 150二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 22:59:40

    そこそこにヘイト稼いで気持ち良くやられてくれる悪役ほど気持ちのええもんはないで

  • 151心配症の周師匠26/01/03(土) 23:00:10

    「……それが、貴方の限界です」


    アーミヤの声は静かだった。 だが、その言葉一つ一つが、重い剣のようにリンボへ突き刺さる。


    「愛なき羅刹……。自分自身の空っぽさを認めてなお、他者を傷つけることでしか満たされない」


    「ンンッ!? 何だとォ!?」


    「私たちは……痛みを知っています。失う悲しみも、届かない悔しさも」


    アーミヤの脳裏に、銀時や峯、散っていった多くの参加者たちの顔が浮かぶ。


    「貴方が安全な場所から見下ろして作る『地獄』より……私たちが泥にまみれて歩んできた『現実』の方が、よほど重い!!」

  • 152心配症の周師匠26/01/03(土) 23:02:47

    アーミヤが一喝する。

    「空っぽの悪意で、私たちの心を折れると思わないでください!!」


    完全論破。 リンボの狂気じみた「正論」の肯定すらも、アーミヤの背負う「現実」の前では軽すぎた。 彼は悟った。目の前の少女は、自分よりも遥かに多くの「死」と「絶望」を抱え込み、それでもなお王として立っているのだと。

    「……終わりよ、道満」


    博麗霊夢が、アーミヤの隣に並ぶ。 その手には、幻想郷の全霊力を込めた御札。


    「アンタの長い長い悪ふざけ、ここで幕引きにしてあげる」


    「ま、待て……! 待ってくだされ! 話し合えば――」


    リンボが情けなく命乞いをする。 だが、二人の英雄は止まらない。

    「夢想封印(むそうふういん)ッ!!」


    霊夢が解き放つ、万色に輝く退魔の光。

    「絶影(ぜつえい)ッ!!」


    アーミヤが振り下ろす、空間ごと断ち切る魔王の黒き斬撃。


    二つの必殺技が交差し、螺旋を描いてリンボを捉える。

    「ア、アアアアアアアアアアアアアッ!!!!」


    ズドォォォォォォォォォン!!!!

  • 153二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:03:30

    見事やな…

  • 154心配症の周師匠26/01/03(土) 23:04:39

    光と闇の奔流が、蘆屋道満の肉体を、霊基を、そしてその歪んだ存在そのものを飲み込む。 平安の大陰陽師は、自身の悪意ごと塵となって消滅した。


    同時に、キイチの森を覆っていた黒い空が割れ、光が差し込んでくる。 しかし、それは朝陽ではない。


    『警告。システム管理者、消滅』 『警告。フィールド維持魔力、崩壊』 『世界崩壊(ワールド・エンド)を開始します』

    インデックスの身体から力が抜け、彼女はゆっくりと地上へ落下し始めた。

    「インデックス!!」


    ゼーレが駆け出し、その体を受け止める。 だが、周囲の景色はノイズのように乱れ、地面が崩れ落ちていく。


    ゲームは終わった。 だが、この世界そのものが今、終わろうとしている。

  • 155心配症の周師匠26/01/03(土) 23:09:29

    ◯19ターン目 リザルト

    生存者
    博麗霊夢 (夢想封印でリンボにトドメを刺す)/アーミヤ (魔王としての言葉でリンボを論破し、絶影で葬る)/インデックス (リンボ消滅により解放される。ゼーレの声で意識を取り戻す)/女王モルガン (リンボの宝具を「美しくない」と一蹴)/PIEN/ティアマト (リンボを「愛がない」と拒絶)/カイドウ (崩壊する世界を見て「酒がねェな」とぼやく)/伏黒甚爾 (崩壊のどさくさに紛れ、何かを探して動いている)/獅童真希 (戦いの終わりと世界の崩壊を悟り、刀を納める)/ライザリン・シュタウト (安堵と、迫りくる崩壊への不安)/ゼーレ (インデックスを確保し、再会を喜ぶ)/ゲベ(戦車の上で勝ち誇っている)

