女子高生が初の司法試験合格 予備ルートの慶応女子高3年「企業法務の弁護士になりたい」

慶応女子高の正門=東京・三田(渡辺浩撮影)
慶応女子高の正門=東京・三田(渡辺浩撮影)

慶応女子高(東京都港区)の3年生(18)が今年の司法試験に合格したことが分かった。現役高校生では過去に灘高(神戸市東灘区)3年と筑波大付属駒場高(東京都世田谷区)2年のいずれも男子生徒が合格したことがあるが、女子は初めて。

司法試験を受験するには、法科大学院を修了するルートのほか、予備試験に合格するルートがあり、高校生でも受験できる。今年の合格者1581人のうち予備試験ルートは428人だった。

高校在学中の合格者は1人で、文部科学省が公表した今年の司法試験結果に関する資料で慶応女子高と明らかにされた。慶応義塾広報室も該当する生徒の存在を認めた。

同校生徒が制作するホームページに10月に掲載された記事によると、合格した生徒は、書店で買った憲法の入門書に夢中になり、1年生の大型連休明けに司法試験の予備校に入って、2年生だった今年2月に予備試験に合格した。

将来の希望について「まだ明確に決まっているわけではないですが、企業法務の弁護士になりたいです。私の予備試験の選択科目が経済法(独占禁止法)で、企業間といった大きな規模でも法律問題があり、それを解決するのは面白いと思ったからです」というコメントが紹介されている。

このほか、文科省の資料によると、最終学歴が高校卒の合格者の出身校は、青森県立青森北高(青森市)、幸福の科学関西高(大津市)、福井県立若狭高(小浜市)がそれぞれ1人だった。

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