AKIRAとかナウシカとか北斗の拳とか、八十年代には極大化した文明が「何か」に吹っ飛ばされて一からやり直しって話が流行ったんだよね。バブル景気に踊らされてみんな疲れててね、でも抜け出せなくて「こんな世の中バーンとぶっ壊れねぇかな」とみんな思ってた訳です。
でも現実は非情で、バーンとはぶっ壊れてくれなくて、ずるずるボロボロになっていく訳ですね。スカッとやり直しにはならない。核戦争でみんなお終いやり直しにはならない。
で、今の人たちは「みんなで」ではなく個人個人の転生を望み出す訳ですよ。それも八十年代はぶっ壊れてやり直しなんだけど、転生先はユートピアな訳ですね。チート付きの。
未来への展望の差なのかな。景気がいい国なら今でも八十年代の「ぶっ壊す」が流行るかもね。