    死亡者(脱落者)
    ゴードン・クランシー (2ターン目死亡)/滝澤政道 (6ターン目死亡)/夜の獣、グラディウス (8ターン目死亡)/ウィル・A・ツェペリ (8ターン目死亡)/シュラ・サーペンタイン (10ターン目死亡)/レジィ・スター (10ターン目死亡)/トダー (12ターン目死亡)/峯義孝 (12ターン目死亡)/坂田銀時 (15ターン目死亡)/キャスター・リンボ (死亡。晴明の言葉を認め悪あがきするも、アーミヤに論破され、Wヒロインの合体攻撃で完全消滅)

  • 156二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:14:45

    お見事っラスボス撃破だぁっ

  • 157心配症の周師匠26/01/03(土) 23:17:06

    最終話(エピローグ):虚数からの帰還

    【崩壊する世界:キイチの森・跡地】


    システム管理者であるキャスター・リンボが消滅したことで、この「虚数空間」を維持する魔力は失われた。 空はガラスのように砕け散り、大地はノイズとなってデータの大海へと還元されていく。


    その白い虚無の中へ、ふわりと落ちてくる少女がいた。 インデックスだ。


    「インデックス!!」


    ゼーレが瓦礫を蹴って駆け出し、その小柄な体を受け止める。 システムとしての幾何学の光は消え、いつもの幼い少女に戻った彼女が、ゼーレの腕の中で微かに瞼を震わせる。


    「……う、ん……?」


    「インデックス! 分かる!? ワタシよ、ゼーレよ!」


    ゼーレが必死に呼びかける。 その声が、深く沈んでいた少女の意識を水面へと引き上げる。 彼女はゆっくりと目を開け、翡翠色の瞳でゼーレを映した。


    「……ゼーレ……? なんだか、すごーくお腹……すいた……かも……」


    「……っ! バカ! 心配させないでよ……!」


    ゼーレが涙ぐみながら、強くインデックスを抱きしめる。 その温もりが、ここにある確かな「生」の証。 だが、再会の喜びも束の間。周囲の景色は完全に崩壊し、足場さえも消えようとしていた。

  • 158二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:18:04

    良かったのお生きてて
    ですねえ

  • 159心配症の周師匠26/01/03(土) 23:18:18

    「これ、どうなっちゃうの……!?」


    ライザリン・シュタウトが杖を握りしめる。 脱出手段はない。このまま空間ごと消滅するのか。 全員に不安がよぎった、その時。

    『詠唱中断(スペル・インターセプト)。強制詠唱(スペル・エンチャント)』

  • 160心配症の周師匠26/01/03(土) 23:19:37

    インデックスの口が、無意識に動いた。 彼女の意思ではない。 けれど、彼女の中に眠る「10万3000冊の魔道書」の防衛本能と、彼女自身の「誰も死なせたくない」という純粋な祈りが、崩壊する世界の膨大な魔力と化学反応を起こしたのだ。


    『対象:全参加者。術式:因果修復(ロールバック)・および魂の再定義(リザレクション)』


    「え……?」


    アーミヤが空を見上げる。 降り注いでいるのは、破壊の瓦礫ではない。 優しく、温かい、桜色の光の粒子。


    それは、ただの回復魔法ではない。 この理不尽なゲームで失われた命、傷ついた魂を、「あるべき場所」へ還すための奇跡の光。


    (ネタバレになっちゃうけど修復の対象にリンボは含まれないらしいよ)

  • 161二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:21:17

    修復の対象にリンボは含まれないらしいよ

    当たり前のこと抜かすな!

  • 162心配症の周師匠26/01/03(土) 23:22:39

    「ウォロロロ……! 勝手に終わらせやがって。だがまあ、酔いは醒めちまったな」


    カイドウが金棒を担ぎ、鼻を鳴らす。 その体は光に包まれ、元の「鬼ヶ島」へと還ろうとしていた。


    「……ま、タダ働きってのも癪だ」


    伏黒甚爾は、崩壊する瓦礫の中に落ちていたリンボの呪具(高級そうな扇子)を、素知らぬ顔で懐に入れた。

    「これで船券(チケット)代くらいにはなるか」 彼はニヤリと笑い、光の中へ消えていく。


    「(……ぴえん……よかったね……。おうち……かえろう……)」


    PIENの脳内に、ティアマトの甘く、けれど満足げな声が響く。 彼はガクガクと震えながらも、解放感に涙を流していた。


    「……束の間の、騒がしい夢だったな」


    女王モルガンは、消えゆく景色を一瞥し、静かに目を閉じる。 彼女にとってこの戦いは不愉快なものだったが、最後に見た「輝き」は、決して悪くはなかった。


    そして。

  • 163心配症の周師匠26/01/03(土) 23:24:51

    「……終わりましたね」

    アーミヤが剣を納め、隣の巫女へ視線を向ける。

    「ええ。まったく、とんだ貧乏くじだったわ」

    博麗霊夢が肩をすくめる。 けれど、その表情は晴れやかだった。 足元では、ゲベが「ミッションコンプリート」と言わんばかりに、戦車の上でふんぞり返っている。


    「霊夢さん。……貴方と戦えて、よかった」


    「……ま、アンタも中々やるじゃない。魔王サマ」


    二人は視線を交わし、短く笑い合う。 言葉は多くいらない。 背中を預け合い、世界を救った絆は、元の世界に戻っても消えることはない。

  • 164二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:25:03

    何だかんだで生還してる浮気蛆虫に穏便な現在…
    まあPIENはこれからもストーカーが頭の中に巣くってるからバランスはとれてるんだけどね

  • 165心配症の周師匠26/01/03(土) 23:26:42

    光が強くなる。 その輝きの中で、ライザは見た気がした。 少し先で、スーツ姿の男(峯)と、銀髪の侍(銀時)が、手を振っているのを。 他の脱落者たちも、光の中で穏やかな顔で浮かんでいるのを。

    (……ああ、みんな……)


    ゲームオーバーはない。 これは、全員にとってのハッピーエンド(帰還)。


    視界が真っ白に染まる。 意識が溶けていく。 次に目覚める時は、それぞれのベッドの上だろう。 あるいは、いつもの日常の喧騒の中だろう。


    けれど、彼らは覚えているはずだ。 次元を超えて交差した、熱く、激しく、そして少しだけ優しい、この戦いのことを。

  • 166心配症の周師匠26/01/03(土) 23:27:45

    『虚数遊戯:地獄界曼荼羅』

    ―― Fin ――

    各参加者のエピローグ作ってくるから待っててなあっ
    よこせ 感想よこせ

  • 167二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:29:06

    オツカレーッ
    ムフフ…凄く面白かったノン…

  • 168二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:30:41

    オツカレーッ カイドウが生存するとは思わなかったのは俺なんだよね 伏黒パパあたりと本気でやりあって死ぬと思ってたんだ

  • 169二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:32:13

    オツカレーッ
    体よく皆でボコれる奴がいると話が纏まりますね本気でね…
    覚醒展開も合体技展開も激アツだったし…勃起完全やはり王道展開は勝てるか

  • 170二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:33:32

    オツカレーッ アーミヤがメイン級の活躍もできてハッピーハッピーやんケ

  • 171心配症の周師匠26/01/03(土) 23:35:25

    >>167 >>169 >>170

    感謝します(ガシッ)

    アーミヤ展開は急に入れたから依怙贔屓にならないか心配だったんだよね 楽しんでもらえて良かったのん…


    >>168

    ワシとしてもな…以外だったんだよ

    ただ原作ではボスとしてやられるポジションらしいしたまにはこういうのもええやろ

  • 172二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:35:41

    銀さんやツェッペリのおっさんがかっこよく感じた…パヴェルと申します
    モルガンやリンボも違う意味で魅力的だったからバランスは取れてるけどね

  • 173二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:37:26

    まともにかっこいいキャラが多いからこそ……
    ずっとイラつくキモいやつだったPIENはなんだったんやろなぁ……

  • 174二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:38:25

    オツカレーっ最終的にインデックスも操られてただけで黒幕とかではなかったのは良かったですね…マジでね
    良かったら強さランキングを教えてくれよ

  • 175心配症の周師匠26/01/03(土) 23:38:47

    エピローグでは他のキャラも出るけど画像は補強しきれないのとエミュブレブレだったらごめんなあっ


    【幻想郷:博麗神社】

    博麗霊夢は、縁側でハッと目を覚ました。 手には箒、膝元には温かいお茶。いつもの平和な昼下がりだ。

    「……ふあぁ。なんだか、凄く騒がしい夢を見てた気がするわ」


    彼女は伸びをして、空を見上げる。 夢の内容は朧げだ。けれど、生意気なウサギの王様(アーミヤ)や、マッチョな猫(ゲベ)、銀髪の侍(銀時)のことは妙に鮮明に覚えている。


    そして、もう一人。

    「……あの、シルクハットの変な男」


    奇妙な呼吸法を使い、紳士として振る舞っていたヒゲの男、ウィル・A・ツェペリ。 『勇気とは怖さを知ることッ!』 死に際に見せた彼の晴れやかな笑顔が、霊夢の脳裏に焼き付いていた。


    「……ふん。妖怪退治の専門家に説教なんて、100年早いのよ」


    彼女は口元を緩め、茶を啜る。 「でもま、人間にしては……悪くない生き様だったわね」

    彼女は賽銭箱を覗き込む(当然、空っぽだ)。 「次は、賽銭を入れてくれる連中と会いたいもんね」 そうぼやきながらも、彼女の顔には少しだけ優しい笑みが浮かんでいた。

  • 176心配症の周師匠26/01/03(土) 23:40:21

    >>172

    俺と同じ意見だな…


    >>173

    なんなんやろうなぁ…


    >>174

    ムフフ…エピローグ終わったら聞くから待っててほしいのん


    他にも質問とかあったら聞いてくれ ワシめっちゃGeminiに聞くし

    後でおまけスレ立てるのん

  • 177二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:41:33

    >>173

    これでも頭の中でストーカー女が話しかけてくるから正気を保つのも大変なんやで

    もうちっとリスペクトするか代わりにストーカー女を預かってくれや

  • 178心配症の周師匠26/01/03(土) 23:42:20

    【ロドス・アイランド:ドクターの執務室】

    アーミヤは、書類の山に突っ伏していた顔を上げた。

    「……アーミヤ? 大丈夫かい? うなされていたようだけど」


    ドクターの声。 アーミヤは自分の手を握りしめる。あの指輪の熱さ、そして背負った「魔王」としての記憶と、共に戦った巫女の頼もしい背中の感触。

    「……いいえ、ドクター。大丈夫です」

    彼女は凛とした表情で立ち上がる。 「ただ……少しだけ、勇気をもらってきたんです。違う世界の、強い人たちから」 彼女は窓の外を見る。その瞳には、以前よりも強固な意志が宿っていた。

  • 179二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:43:38

    >>177

    己の悪因悪果を呪え

  • 180二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:44:12

    このレスは削除されています

  • 181心配症の周師匠26/01/03(土) 23:45:28

    他のキャラは過去スレ検索して引っ張ってこればいいやんとなった…周師匠だ


    【学園都市:とある学生寮】

    「とーうまー! お腹すいたんだよー! ご飯ー!」


    インデックスが上条当麻の頭に噛み付く。 いつもの日常。だが、彼女はふと噛み付くのをやめ、自分の白い修道服を撫でた。

    「? どうした、インデックス」

    「ううん……。なんだかね、夢の中で『鎌を持った女の子』に、すごく心配された気がするんだよ」

    彼女はニヒヒと笑う。 「だから今日は、私が当麻を心配してあげるんだよ! ……あ、でもご飯は別腹かも」

  • 182心配症の周師匠26/01/03(土) 23:46:45

    【崩壊:スターレイルの世界(ヤリーロ-VI)】

    ゼーレは、下層部のベンチで目を覚ました。 隣にはブローニャがいる。

    「……ゼーレ? 急に寝てしまったと思ったら……泣いていますか?」

    「え……?」 ゼーレが頬に触れると、確かに濡れている。 けれど、それは悲しみの涙ではなかった。

    「……ううん、違うの。なんか、大事な友達と……『またね』って言えた気がして」 彼女は空を見上げる。白くて食いしん坊なシスターの温もりは、まだ腕に残っていた。

  • 183心配症の周師匠26/01/03(土) 23:47:56

    【クーケン島:ライザの部屋】

    「……はッ!?」

    ライザリン・シュタウトがガバッと起き上がる。 目の前には錬金釜。作りかけの薬。 「夢……? でも……」


    彼女は机の上に、見たことのない数式が走り書きされているのを見つける。 それはあの世界で、呪いを打ち破るために必死に編み出した「アポカリプス」の組成式。

    「……夢じゃない。峯さん、私……頑張ったよ」


    彼女は涙を拭い、そのメモを大切に手帳に挟んだ。 「ありがとう。このレシピは、私の宝物にするから」

  • 184二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:48:04

    おおっロワにいなかったキャラ達も出してくれるとは豪華を超えた豪華

  • 185心配症の周師匠26/01/03(土) 23:49:33

    【神室町:東城会本部(あるいは病院のベッド)】

    峯義孝は、ゆっくりと目を開けた。 全身の痛みは引いている。窓の外には、見慣れた神室町の空。 ビルの屋上から落ちたはずの自分が、なぜここにいるのか。それは分からない。

    「……ふっ」

    彼は自身の掌を見る。 そこには、泥だらけになりながら自分を呼んでくれた、錬金術師の少女の感触が残っている気がした。


    「……もう少しだけ、生きてみますか。大吾さん」


    彼は静かに呟く。 その顔からは、かつての憑き物が落ちたような、穏やかな光が差していた。

  • 186心配症の周師匠26/01/03(土) 23:53:47

    【万事屋銀ちゃん】

    「……いっててててて」

    坂田銀時がソファから転げ落ちる。

    「おい銀ちゃん! 昼間っからダラダラしてんじゃないネ!」 「新八ー! 酢昆布買ってこいヨ!」


    神楽と新八の喧騒。 銀時は頭をボリボリとかきながら、あくびをする。

    「……へいへい。ったく、変な夢見たわ。猫が戦車乗ってたり、変態陰陽師が出てきたりよォ」


    彼は懐を探り、いちご牛乳を取り出す。 「ま、最期にゃァ悪くねェ連中と一服できたし……良しとするか」 彼はニヤリと笑い、いつもの気怠げな日常へと戻っていく。

  • 187二次元好きの匿名さん26/01/03(土) 23:57:05

    このレスは削除されています

  • 188心配症の周師匠26/01/03(土) 23:58:45

    【呪術廻戦の世界】

    伏黒甚爾は、競馬場の観客席で目を覚ました。 「……チッ、夢オチかよ」


    彼は不機嫌そうに立ち上がるが、ふとポケットに違和感を感じる。 取り出したのは、あの世界で崩壊寸前にくすねた「蘆屋道満の扇子」。 明らかに特級呪物クラスの呪いを帯びている。

    「……ハッ。夢じゃねえのか」

    彼は獰猛に笑う。 「孔時雨(ブローカー)に売りつけるか。結構な値がつきそうだ」 最強のヒモは、異世界でもタダでは転ばなかった。


    そろそろおまけスレを立てます

  • 189心配症の周師匠26/01/04(日) 00:01:20

オススメ

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